4日目

 最終日の朝になりました。帰りの便が午後5時出発なのでゆっくりと昼食を取れることができ、かねてより行きたかった杭州料理の「天香楼テンシャンロウ」に行くこととなりました。リッツ、ランディスホテルの地階にある高級店ですが、行き届いたサービスに一同大満足でした。できればもう少し従業員が英語が話せればよかったのですが。

 写真左の右側は「薄片火腿ホーペンフォートェ」はイタリアあたりの生ハムと似た味でこれを紙のように薄く切り、乾豆腐と大根の葉のような物を炒めた物の上に飾ってあります。かなり塩分が強いのでこのように超薄切りにするのでしょう。写真左の左側は「酔鶏スイチー」です。スッチーじゃありません(管理人注:すいません親父ギャグですm(__)m)。上海料理を代表する前菜ですが、杭州料理も上海料理の一部なのでこの料理が出るのでしょう。さすがに洗練された上品な味に仕上がっており、今まで食べた酔鶏ではピカイチの美味しさでした。

酔鶏ってこんなに美味しかったっけ? 店も味も品がいい


 小さなツボに入っているのがおなじみの「東坡肉」です。この店では一人前のごく少量から注文できるのでカップルにもお勧めです。さすがにここの東坡肉は写真でみても脂がぜんぜん浮いて無く、香辛料も控えめで、まるで和食のような感じさえしました。

 この他にも烏竜茶と小海老を炒めた 「龍井蝦仁ロンジンシャージェン」も脂のきれが抜群で美味しくいただけました。小海老の炒め加減でコックさんの腕の善し悪しが分かるというものです。

 この旅行を締めくくるのにふさわしく最後に取った物が「神仙雲呑鴨シンセンフントンヤー」です。鴨一羽を土鍋でじっくり煮て雲呑と魚のすり身をいれたスープです。和食のお澄ましのようなスープには鴨の脂もほとんど浮いてなくその淡泊な味わいに、一同大満足いたしました。ナイフとフォークが付いてきたので鴨の肉をほじくり返そうとすると、英語ができるマネージャーが飛んできて、旨味はスープの中に全部出ているので美味しくないとのこと、それでも食べたければどうぞとの有り難いお言葉にナイフとフォークをテーブルに置きました。(約2万円でした。)

ひどい写真で申し訳ない。味はいいです。 美味!薄味でこくがあって感心する味


 今考えると初日に食べたあの鼻血が出そうなほど辛かった麻辣火鍋とこの淡泊この上なく上品で優雅なスープの神仙雲呑鴨、共に台北で食べた両極端なスープでしたが、まさに台北の地獄と天国を同時に味わう事ができました。スリルとサスペンスに満ちあふれ、最後にハッピーエンドで終わる楽しい映画を鑑賞した気分に似た、内容の濃いグルメツアーでした。

最後に今回台北で食べてきたらーめんに似た汁そばを一気に紹介します。

越式はだいぶ食べちゃってますね(^^; 担仔麺。このままの味じゃ日本じゃちょっと・・・。


 最初はデパート地下の飲食街にある店で食べたベトナム式のヌードルです。今回の旅行では一番美味しく食べられました。熱い国ではやはりエスニック系の食べ物は似合うのですね。ライムを搾って、香草も浮いてサッパリした味わいは、そうめんのような麺とともに良い組み合わせでした。

 その横で売っていたのが台南担仔麺タイナンターミーメンです。ビーフンの上に肉のそぼろがかかっています。肉団子に見えるのは魚丸ヒーワンといって魚のすり身団子です。これが以外と歯触りがよくて美味しいんです。日本の団子系は増量剤として粉を多く入れすぎるので柔らかい物が多いですが、こちらの物はコリコリしていて期待を裏切りません。

ディンタイフォンは確かに薄味。でも美味い。 屋台はどれも屋台の味。説明不能(^^;。


 これはディンタイフォンで食べた鶏のスープそばです。一目瞭然ですがこれだけ鶏が入っているのですから不味いはずはありません。しかし日本人には少しだけ塩分が少なく感じられることと思います。台湾の麺全体を通して薄味なのが印象に残りました。また麺類のスープは塩味が日本人には向いているようです。醤油自体が日本のように塩辛く無く風味も乏しいのでパンチに欠けるのが原因だと思うのですが。

 これも鶏ともやしと揚げネギが入ったスープそばです。屋台でおばちゃんが造ってくれました。サッパリした塩味に揚げネギのアクセントが可愛らしく感じられました。

日本のラーメンとは文脈が違う


 これは台北の屋台ではポピュラーな麺ですが、名前は忘れました。大きな鍋にあらかじめドロドロの状態で煮詰まっていてそれをお玉ですくい取ると器の縁とお玉の縁をこすり合わせるようにすると汁がこぼれないで旨く麺を器に入れることができます。たいして美味しいとは思えないのですが、とにかく何処にでもある屋台なんです。

 いずれも日本のらーめんと違いこれ一杯ではとても満腹になる量ではなく軽食の一部なのでしょう。黒兵衛のらーめんを食べたら台湾の人はその量の多さにビックリすることでしょう。この他にも何杯も制覇してきたのですが写真にする価値のない物ばかりなのでお許しください。

 それにしても3泊4日でよくこんなに食べられた物だと感心します。鉄の胃袋とアルコールに負けない肝臓と何事にもめげない精神を持ち合わせたこのHPをご覧の方々は次回も「台北グルメツアー」企画いたしますのでふるってご参加ください。

 良くココまで読破して下さいました。お約束通り「台北のミニグルメ」チョビットですが買って参りましたので読者の皆様にプレゼントいたします。

 ご希望の品を明記の上、このHP上の「店主へのメール」からの返信に限り受け付いたします。希望者の多い商品は抽選となりますのでご容赦ください。

商品NO1.松品皮蛋 ピータン 商品NO2.五中行のカラスミ
商品NO3.寧記麻辣牛肉乾 商品NO4.ペーパーナイフ


商品NO1.松品皮蛋 ピータン
 この黄身の柔らかさにご注目ください、そして白身の部分には最上級のピータンにしか現れないアミノ酸の白い華が咲いている一品です。外はコンソメゼリー状、中は言われもなく芳醇でとろけている、一人一個で合計4名様に・・・持ってけドロボー!
 食べ方・・まずおがくずが付いた泥を落とし、殻を丁寧にむいて写真のように良く切れる包丁で6等分にしてたべる。中華風にするなら寿司のガリか新生姜の甘酢付けを添える。ネギと生姜の千切りを添えて醤油を少しつけて食べても良い。賞味期限が89年となっていますがこれは台湾の年号なのでご心配なく。

商品NO2.伍中行のカラスミ
 伍中行のカラスミは普通のお土産物屋で売っている物とは品物が違います。日本のカラスミは良く乾燥させた硬い物を珍重しますが、台湾では逆で指で押すとへこむほど柔らかいのがココの品物が一級品であることを証明しています。とてもデューティーフリーなどでは手に入れることができない一品です。お一人様に差し上げます。
 食べ方・・薄皮をむいて軽く火であぶって暖めたものを2ミリ程度の薄切りにします。これを同じ大きさに切った大根の薄切りでサンドイッチにして召し上がります。ニンニクが好きな人は薄切りのニンニクを中に一枚入れるとより台湾風の食べ方に近くなります。

商品NO3.寧記麻辣牛肉乾(XO級 SUPER HOT BEEF JERKEY)
 はっきり言ってこれはバカ辛です。自分で食べずに友達をひっかけるのに使いましょう。一口で口中がガツーンときて耳が痛くなります。カプサイシン効果で痩せたい人にもお薦めします。5名様に差し上げます。誰か持っていって下さい。

商品NO4.ペーパーナイフ
国立故宮博物院で買って来ました、鳳凰の形を模したペーパーナイフです。貴方の書斎に置いて下さい。お一人様に。

 さてご希望の商品がございましたら早速店主までメールを下さい。
 また当選者は掲示板で発表いたします。ハンドル名での公表をご希望の方はその旨メールにご記入ください。商品の受け渡しは黒兵衛で行います。
 郵送をご希望の方はメールにご記入ください。郵送費はご負担願います。

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