(社)日本品質管理学会

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 2003年1月改訂(新プログラムを追加)

テクノメトリック研究会では,品質管理に役立つ統計手法について,幅広く研究を行っています.取り上げた手法の中の一つが「グラフィカルモデリング」であり,この手法は因果関係を分析する比較的最近開発された多変量解析手法の一つです.この方法の適用には,種々の繰り返し計算が必要になることから,コンピュータプログラムの使用が不可欠になります.

今回,研究会メンバーの1人 芳賀敏郎氏(元東京理科大学)が,自身が約20年前開発をはじめた対話型データ解析システムをベースとして,グラフィカルモデリングのためのプログラムを開発しました.そして,開発したプログログラム用いて,研究会メンバーが様々な事例にグラフィカルモデリングを適用したところ,この手法が大変有益であることが分かりました.また,このプログラムはグラフィカルモデリングに関する研究を進める上で,大きな支えとなりました.そこで,これを機会にホームページ上でプログラムのダウンロードサービスを提供することにしました.さらに,研究会メンバーの一人廣野元久氏((株)リコー)が新たなグラフィカルモデリング用プログラムを開発しました.これを2003年よりアップロードしました.

以上の経緯からわかるように,かなりの事例について解析を行い吟味しており,計算結果については正しいと確信しています.使いやすさについては,今回バージョンアップしたものはユーザーフレンドリーになっています.このようなことから,ここで提供するプログラムには,グラフィカルモデリングを実際に行い面白さを体験するには十分であると信じています.

 

 グラフィカルモデリング用プログラムダウンロード

ダウンロードの前にお読みください.

 

1.本プログラム,データファイルについて,営利目的に使用しない限り配布は自由

プログラムの著作権は,開発者が有します.したがって,MS-DOS版は芳賀敏郎,G-GM&L-GMは廣野元久が有します.営利目的に使用しない限り,本プログラム,データファイルをコピーし,他の方に配布してもかまいません. 

2.オリジナル版の操作法は「グラフィカルモデリングの実際」をお読みください.

操作法に関しては「グラフィカルモデリングの実際」をお読みいただければ,操作法について十分理解していただけると思います.もし,プログラムの使い方等の質問をいただいたとしても,基本的にはお答えできません.それは,このプログラムは商品として開発しているのではなく,グラフィカルモデリングの普及のために開発したものであり,プログラムに関連する詳細なサポートを行う労力が無いからです. 一方,新プログラムについては,操作マニュアルも含めてダウンロードができます.

機能追加等のプログラムに関する要望は,e-mailにて

gen525 にお寄せください.

その都度,返事を出す可能性は低いのですが,ある程度要望が出てきたところでバージョンアップする可能性があります.

3. 動作環境

オリジナルは,MS-Windows上のMS-DOS窓上で稼動します.これは,MS-DOS上で稼動するCDAをベースに開発されていることに起因します.Windows 95, Windows98のいずれのOSであっても動作することは確認されています.(現在,このHPでは芳賀敏郎氏オリジナルDOS版の配布を中止しています.) また新プログラムは,Windows 98, 2000, xpをインストールしたいくつかのマシンで動作が確認されています.

 

ダウンロードのページへ

 

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