居心地の良い場所を探せ!プロジェクト | |
「第2回 お店の人と一緒にUDを探ろう!」 | |
開 催 場 所 | 伊勢丹 浦和店 |
開 催 日 | 2007年8月4日(土) |
主 催 | 彩の国バリアフリー協会 |
テ ー マ | 店舗内外を店員と一緒に車椅子にのったり、アイマスクや シニア擬似体験装具を装着して、普段と違った立場・目線 で良好と感じる場所・空間・ポイントなどを探しましょう! そしてより活気がある店づくりとは? |
【スタート前の説明及び高齢擬似装具・アイマスク装着】 | |
【班に分かれて居心地の良い場所探索スタート】 | |
【検証後ワークショップ形式の懇談】 | |
【全体発表】 | |
【参考】 | |
手話応対者 *社員ネームプレート下にオレンジバッチ |
|
【報告】 | |
(敬称略) 夏休みに入ってから一番の猛暑となった8/4(土)、お店のご協力を頂き、 多くの方(行政職員・大学関係者・学生・建築士・車椅子使用者・他)が参加しての開催となりました。 内13名が伊勢丹社員と、企業側の積極的な参加姿勢を深く感じました。 そして今年の体験は昨年の目線(高齢者擬似体験・アイマスク体験・車椅子体験)に加えて ベビーカーを押すお母さんの目線、と屋上探索も視野に入れました。 参加者の感想も取り入れた報告を致します。 「居心地が良い場所を探ろう!プロジェクト」のテーマに相応しい場所の発見が随所に見られました。 それも日頃見落としがちな場所。 例えば *広く快適な通路 *エレベーターホールも含め、随所に設置している優しい休憩用椅子の設置 *親切な友人フロア *子供の利用に配慮した水飲み場のステップ *利用し易いベビー休憩所 *小さな子供から大人まで一緒に過ごせる充実した空間 *等 又、昨年探検時の気付きの点が店内の施設や設備に反映されており、伊勢丹の確かな実行力に 関心させられました。 反面、気付く事もありました。 *店内が広い為エレベーター・エスカレーター・トイレ等の案内表示がもっとあれば・・・・・ *上下階への移動が大変な為おむつ交換が出来るスペースを6階だけでは無く、他階にも・・・・ *等 又、車椅子使用者からはエレベーターに乗り込む際に「冷ややかな視線」を感じる等貴重な意見も 聞く事が出来ました。 今回の体験で参加者の多く、店内従業員の声掛け等のすばらしい応対をはじめとした企業姿勢を あらためて感じたのではないでしょうか? 最後に伊勢丹の担当者から「今回気付いた点は、出来る所から手を着けて行きます」と 嬉しい言葉を頂きました。 今回参加出来なかった方達も、自分に合った居心地の良い場所を探しに、一度訪れてみては如何でしょうか? 最後に今回の催しに携わって頂いた、伊勢丹はじめ関係者の皆様、 ご協力頂き、本当にありがとうございました。 御礼申し上げます。 以上 著 栗林 稔昌 栗林福祉建築事務所 049−235−8790 http://www1.odn.ne.jp/8343kuribayashi |