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滝畑ダムの概要

滝畑ダム上空からの写真

 滝畑ダムは一級河川大和川水系石川の上流部耕地542haを含む流域の治水対策としての洪水調節、および石川下流部の耕地400haのかんがい用水の確保、ならびに上水道水源確保のため、昭和48年(1973年)着工し、昭和57年(1982年)3月に完成した多目的ダムです。

●ダムの目的と機能

1 洪水調節

洪水イメージ

 ダム流域の日雨量確率1/50年降雨(日雨量289.1mm、時間雨量66mm)の豪雨時に総流出量の67%をダムに貯留し、下流石川沿岸の洪水いよる農業被害等を未然に防止するもので総調節容量は3,405,000m3あります。

2 かんがい計画

農地かんがいイメージ

 石川を水源とする羽曳野市、藤井寺市等石川沿岸の耕地約400haの用水を確保するもので、ダム貯水容量のうち利水分の4,613,000m3から石川に直接放流します。

3 水道用水

水道利用イメージ

 河内長野、富田林両市の上水道水源として計画給水人口288,300人のうち約10万人を対象に、最大43,750m3/日を給水します。

4 河川維持用水

 石川の河川環境を保全するため、かんがい期0.189m3/sec、非かんがい期0.115m3/secを放流します。


●ダム管理設備

1 管理、観測、操作設備

 滝畑ダム分室では、ダムの管理に欠かせない雨量、水位、流量等、数多くのデータを測定処理し表示する設備、ゲート、バルブ類の状態を監視したり、操作を行う設備、このような管理上の観測操作を日常的に記録するタイプライター設備、ダム上下流の状態を管理事務所の中で監視できるTV装置などがあり、常にダムを正常な状態に維持できるようになっています。また災害の時などに停電によって管理システムの機能がそこなわれないよう、自家発電や蓄電池設備を整えて電源を確保しています。
 ダム周辺には河川やダムの状況を的確に把握するためのテレメーター観測設備があり、ここでのデータはすべて分室にデジタル表示され記録しています。

2 流量通報

 ダム下流の石川沿いには洪水時など迅速に情報を知らせる6局の固定警報局および1台の移動局を設け、スピーカーによる放送とモーターサイレンによる警報ができる体制を取っています。これらの各局は分室から、無線装置によって制御できるようになっていて、常に正常に作動するよう点検パトロールを行います。


● 滝畑ダム諸元

ダム 河川名 大和川水系石川
位置 河内長野市滝畑地先
流域面積 22.9km2
防災面積 542ha
かんがい面積 399.5ha
地質 半花崗岩
型式 曲線重力式コンクリートダム
堤高 62.0m
堤頂長 120.5m
堤頂幅 4.0m
堤体積 約84,500m3
貯水池 湛水面積 52.3ha
湛水延長 約2.4km
満水時標高 EL269.80m
設計堆砂位 EL245.0m
ダム天端標高 EL274.0m
総貯水容量 9,340,000m3
有効貯水容量 8,018,000m3
洪水調節容量 3,405,000m3
利水容量 4,613,000m3
死水容量 1,322,000m3

● ダムの位置

ダム所在地地図
河内長野市滝畑240−2

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