スナック入門編 その1

そっとしてやりたい客

すごく酔っ払ってしまった女性(おばさんだけど)を見た。
カウンターの椅子に座れずに床にへたり込んでいる。
彼女に何があったのか知るよしもないが、「馬鹿野郎」とか何とか言っている。
こういう場合は、そっとしとくしかない。

店にパチンコ帰りの人が来る。
勝った人は威勢がよい。店のマスターやママ、女の子(?)たちにも大盤振る舞いだ。
「何でも飲んでいいよ」などと言い、周りの客にも酒をついで回る。

負けた人もいる。
カウンターの隅で一人飲んでいる彼・・・。目は虚ろ、飲んでいるのに血の気は失せている。
パチンコのため落ち込んでいるのならいいが、他のことかもしれない。
放っておくのが飲み屋の仁義。

雪隠の照明は・・・

ある店での話。
雪隠に入ったよっぱらい親父は驚いた。中にいたのはお店の子!
「失礼」と言って慌てて出たが、なぜ鍵をかけないのか?

それよりスゴイのは、ふり返った時の娘の顔。
見られて恥ずかしいということではない。
こうこうたる雪隠の照明の下、白粉に浮いた・・・皺の陰影・・・!
それから、この店には寄りつかないことにしている。
店のトイレの照明は、程々の暗さが必要だ。

よっぱらいの種類

よっぱらうと寝る人がいる。
これは「良いよっぱらい」。ただし、外で寝ると危険。

しゃべりまくる人がいる。
これは「普通のよっぱらい」。
黙りこくる人。 これは「近寄りたくないよっぱらい」。こわい。
他人の酒を飲み、タバコを奪うよっぱらい。最悪。
しかし、最近、この人を見かけない。

愚痴を言うよっぱらい。
昔はイヤだったが、気がつけば今は自分の姿になっている。

記憶喪失になるよっぱらい。これは、昔からの自分。
最近のこと、夜中に家に電話したらしい。タヌキ(注、愚妻のこと)が怒ってた。

酔った翌日、知人が訪ねてきたことがある。保証人の約束をしたらしい。
その防止法、大事なことは箸ぶくろに書く。
大抵これで失敗は避けられるが、最近は、翌日、箸ぶくろが見つからない。

よっぱらって困ることは・・・

よっぱらって困ることはたくさんある。中でも、記憶喪失がやっかいだ。
これを防ぐには、自分の酒量ををわきまえ、度を過ごさないことだ。
しかし、わかっていながらできないから始末悪い。

酔って寝ると寝言を言う、と人は言う。
しかも発音は明瞭であるという。何を言っているのか、本人が知らないだけに怖い。
でも、飲み屋の△△ちゃんは、タヌキと同じ名前だ。
したがって、寝言で言っても問題が起こらない。(と思う)

深酒して意識障害を起こしているときの注意

自転車で帰るとき、気が付くと側溝の中でうなっている自分がいる。
ご存じの方もいると思うが、○○線を跨ぐ陸橋の坂はかなりきつい。
上るときは心臓破りで、下るときは急降下だ。

何も怖いものはないよっぱらい親父でも、急降下の途中で宙を舞う。
真夜中だからいいものの、昼間なら相当恥ずかしい。人だかりになるかも知れない。
側溝からはい上がったよっぱらい親父は、やや正気を取り戻す。
そして、壊れた自転車を引きずりながら、家路を急ぐ。

そういう時、普段は吠えないコロ(隣の犬)が吠えるのはなぜ?

スナック・カラオケの注意事項

正しい意味で「常連」と呼ばれるようになるには、週1として最低2カ月は通わなければならない。
中には2〜3回来ただけで、大きな顔をする人もいる。(注、面積ではない。)
その際、十分に気を付けたいことは、他の常連様の邪魔をしないことだ。
例えば、歌いたい(そうな)人がいるのに、カラオケを2曲続けて歌ってはならない。
特にスナック初心者がこの間違いを起こすと、2曲目の後、拍手が来ない。
さらに、歌が下手だと帰る常連が出てくる。そうなると「出入り禁止処分」になるおそれがある。

よい常連になるためには、常連様が歌った(歌いそうな)歌を歌わないというルールを守る。
そのため、誰がどんな歌を歌うか、日頃、観察しておくことが重要なのだ。

因みに、よっぱらい親父は石原裕次郎を持ち歌とし、そのほとんどを歌えることを売りにしている。
そして、頃合いを見てお店の女の子?が、「いつもの歌、入れてありますよ」と言ってくれる。
そんなこと、どうでもいいか。

スナックのマスターから見た、イヤな客

(1)おさわり....ここは、そういう店ではないぞ。女性客が来なくなる。
(2)あばれる....罵詈雑言のあげく店の物を叩き回る。人の酒を飲む。男性客も来なくなる。
(3)人の歌をとる..あれっ!俺の入れた歌・・・。また、あいつだよ。

スナックで脳みそ丸出しのよっぱらい達

酔うと、多分、脳味噌の薄い皮が次々にはがれてくるに違いない。

1枚目がはがれると、普通の人は陽気になり、多弁になってくる。
「今だから話すけど・・・」などと、こっそり人の秘密をばらしたりする。
しかし、この時はまだ思考能力は衰えず、言ってはならないことのわきまえはある。

そして、2枚目がはがれると、自制心がゆるくなり、正邪の分別が怪しくなってくる。
根がスケベの人は誰彼なく触りまくり、ひんしゅくを買うことになる。
また、根が歌好きな人は、順番を無視してマイクを握りしめ、独占して白い目で見られる。
議論好きの人は隣のよっぱらいに「今度の総理大臣は・・」などと話しかける。

さらに、3枚目がはがれると、本能のままに行動し、他人の目は全く気にしなくなる。
根がスケベな人はズボンを脱ぎ始め、根が歌好きな人は音程やリズムを外して大声を張り上げる。
議論好きな人は・・・。おい、おい、せっかく寝てるのに起こしちゃかわいそうだろ。

かくして、脳みそ丸出しのよっぱらい達は、今宵も宴たけなわだぁ〜。

気持ちいいのが千鳥足

飲んだ翌日、何軒行って何を飲んだか判らないときがある。
これは記憶がない状態。そういう場合、大抵身体のどこかに擦り傷がある。
手首、足首の場合が多い。
どこかで転んだに違いないが、その記憶もなく、朝までけがをしたことさえ忘れている。

ある時などは、玄関前で朝まで倒れていたことがあった。ホーム寸前、タッチアウト状態。
冬なら凍死だ。

ところで、歩いて家路につくとき、最も気持ちいいのが、千鳥足。
これは記憶がある状態。真っ直ぐ歩けない自分を、自分ながらに笑ってしまう。
その際「右、右」と自己暗示をかけると、不思議に身体が右に曲がる。もちろん左もできる。
ただし、「まっすぐ」と暗示をかけても、それはできない。

こういうとき、一句浮かぶのだ。「今日は酔い過ぎかなと千鳥足」

袖触り合うも多生の縁

「一宿一飯の恩義」と言う。
「一宿」はいずれにしても、共に食事をすることを通して人は仲間になる。(諺の意味が違ってる!?)

まして、酒など入ると殊に親密となり、一瞬にして永年の友だちのようになる。
カウンターの隣人と仲良く話していると、一緒の同級生が言った。
「知り合い・・・?」
よっぱらい親父は小さくうなずく。同級生は、また尋ねる。
「いつから?」
よっぱらい親父は小声で言う。
「さっきから・・・」

「袖触り合うも多生の縁」(また、訳のわからない諺だ〜〜。)

飲んでも酔わない薬

あるスナックで、隣に座った人から”飲んでも酔わない薬”をもらった。
この薬を飲むと急速に酔いが醒め、酔っ払い運転しても捕まらないという。

なかなか魅力的な薬だが、せっかく酔ったのに醒ましてしまうのはもったいない。
よく見ると怪しい薬ではなく、有名なメーカーの顆粒剤で「健胃剤」と印刷されている。
言われるままに、よっぱらい親父も高級酒とともに胃袋に流し込んだ。

1分、2分・・・何の変化もない。
この人は、本心からこの胃薬を酔い覚め薬と信じているのだろうか?

よっぱらい親父の日本酒講座(種類編)

タヌキが風邪を引いたので、米を研ぎながら考察してみた。

@米粒が半分になるまで研いだ米を使い、低温でゆっくり発酵させた酒が「吟醸酒」
(これは、ワインのような軽やかさ。)
A米粒を7割ほどに研ぎ、これと米麹と水だけでできた酒が「純米酒」。
(これは、芳醇な日本酒本来の味。ただし、メーカーの差が大きい。)
Bやはり米粒を7割ほどに精米するが、醸造アルコールが程良く入ったのが「本醸造酒」。
(これは、まろやかな味。よっぱらい親父が好む。)
C精米の質に関係なく醸造アルコールが3分の1ほど入った酒が「一般酒」。
(メーカーや時期によっては相当うまいのがある。味は様々。)
D米粒以外に米粉や糖類、酸味料などが原料となる。醸造アルコールも5割を超える酒が「増醸酒」。
(これは、相当に癖がある味。しかし、これに凝る人もいる。)
E米粒を使わない! 醸造アルコールや焼酎ベースの酒が「合成酒」
(泥酔した人に飲ませる。)

まあ、人それぞれに好みあり。自分の口に合うのが一番!

スナックに行く理由

スナックは、酒が飲めればそれでいいという所ではない。
外で酒だけ飲みたいのなら、単品注文の居酒屋がよい。安いし、料理の種類も豊富。
ただし、お客同士の会話は極めて少ないし、女の子もよく変わる。

やっぱり、寂しがり屋のよっぱらい親父はスナックが適している。
お客同士の交流もあるし、一般的には(老けた人もいるけれど)女の子が親切だ。

まして、常連になれば、牢名主のごとくカウンターの一番奥に座ることだってできるのだ。
(だからって、これは威張れることなのか?)

息子の部屋に日本酒発見。浅間酒造の「草津節」、720ml入りのとっくりだ。
これから味見をするところ。<うふっ>
今、タヌキがこっちを見たゾ。<こわー>
それにしても、家で飲むと直ぐに酔いが回るのは、なぜ?
そこで、よっぱらい親父はスナックに行くのだ。

球磨焼酎の古酒「肥後めぐり」(深野酒造)は35度。これをストレートでやる。
胃袋にキューンと厳しいシゲキ。辛口のシ・ゲ・キ。これ、家庭で味わえる?
その後、モンゴリアン・ウオッカを飲む。これは、あまーい40度だ。
<もう、死んでもいいー。>

繁盛するスナックの条件(1)

一概にスナックといっても、いろいろな特色をもった店がある。
また、特色をもたなければ、この不景気な時代、直ぐにつぶれてしまうだろう。

次に、よっぱらい親父的であるが、繁盛するスナックの特色を挙げる。
3つ以上に○がつけば、合格の店。

@安い。(不景気の中、これは重要。高いと行く回数が減る。)
A料理が新鮮でうまい。(これは、余り気にならないが、他の人と行くとき困る。)
Bマスターやママにその技量がある。(口が重い、または口が軽いのでは・・・。)
C好きなカラオケがある。(例えば、裕次郎の曲は少なくとも50曲はあってほしい。)
Dお客さんの質がよい。(良い常連がいる。自分より酒癖の悪い人がいると不愉快。)

繁盛するスナックの条件(2)

繁盛するスナックの条件(1)の@〜Dで3つ以上○が付き、さらにE〜Iで3つ以上に○がつけば繁盛間違いないと断言できる。

Eお店の子が若くてきれい。
Fお店の子が気が利く。
Gお店の子が歌がうまい。
H珍しい、あるいはうまい酒がある。
Iボトルサービス、団体割引などの特典がある。

繁盛するスナックの条件(3)

以下の条件は必要条件ではない。
しかし、一般的に「こういう店が繁盛するのだろうな」と思われることだ。

●少し街はずれにある店
駅前などより場末の方が落ち着く。でも、斎場の隣とかでは・・・。
●清潔感のある店
食品を扱うのできれいに掃除がしてないといけない。
トイレに花、壁にはしゃれた絵があればなお良し。
蝿や蚊などの小動物や蜘蛛の巣などは命取りとなる。
●駐車場がある店
田舎だと、車で行けることが大事だ。
●安い代行車がすぐ来る店
代行は会社によって同じ距離でも料金や来るまでの時間が違う。
●ママが若くてきれいな店
これは説明不要でしょう。

なぜ若者はスナックに来ないのか

若者は金がない。てっとり早く楽しむには、彼や彼女を作ることだ。
多分、見つめ合っているだけで十分に心が落ち着くだろうし、金もかからない。
酒を飲みたいときは、友だちの家か自宅で飲めばいい。
歌を歌いたいときはカラオケの店に行けばよい。新曲はあるし、料金も安い。
だから、若者はスナックに来ないのだ。

もう一つ、大きな理由がある。それは、酔っ払いのおじさんやおばさんにつかまることだ。
そして、人生のお説教や、余り上手でもない古い流行曲など聞かされるに決まっている。

でも、若い彼や彼女が結婚し、互いに見飽きた頃、孤独を癒しにスナックに集まることになるのだ。

自宅に電話をする飲み屋のママのこと

しばらく行かないと、自宅に電話をかけてくる飲み屋のママがいる。

その日は、たまたまタヌキ(30年も住みついている同居人)が電話に出た。
電話を切ってから、「○○のママが、この間はごちそうさま、だってよ。どういうこと?」と聞く。
「店が終わってから飲みに行っただけだよ。」と本当のことを言っても信用しない。

タヌキとママとは同郷で、お互い顔を知っている。
ママは美人で有名だから、タヌキはやきもちを焼いているに違いない。

いつだったか、別の店のママと飲みに行ったことがあるが、その時は何も言われなかった。
タヌキのやきもちの具合で、ママの美人度がわかる。
いや、今回のテーマは、ママがお客の自宅に電話することは御法度だということだった。

ある日の宴会の話

1次会は、あの美人ママの「●の○」。
胴上げなどもあり、大いに盛り上がる。宴は延々と続き、気がつけば大人の時間。

2次会は、女性陣のためにファミレスへ。
よっぱらい親父はビールを注文した(と人は言う)。持病のアルコール性意識障害の前兆か。

3次会は、いつもの「○○んじ」。まだ1次会参加者の半分以上が残っている。
人との出会いに酒が加わると、ぐっと身近になってくる。「酒は百薬の長」である。
(また、ことわざの遣い方間違っている懲りない親父。)

夜も11時を過ぎると、カラオケの順番待ちも楽になってくる。
そろそろ出番かな。「△△ちゃん、いつもの入れて・・・」(うふっ。)

裕次郎を1曲、2曲と歌ううち・・・気がつけば、店内にはママとマスターと常連のみ。
「2時以降の早朝帰宅は罰金」と言ったタヌキの顔がちらつく。
しかし、よっぱらい親父は、意識障害にもめげず今夜は絶対に離さない。
何をって・・・?、マイクですよ。マ、イ、ク!

店の看板娘?も帰り、すっかり常連の世界になったとき、タヌキの息子からメールだ。
「何!今からこっちに来るってか。何時だと思っているんだ!」よっぱらい親父は叫ぶ。
他人に厳しいのが、親父の悪い癖。

やがて、いつの間にか隣の席で、タヌキの息子が親父キープの高級酒を味わっている。
やはり血は争えない。
そして、よっぱらい親子二人は、罰金覚悟で帰路につく。

何度も「幾ら?」と聞く人

スナックを出るとき「おアイソ」という人がいる。
本来、おアイソとは、店の側の言い方で「愛想なしでしたが、・・・」の意味だ。
まあ、どうでもいいことだが。

よっぱらい親父の観察によると、一番多いケースは、「幾ら?」だ。
普通の人は「幾ら?」と聞いて、勘定を払って直ぐ帰る。

しかし、「幾ら?」と聞いて請求の小さな紙をもらっても、直ぐ帰らない人がいる。
ママ、ちゃんと追加料金もらってる?
また、「幾ら?」と聞いて金を払ったのに、10秒後には、また「幾ら?」と聞く人もいる。
「もう、頂いてますよ。」とママが言う。
しかし、その10秒後に、また「幾ら?」と聞く。
酔っ払いの扱いには慣れているとは言え、ママは仕事は大変だ。

猫系の酔っ払いと犬系の酔っ払い

「オレだけど、これから来ない?」と、よっぱらい親父が電話する。
飲み屋からのお誘いとわかると、「明日、早いから」とか言って来ない人がいる。

呼んでも来ない人は猫系。わがままでなつかない。
しかし、よっぱらい親父は犬系である。呼ばれれば尻尾を振って行ってしまう。
ある夜更け、自宅の電話が鳴った。「出て来いよ、駅前の○○寿司にいるから・・・。」
大先輩の大柄な身体が目に浮かぶ。

あっ、タヌキが聞いている。
なので、さもさも仕方なさそうに言う。
「今、寝付いたところなんですが・・・、先輩のお誘いでは出かけますよ。」
そして、聞こえないように小声で「直ぐにふっとんで行きますから...」と付け加える。
数分後には、出かける支度も終わる。
「行ってくるから...。こんな夜中に先輩もしようがないなあ...。」とタヌキに言う。
すると、「まあ、嬉しそうだこと!!」と、タヌキはむっとした顔で言うのだ。

我が家のタヌキは、直ぐ親父の本心を見抜いてしまう!

瓶ビールを生にする方法?

隣で飲んでいる人から「よっぱらい親父さんは芸術家ですね。」と言われた。
お湯で薄めた醤油にビールを混ぜて飲んだからか?
そんな馬鹿な真似をしているので、芸術家と思われてしまっても仕方ないか。
一般に、芸術家は人に理解しがたい行動をとるのだ。

ところで、馬鹿な真似と言えば、ある飲み屋のマスターは、瓶ビールを生にする方法を知っている。
瓶を振って勢いよく泡を出す。気が抜けたら飲む。
ちゃんと目の前で実演までしてくれた。

飲み過ぎの原因は

ビールだけだと途中で腹がきつくなり、せいぜい3本止まり。
ここで止めればいいのだが、・・・
日本酒に切り替えると、ビールに続けてお銚子3本までは美味しく飲める。
さらに、我が大好きな高級酒?に切り替えると、ボトル半分までは楽に飲める。
飲み過ぎの原因は、酒の種類を多くしてしまうことだ。
調子づくと、テキーラやウオッカまで飲んでいる。
酒の味が変わると、なんぼでも飲めてしまうから不思議だ。

家で飲む人は・・・

「酔っ払い」と一口に言うけれど、様々な人がいる。
場所で言えば、主に外で飲む人と家で飲む人。
外で飲む人は、たいがい家庭に居場所がない。
家では実権がなく、猫のようにおとなしい。
よっぱらい親父がこれ。タヌキに本気で睨まれたら最後!

飲めません」という人がいるが・・・

その一は、本当は酒乱の血統であることを知っており、実際、近親者に酒乱がいる。
秘かに飲んでみると、「う、うまい」。だが、待てよ、と思う。どこまでも飲めそうで怖い。
こういう人を「隠れ酒乱」と呼ぶ。うちのタヌキがこれ。
下手に刺激するとキッチンドリンカーになる。これは、相当こわい。

その二は、酒で体を壊したか、あるいは大きな失敗をして、禁酒を堅く心に誓った人。
こういう人は、よくいる。
「飲まない」と言いながら、結局、飲んでしまい、早死にをするタイプ。
そうでなくても、こういう人は大きな失敗を繰り返す。未来の自分を見る思い。
その三は、本当に飲めない人。こういう人を飲ませてはならない。飲んだ本人は相当つらい。
介抱する方は、もっとツライ。