スナック入門編 その2

「ママはきれいすぎる」

マスターから聞いた話。
初めて来たお客さんが、ママを見るなりこう言ったそうだ。
「ここのママはきれいすぎる。おらー、頭に来たど!!」
さすがのママも、生まれて初めての出来事にどう反応したらよいか戸惑ったそうだ。
このお客さん、泥酔していて頭の回線が切れてしまったか、あるいは、相当の切れ者である。
単に目が悪いだけなのかもしれない。

店によるキープボトルの置き方

よっぱらい親父も、スナックに高級酒?をキープしてある。
店によってボトル置き方が違う。

「I」という店は、ボトルの横っ腹に大きな字で名前が書いてある。
名前といっても、大体は通称で「あーちゃん」とか「源五郎」とかだ。
それは、HN(ハンドルネーム)ではないので、SN(スナック・ネーム)と言うことにしよう。
よっぱらい親父のSNは、「裕次郎」。(そうでない店も数軒あるが。)
ボトル横っ腹SN形式の店は、ボトルの置き方が縦になる。「I」という店がこの方法。
見つける時、前の邪魔なやつをガチャガチャとどかせながら見つけなければならない。

「D」という店では、SNが注ぎ口の脇の坂になっている所に書いてある。
ガチャガチャしないが、時に脚立が必要だ。

「N」という店は、縦置きキープではあるが、番号を書いてある木札がぶら下げてある。
因みに、よっぱらい親父は「23」だ。そんなことは、どうでもいいか。
お客が入っていくと、顔を見ただけでボトルが すっと出てくる。

「O」という店は、横置きキープである。ボトルのお尻にSNが書いてあるからだ。
棚の配置が50音順になっていて、直ぐ見つかるのだが、ママは見つけるのがオソイ。
でも、横っ腹には「よっぱらい親父様へ!○子より」なんて書いてある。(うふっ)

安くしてやって怒られたスナックのマスターの話

数人で来た酔っ払い達が帰る時、お勘定の1万1000円を値切った。
「いいですよ、キリよく1万円にしましょ。」と、マスターがママの目を気にしながら言った。
普通なら「悪いね。今度はたくさん連れてくるから」とか言う。
しかし、「いい加減な店だな!まけろと言えば簡単にまけてしまうのか!」と怒鳴った。
それ以来、この店は100円単位までまけなくなったと言う。

そういう話をマスターがしてくれた。
でも、こんな話を聞いて直ぐ「マスター、今日は安くしといて」とは言えないだろうが〜〜。

出入り禁止になった酔っ払いのこと(1)

すごい酔っ払いがいた。一人で店にやってきて隅の方に座り、何事かブツブツと言っている。
そのうち、勝手に他のお客さんの話題に交じり「だ、だから、何だってんだよ!」などと難癖を言い始め る。
そして、ロレツはますます怪しく目も据わってくる。
店の雰囲気が変に重苦しくなり、帰るお客さえ出てくる。
「他のお客さんの迷惑になりますから、おとなしく飲んでください」とママが言う。
「自分の金で飲んで、何が悪い!」と開き直る。
よっぱらい親父も、すごく酔い意識障害を起こすが、もちろん迷惑をかけたことはない(つもり)。

すごい酔っ払いに吸いかけのたばこを盗られたり、高級酒?を飲まれたりしたことがある。
1回、2回は許す心の広いよっぱらい親父だが、親父の顔も3度まで。
「自分のを飲みなさいよ!」と言うと、「人間、ケチが一番ワル〜イんだ」と難癖。
相手にならないので、高級酒?のグラスを両手で守る。

そのうち彼はヘベレケになって、その辺で寝てしまうのを常とする。
そして、夜中に隣県から奥さんが迎えに来て、連れて帰るのだ。
その奥さんは、残っている常連に「いつもご迷惑をかけてすみません」と丁寧に何度も謝る。
「こんな酒乱とは別れなさい」と言いたいが、奥さんは、そんな酒乱に惚れているらしい。
この酒乱、ついに、この店を出入り禁止処分となった。

その後、別の店の前で血だらけになって倒れていた。それ以来見かけない。

高級酒?を好むわけ

血液どろどろの人は、心筋梗塞や脳梗塞になりやすいとか。
さらさら血液にする方法は、水分をたくさん摂ることだそうだ。
効果的なのはウーロン茶。
だから、よっぱらい親父は焼酎をウーロン茶で割り、高級酒と言っている。

店に迷惑をかける酔っ払い

店で酔っ払って、そのまま眠り込んでしまった人がいた。

マスターは家まで送っていったが、この酔っ払いは自分の家を忘れたらしい。
やがて、二人は店に戻ってきた。そして、酔いが醒めるのを待つことになった。
よっぱらい親父は、タヌキに罰金をとられる時間になったので帰宅した。

その後のことをマスターが話してくれた。

困ったマスターは警察に電話をしたそうだ。
「ルルルルル、どうしても起きないお客さんがいるのですが・・・」
警察「私どもの関知するところじゃございません」
そこで、マスターは店のボックス席に泊めることにした。
午前4時、”死んじゃったかもしれない。”と気になったマスターは見にいった。
やはり寝込んで動かない。ついに救急車を呼んで連れていってもらったそうだ。
この頃、不景気のせいか、変な酔っ払いが多い。

宇都宮のスナック

昼間の仕事は無事終了。ホテルで風呂に入り髪も洗い、夜遊びの準備は万端。

一次会では「今日の主役」とか言われて、上座に座らせられる。
ビールで乾杯。
その流れでビールを飲んでいたので、「ご苦労様」と次々とビールを注いでくれる。
腹がきつくてたまらない。喉までビールが充満している。
中座してトイレに行き、ビールが身体の下の方へ行くようにした。
再び席に着いてからは高級酒(ウーロン杯)に切り替えた。やはり、これがいい。

二次会は二荒山神社近くのスナックへ行く。
安いスナックを見つけるのが得意なよっぱらい親父は、それと思われる店を発見。
ドアを開けると、奥の部屋に50がらみの女性が見えた。8時半なのにお客はいない。
しかも、奥の部屋付き。ということは・・・アヤシイ店か?
カウンターには60がらみのママと思しきバ○二人。
とりあえず、例によって「今晩は、今日は若い子ばかりですね」と言っておく。
「何にしますか?」と訊くから「高級酒を」と言う。
「それはどんな種類ですか」と言うから、作り方を教えてやった。
「何だ、焼酎のウーロン割りじゃないですか」とバ○。
「焼酎は20度で、多めに入れるところが高級なのですよ」と答えておいた。
「面白いお客さんね」としゃがれた声で言う。
「顔を見て言わないでほしいのだが」と悲しい顔をしてみせる。
すると、また「面白い人ね」と言う。

50がらみの顔が近くに寄ってきた。
「よく見ると30位かな〜」と言ってやると、むひひひと笑った。
いつものように裕次郎を歌っているうち、10時頃に、バ○が「看板ですよ」と言う。
ひえっつ、もう・・・!!?
聞けば、この辺はどの店もそうだと言う。本当か??
「幾ら」と言うと、3人で6000円。やっぱり安い店だった。

忘れていた。宇都宮と言えば餃子にビール。
ラーメン屋さんを見つけて、早速頼む。ついでにラーメンも頼む。
豚骨スープが美味しい。餃子もカリッとしていて美味。
やはり餃子にはビールが合う。
もう街は真っ暗。健全な街だ。
11時過ぎに二人は帰った。
しかし、よっぱらい親父は、さらに酒場を求めて一人、JRの駅の方に向かうのだった。

あがったって女は女

あるスナックで、右隣の女性酔客が「クロールの手の動きはどうすれば」と訊いてきた。
左の男性酔客と水泳の話をしていたのを聞いていたらしい。
常に親切なよっぱらい親父は、「あげるのは肘までで、そこからはあがっちゃダメ」と言う。
何を勘違いしたのか、その店のママが「あがったって女は女です!」と言う。
最近、ママがひがみっぽいのは更年期だったのだ。

スナックの常連になる方法

「あら、○○ちゃん、いらっしゃい。今日は早いのね」
店に入った瞬間、そう言われるようになるまでに、最低でも週に1回として2か月はかかる。
8〜10回ほど投資しなければならないのだ。
常連になると、「何を作りますか」とは言われずに直ぐいつものやつが出てくる。

ところで、2、3回来ただけで、常連風に大きな顔をしひんしゅくを買う人がいる。
しかし、真の常連は、あくまで謙虚である。下手な歌にも笑顔で耐える。
また、初めて来たお客さんにも明るく話しかけたりもする。
お客同士の心の交流があってこそ、スナックの存在価値があることを知らなくてはならない。

スナックにおいては、本名で呼び合うことはない。
戸籍上の名前で「○○さん」なんて呼ばれると、仕事の続きのようで興醒めだ。
「スーさん」、「エーちゃん」とか「ターちゃん」もいる。
でも、さすがに「カーちゃん」は、余り聞かない。
「社長」とか「先生」と呼ばれる人も多い。
従業員がいなくても社長だし、先に生まれれば先生だ。
スナックで飲んでいると、「トトですが、息子さんいますか?」と電話があった。
我が息子もスナック中級になったなと思った。
で、「トトさん、どういう知り合いですか?」とトトさんに訊いてみた。
すると、「私、サトーと申します!」だって。な〜んだ。

酒泊研修の報告

酒泊研修、じゃあなかった宿泊研修から帰ってきた。

一日目も無事終わり、恒例の懇親会があった。やはりビールは腹がきつくなる。
宿舎近くのスナックへ一人で繰り出すことにした。(うふっ)
警備員に鍵を渡し名前を書く。10時の門限には戻れっこないから、同宿人の名前にした。

天の川のような名前が気に入ったので、そのスナックへ入る。
カウンターには常連らしい先客。隣に座る。
初めての店なので「今晩は、初めまして」と仁義を切る。
ついでに「ここのママは若いですね」と、お世辞を言っておく。
「何にしますか」ときたから、いつもの高級酒をいただくことにする。
隣人は写真家で、思った通り、やはり常連であった。
鯖の押し寿司を勧めてくれたからいただく。酢鯖と酢飯のバランスよく美味。
そのうち、団体客が来て混んできた。応援の女の子が仲間二人と来た。
三人とも顔も体型も丸い。しかし、歌はうまい。
親父も裕次郎を歌うなどして楽しく過ごした。
明日も研修なので、意識があるうちに帰ることにする。

宿舎に戻ると門限を少しだけ過ぎていた。ホントに少しだけ。
同宿人は明日怒られるのだろうか。(ぷふっ)

神谷バーの電気ブラン

昨夕は浅草の神谷バーで「電気ブラン」。
「電気ブランオールド」というのもあったので、それもストレートでいただく。
相変わらず養命酒臭いが、強い酒だ。しばらく飲まないと思い出す味。癖になる。

スナック上級編 「知らない町に行ったとき」

せっかく知らない所へ来たのだから、地元の人の人情に触れたいもの。
それには、飲みながら仲良くなるのが一番よい。
では、どうすればよいか。

居酒屋は、土地の人がたくさん来ていて、いろいろな話を聞けそうではある。
しかし、仲間同士で来ていてよそ者の入り込む隙がない。ただし、方言研究にはなる。
ピンク系は、常連になればそれなりに楽しめる。
しかし、趣旨や目的が違う上に予算オーバーになりかねない。

そこで、やはりスナックへ足を運ぶのが一番良いということになるのだ。
では、どういう店がいいか。
タクシーの運転手やホテルのフロントで紹介してもらうこともできる。
しかし、上級者たるものは自らの勘と足で探すのが基本だ。

どこの町でも駅前の大通りを100mほど進むと大抵曲がり角がある。
そこを右折か左折かは、行った雰囲気で決めればいい。
少し歩くと、何軒まとまってスナックがあるはずだ。
ない場合は探し方が悪い。振り出しに戻る。
その際、一軒単独の店は避ける。数軒の中から、入り口付近が清潔な店を選ぶ。
入り口付近に手入れの行き届いた植裁などがあると、さらにGOOD。
酒瓶の空き箱が積んであったりゴミがあったりしている店は、中はもっとスゴイので注意!
看板が派手でネオンなどがキラキラ光っている店も要注意。値段が高いことが多い。

入る前にドアに近づき、聞き耳を立てる。
楽しく歌っている声が聞こえてくれば、先客がいる証拠。
地元の人の人情に触れに来たのに、人がいなくてはどうにもならない。

良い店に当たれば、もうほとんど言うことはない。
後は、カウンターに座り、ママやマスター、女の子を褒めちぎる。
もちろん、隣の人に声を掛け、土地の名物や名産品を聞き出す。
意気投合すれば、夜の町を一緒に繰り出すことだってできる。

こうして、よっぱらい親父は全国各地に馴染みの店があるのだ。
何年かして訪ねたとき、ボトルが残っているときなどは、感動できる。

隣の市のスナックで

隣の市、昔なじみのスナックに行った。先客は一人、その後誰も来なかった。
ママの人柄だっていいし、カラオケの音も良い。
しかも、そんなに高くない店なのに、工業都市も不景気なのか。
NT○の労組は、合理化案を受諾したそうだ。
51歳以上の職員は全員退職した上で、子会社に再雇用されるという。
給与は大きく下がるに違いない。
よっぱらい親父のスナック仲間に、そこの社員がいる。

ビールと発泡酒の違い

よっぱらい親父を酒博士と勘違いしている人がいる。
しかし、よっぱらい親父は酔っ払うことが得意なだけなのだ。
最近、尋ねられることが多いので、ビールと発泡酒の違いについて調べてみた。

黄金色の液体で泡が出る酒と言ったら、ビール!
しかし、ビールに限りなく似ていても、ビールではないのが、発泡酒!
よっぱらい親父はビール党ではないので、詳しく評する資格はない。
しかし、飲み比べると、発泡酒の方が味がすっきりしているようである。
また、発泡酒は酒税が安いため、小売り価格が安いのが魅力である。

では、主な違いは何か。
ビールは、水とホップ以外の原料における麦芽の使用比率が、3分の2以上。
発泡酒は、原料の麦芽の使用比率が3分の2未満なのだ。
スーパーホップスのように、酒税がもっとも低い麦芽使用率25%未満のものもある。
主な製品名として、麒麟端麗生、サッポロブロイ、アサヒ本生、サントリーマグナムドライがあげられる。
よっぱらい親父の近所に工場があり、時々は試飲に行く。
注ぎ方の手ほどきなども受けてきた。

スナック常連の心得

明るく楽しくスナックで遊ぶため、常連たる者は次の諸点に留意したい。

(1)店のママやマスター、女の子?と仲良くする。忙しい時は少し手伝う(ふりでもよい)。
(2)混み合ってきたら席を詰める。特に初めて来た人を歓迎する。
(3)歌が終わったら、(うまくても、そうでなくても)拍手、喝采する。
(4)得意の歌を歌い、楽しい会話を心がけるなど、その時々の雰囲気を盛り上げる。
(5)昼間の職業、プライバシーに関することは御法度。ネットの世界に似ている。

グラスの持ち方と性格

お客さんのグラスの持ち方はいろいろだ。
常連のSさんは、上の方を親指と中指ではさんで持つ。
同じく常連のMちゃんは、真ん中を5本の指で持つ。親父も同じ。
お店のYちゃんに「グラスを持ってみて」と言うと、下の方を持った。
グラスの持ち方で性格がわかると聞いたことがある。

@上を持つ人は、細かいことは気にしない楽天家タイプ。飲みながら語り合うことを好む。
A真ん中を持つ人は、相手に調子を合わせる気配りタイプ。常に周囲に気を配る。
B下の方を持つ人は、繊細な内向タイプ。いやなことがあると顔に出る。突然へそを曲げることがある。

あなたはどのタイプ?

焼酎に関するうんちく

いつも行く店では、「何にします?」などとは言われない。親父も「いつものを」などとは言わない。
黙って座れば、いつもの「高級酒」。
これは、自分流の言い方で、実は焼酎のウーロン割りなのである。
ある人から実によい質問があった。「親父様はどういう焼酎を飲んでいるのですか?」
焼酎はこういうものと思い込んでいるから、改めて考えたことがないのだ。
そこで、今夜は焼酎に関するうんちく、その1。(その2ができるかは今は不明!)

焼酎には甲類と乙類がある。
甲類−−−連続式蒸留機で蒸留される。
     連続式とは単式蒸留機で何度も蒸留を繰り返すのと同じ。
     高純度のアルコールが精製される。
     なので、不純物が少なく味もほとんどない。
     税法上36%未満に水で薄められる。
     親父が飲んでいるのが甲類で20度なのだ。
乙類−−−単式蒸留機で蒸留される。
     原料(麦、芋、サトウキビ、黒糖など)の味や香りが残る。
     なので、独特のくせがある。
     税法上45度以下になっている。
     清酒を蒸留すると米焼酎、ワインを蒸留するとブランデー。
     しかし、もったいない。

整形したいほど「きれい」なママ

スナック某のチーママは、目がぱっちりした美人である。
中には、夜見ると美人だが、昼間見ると普通かそれ以下の女性もいる。
しかし、この店のチーママは昼間見ても美人である。

一人の酔っ払いがチーママに言った。「最近、きれいだが、整形でもしたのかい?」
「あら、私のことですか。私は、整形しなくてもきれいなんですぅ。」
それを聞いていたママが言った。「お客さん、私にも言ってくださいな。」
酔っ払いは、少し言いにくそうに言った。
「最近、き、きれいだが、整形でもしたの?」
「まあ、きれいだなんて・・・。私は、整形したい程きれいなんですぅ。」
よっぱらい親父は、ママのそういうキャラクターが気に入っている。
楽しく飲むための3条件

楽しく飲むためには3つの条件が必要なのだ。

@体調・・・ウコンなどを常用して肝臓を鍛えておく。
      さらに、水泳など汗をかく運動を行った後、水分補給を我慢しておくとよい。
A仲間・・・気のおけない人たちで、何を言っても許される。
      美女が混じるとさらに良い。
B許可・・・タヌキ(注:古女房のこと)公認でなければならない。

初夢

暮れにタヌキが宝くじを20枚買ってきた。
「当たったら全部私のもの、仕事も辞めて一人で暮らす」と言う。
慌てて3000円払って、権利を半分買った。

当たったら、親父はスナックを開店する。「お客は来ないよ」と言う。
店の名は「スナックおやじ」。
名前はダサイが、美人の女性とカラオケはちゃんと置いておくのだ。
常連がいないと寂しいので、無料招待券を発行しておく。
毎日が高級酒と裕次郎。♪ゆ〜めの せか〜いさ〜♪

元旦の決意、崩れる

昨夜は、かつての職場の人たちとの新年会だった。
居酒屋に繰り出し、生ビールで乾杯。親父だけは遠慮して中ジョッキ。
実は遠慮ではなく、腹がきつくなるビールは苦手なのだ。
そこで、焼酎のボトルとウーロン茶、氷を頼んだ。
一品料理は「”おろし”をください」と特注した。店員さん「メニューにありません」
でも、店長さんの計らいで大根半分をおろしてもらった。

ここまでで、もうヘロヘロになっていたが、数人といつものスナックへ。
「今日は正月で特別の美人が2人もいる」とマスターが言う。新人か!と期待をした。
「いらっしゃい」と言いながらにこにこと出てきたのは、いつものAちゃんとFちゃん。
「なあんだ、どうせならYちゃんだったらいいのに」と言ってしまった。
常連さんたちと新年の挨拶を交わし合い、いつもの騒ぎになった。

今日は、頭痛のつらい一日。深酒をしないという元旦の決意は、早くも崩れたのだった。

二日酔い

昨夜は某会の新年会。トンカツやさんが会場だった。
普段は料理を食べることのないよっぱらい親父だが、ザルの豆腐がおいしそうだったので食べた。
固さも程良く、味も美味。豆腐にはまるかもしれない。
厚切りのほたてを焼いてくれたので、これも食す。歯ごたえ程良く美味。

しかし、ビールを注いで注がれているうち、料理のことは忘れてしまっていた。
そのうち気の利いた人が親父好みの高級酒(注:焼酎のウーロン割り)を作ってくれた。
これで調子が出てきた親父だった。

2次会はカラオケ。裕次郎を熱唱するはずだったが、トイレに行っている間にNさんが歌っていた。
親父の場合、酔ってくると饒舌になってくる。
やや広い部屋の中のあちこちを巡回し、とりとめもなく話しかけたりした(ようだ)。
この辺りから意識が遠のいてきて、しゃべる続ける自分が他人になってくる。
明日はきっと今話している内容は覚えていないなと思っていた。

木曜日はいつものスナックは休みなのだが、正月なのでやっているかもしれないと思い電話した。
マスターが休みだと言う。でも、近くのスナックで飲んでいるので来ませんかと言う。
タクシーでNさんとスナックHへ行くと、いつもの店のマスターとママがいた。
何時間くらいいただろうか。気が付いた時は自宅の玄関にいた。
今日は、ほうほうの体で職場に行ったが、二日酔いで頭ががんがんしていた。
もう、酒なんか飲まないぞ!と自己嫌悪に陥る親父だった。