7月15日(日)

 8時頃起床。泊めてくれたおじさんはやはりまだ寝ている。けど僕はもう出ていかなければ行けない。起こすのは悪いなという気持ちと、挨拶もせずに出ていくのはどうやろ、という気持ちが交錯。結局前者が勝利。知人に伝言を委ね、一路ドニゴールへ。

 夕刻ドニゴールは D という街に着。早速友人のフィドラー、S に連絡をとる。詳しい話を省くが彼のフィドルはほんまにすごい。
 約束の時間に彼が迎えに来る。一年振りの再会。そのまま早速セッションに連れていかれる。
 セッションはフィドルニ本とギター。3人とも昨年遭遇した面々。どうやら覚えていてくれたらしい。
 いきなりニ本のフィドルがうなりをあげる。まさにドニゴールスタイル。この一撃はほんま凄まじかった。ドニゴールに来たという実感がわいてきた。

 それからはだらだらと続いてゆく。いまいち新鮮味にかける。まあ昨年の印象が残ってるから仕方ないかも。それは向こうも同じだったかもしれない。昨年は変な日本人がギターを弾いているだけで面白かったかもしれないけど。
 
 これはあとで分かったことだけど、実はこの周辺のフェスティバルの時期と重なっていた。そんなこんなでなにかといそがしいそうな感じであった。またこの3人でのライブもあるとのこと。

 今から思えば確かに疲れている感じだった。あの3人の練習っぽいことも兼ねていたのかも。そんなこんなであまりぱっとしないセッションだったのかもしれない。

 この地域の大御所(といっても全然えらぶった感じはありませんが) F 氏登場。ちなみにこの日のセッションでフィドルを弾いていた K 君のじいさんにあたる。といっても楽器は手にせずただ聴いているだけだった。しかし風格あり。

 そんなこんなでセッション終わり。おおいに酒をのみええ感じにできあがった S に車で送ってもらいこの日は終了。
 


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