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Atelier For Urban Architecture -青木設計事務所-

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設計理念



何もない大地にたった1本の棒が建つことで、そこには空間が生まれるといいます。
空間が連鎖して建築が生まれ、街を築き都市となります。
街を築く起点となるのが1本の棒であり住宅です。

その住宅を築くのは、一本一本の柱であり、床であり、屋根であり、そして、人です。
しかし、現在私たちの暮らしの基盤である住宅は個室化が進んだことで、住宅内での家族の繋がりが薄れ、空間の連鎖は止まり、家族間のコミュニケーションが文字通り壁を隔てる関係となってしまったかのようです。
また、パソコンやケータイ電話は、いつでもどこでも繋がることのできるすばらしい媒体ですが、本当の意味での人と人との繋がりや触れ合いの大切さを見失ってしまっているようにも思えるのです。


住宅は家族の絆を育むための大切な場所です。


家族の気配が感じられるよう、個の空間と家族団らんの場の関係が、
繋がりある豊かな空間となれば、愛情に包まれた住まいが生まれると考えています。

だから私は住宅をつくるとき、簡易にnLDKでは考えません。
また部屋どうしを単純に壁で隔ててしまうつもりもありません。
そこに住む家族ごとに考え、独自のアプローチで空間の関係性を検討します。
家族の暮らしが豊かになるように、一番似合う家となるように、私たちは設計の仕事に努めます。


ひとつ、またひとつと大切につくられた建築が建っていけば、周辺地域へと連鎖し地域の絆へと発展して、今とは少し違った街が築けるのではと考えているのです。



青木 信浩