1.杉・松のチップ(削りくず)は何が悪いのか?

特に杉材は、慢性呼吸困難や肝臓障害などの病気を引き起こす危険があることが明らかになってきています。また、いくつかの研究では松材についても、似かよった健康上の危険を引き起こすことが判明しているようです。

さらに、多くの動物が杉材・松材の両方またはいずれかにアレルギー症状(皮膚疾患、発疹、呼吸障害など)を起こします。

サンディー・アッカーマン(Sandi Ackerman
E-MAIL:ackerms@belnet.bellevue.k12.wa.us)は、杉・松材の使用について何回かの医学研究を行っていて、その危険性について指摘しています。

また、ペット自身はこれらの巣材を好むのか、快適さを感じるのかについては、研究所でのこんなテスト結果があります。
いくつかの巣材を並べ、ラットに選ばせると、杉と松は拒否しその代わりに紙(セルロース)やアスペンの巣材の方を選ぶということです。
結論として:松材は杉材よりはマシであるが、できるかぎり両方とも避けること。


2.その代わりとしてどんなものがあるか?

第一にアスペン(訳者注:ハコヤナギ(ポプラの1種))のチップは使って安全ですし、また多くのペットショップで売られています。

たとえば、L/M社(米国中のペットショップへの大手供給元)でアスペンのチップを販売しています。(訳者注:最近は日本でも販売されています)

新聞の再生紙や牧草、その他の有機的な素材で作られた安全な巣材も数多くあります。これらはあまり一般のペットショップでは見当たりません。しかし、ショップや獣医師に頼んで注文してもらうことはできますし、消費者に直送してくれる会社もあります。

ペットショップで売っているコーン・コブ(訳者注:トウモロコシの穂軸を小さく砕いたもの。L/M社の製品が日本国内でも販売されています)も無害な巣材です。しかし、上記で述べた他の巣材よりもカビが生えやすい傾向があります。また、ラットのような、より小さな動物の場合はコーン・コブの破片で窒息するというケースもいくつか発生しています。

最後に、ティモシーの干し草(訳者注:オオアワガエリの1種。これも輸入されており、日本で入手可能です)も安全な巣材になります。これは餌との兼用にすることも可能です。ただしその場合、巣材と餌は別々に置くようにして下さい。餌として置く分は、ペットがその中に登って入り込んだり出来ないような場所に。
(訳者注:たとえば牧草用の餌入れ(hay rack)を設置する・・・等)


3.これらの製品メーカーに連絡するには

安全で無害な巣材を製造しているメーカーのいくつかを以下に記します。
これらはデビーが情報集収したものです。(訳者注:米国事情です)

杉・松材以外の巣材で、無害でかつペットが食べたとしても安全なものとして、下記のような製品があります。そのほとんどは(特にペレット状になっているもの)は薄く敷くだけでも効果的で、逆に厚く敷くのはもったいないです。

CareFRESHは会社から直接取り寄せられます。その他の製品については、最寄りのペット業者に頼んで注文できます。

CareFRESH:紙の製造に向かないような木材の短繊維を加工処理したもの。見た目と手触りは玉子パックの紙容器と同じ感じ。
Absorption Corporation 1-800-242-2287

Eco-Bedding:クラフト紙(食料雑貨店の袋のワンランク下の包装紙)の1片を細くよじったもの。 動物が使用したものもリサイクル可能。
RanPak Corporation 1-800-726-7252

Gentle Touch Litter:アスペン材で作られた紙材質をペレット状に加工したもの。吸水力と消臭効果にたいへん優れている。
Gentle Touch Corporation 1-800-545-9853

Critter Country:小麦の藁を原材料として作られた紙ペレット。「小麦の藁には実際にアンモニアの形成を防ぐ効果がある」というのが売りである。
Mountain Meadow Pet Products,Inc. 1-800-752-8864

Bio-Flush:大豆インク(soy ink 訳者注:大豆を原材料としたインクのことと思われる。訳者不勉強にて詳細は不明)だけで印刷された新聞の再生紙で作られた紙ペレット。安全な天然の消臭成分が入っている。
Ampro Industries Inc. 1-800-482-3130

Yesterday's News:新聞の再生紙で作られた消臭成分入りの紙ペレット。レギュラータイプとソフトタイプの2種類が出ている。
Canbrands International Ltd. 1-800-267-5287

上記以外にも、再生紙で作った紙ペレットの別銘柄で、"Crown Bedding and Discreet"などもあったのですが、製造メーカーの電話番号は確認できませんでした。

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原文制作: Debbie Ducommun <debbie_ducommun@macgate.csuchico.edu>
原文掲載: Emily Rocke <ecrocke@princeton.edu>
転   載 :不可

<訳者追記>
この安全なペット巣材FAQは、「Safe Pet Beddings FAQ」として、http://www.princeton.edu/~ecrocke/html/bedfaq.html で以前、公開されていたものです。

L/M社製のコーン・コブのことで日本の輸入元の会社に問い合わせたことがあります。個人にも直接販売してくれるとのことでした。

他の巣材(製品)については確認しませんでしたが、日本の輸入業者が付き合いのある米国のメーカーであれば、扱ってくれる可能性が高いのではないでしょうか。

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   インターネットのサイトで巣材FAQを見つたので、和訳しました。

安全なペット巣材FAQ

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1.杉・松のチップ(削りくず)は何が悪いのか?
2.その代わりとしてどんなものがあるか?
3.これらの製品メーカーに連絡するには