箱入り全集イメージ

『霜多正次全集』

全五巻


霜多正次文学序説山根 献

追悼『霜多正次全集』全五巻特別セット販売

各巻\10,500を全五巻¥50,000(税込み

追悼特別販売・直接ご購入の方法


2000年1月、まさに20世紀の最後の年に「霜多正次全集」(全五巻・通巻4750ページ)が完結しました。

完結を祝う会が、4月15日(土)武蔵野スイングホール・レインボーサロンA室にて 盛大に行なわれました。
そして2000年12月この全集全五巻は、第21回『沖縄タイムス』(2000年)出版文化賞受賞・特別賞を受賞しました。2000年12月8日沖縄タイムス社において贈呈式・祝賀会が行われました。

東京ではこの全集の受賞と同全集編集委員の中里喜昭『百姓の川』、小原耕一『囚われ人・アントニオ・グラムシ』の出版を祝う会が、昨年と同様、武蔵野スイングホールにおいて、2001年1月20日(土)盛大に行われました。

『沖縄タイムス』(第21回2000年)出版文化賞について


霜多正次は、沖縄出身の作家として戦後文学に独自な道をひらき、新しい精神の糧を生みだしてきました。

20世紀の人間に大きな影響を与えた第二次世界大戦と、さらに近代日本の姿を赤裸々に映しだす沖縄を描きつづけた霜多文学は、次世代に引き次がれるべき20世紀文学の記念碑といえるでしょう。
戦争と差別をなくすために、その根源にあった天皇制国家と、異端排除の翼賛体制や党派的独善を解明し乗り越えようとした作家の精神は、21世紀に向けて生きようとする私たちに確かな道標を示してくれます。

「沖縄サミット」というような形でもう一つの沖縄が作られようとしているとき、沖縄出身の作家として最初の文学全集を完結させた霜多正次の語りかける言葉に、静かに耳をかたむけることを願ってやみません。

「霜多正次全集」刊行委員会


パンフ表紙

「霜多正次全集」刊行の今日的意義

霜多正次は、生地沖縄の歴史的に負わされた苦悩を、六年におよんだ自らの戦争体験を原点として、戦中から戦後にかけての沖縄の実態をリアールな手法で描き、戦後日本の現実を根底から批判し続けてきた、戦後の民衆的・民主主義文学の激流を代表する作家である。
沖縄問題が日本の命運に深くかかわる問題として国民的関心を深めている今日、「沖縄島」をはじめとする彼の全作品が公刊される文学的・社会的意義はきわめて大きい。


「霜多正次全集」刊行委員会代表 田口富久治(政治学)

〈推薦〉大田昌秀/大城立裕/西郷信綱/新川明/
新崎盛暉/小田切秀雄/田口富久治/中里喜昭


発行『霜多正次全集』刊行委員会


上原真/小原耕一/中里喜昭/中野健二/武藤功/山根献/吉田悦郎
〒162−0842 東京都新宿区市ヶ谷砂土原町3−3−201インフォラス内
/03-5261-0526 Fax/03-5261-0527

全五巻追悼特別販売・直接ご購入の方法

(1)直接上記の『霜多正次全集』刊行委員会にお申し出下さい。

(2)販売金額=全五巻、定価52,500円を消費税抜きの50,000円。送料=刊行委員会が負担いたします。

(3)お支払い方法=1回〜10回まで、ご自由にお選びください。お支払い回数・金額など詳細は、お申し込み時に刊行委員会までご相談ください。
ご送金は郵便振替で下記の口座*加入者名宛にお願いします。

郵便振替*口座番号*00150-1-181808*加入者名*「霜多正次全集」刊行委員会

ご購入についての問い合わせはここをクリック刊行委員会へ。

新日文表紙

霜多正次、連載第十三回「沖縄島」(完結)掲載号
1957年6月号表紙・儀間比呂志


1872(明治5)年にはじまった「琉球処分」以来125年がたったいままた、
国家の正当性が問いただされる状況が鮮明になってきている。
霜多が文学に背負い込み、追究しつづけてきた問題のひとつひとつの大切さは
いまあらためて甦りつつある。
霜多の文体はきわめて平明で分かりやすい。
この全集の刊行を機会に、とくに、いまの若い世代の人々にぜひ読んでもらいたいと願っている.


(山根献「琉球新報」1997年4月24日付文化欄より)

全五巻収録作品


第一巻

〈小説〉

沖縄島/ヤポネシア/日本兵/生まり鳥/虜囚の哭/琉球の土/ 宣誓書/木山一等兵と宣教師

沖縄現代史を文学世界に活写。国家と戦争の重圧を問いつづけた50年の業績。毎日出版文化賞受賞作品「沖縄島」を含む諸作品を収録。

解説=山根献


第二巻

〈小説〉

道の島(第一部)道の島(第二部)

近代日本のありようと沖縄との関係を全的に問いただした“畢生の大作”。

解説=中野健二


明けもどろ

第三巻

〈小説〉

明けもどろ/星晴れ/榕樹

今日の沖縄の現実の「祖形」ともいうべき米軍政下の状況をリアルにえがいた三作品。

解説=上原真


南の風

第四巻

〈小説〉

南の風/戦後/守礼の民

戦後日本が突きつける歴史課題にむかって、人はどう生きるべきか、を問う注目の三長編。

解説=中里喜昭


天皇制文化とイデオロギー

第五巻

〈評論・随筆〉

私の戦後思想史/天皇制文化のイデオロギー/ちゅらかさ――民 主主義文学運動と私/他

天皇制イデオロギーとの対決を核とする作家霜多正次の全批評活動を網羅集成。全五巻完結!!

解説=武藤功

このページのトップにclick here!

『葦牙』HomePageTopへ