1 ヘンサドルパックから羽を2枚抜き取ります。
2 羽の先端を切り取り、最先端部を先細ペンチ
などでつまみ、残りを逆方向にしごきあげます。
3 フックサイズに合わせた長さで軸を切り落とします.*注1
先ずは準備です。
左の羽の写真は下記の1,2,3に対応します.
はじめに、
左の写真は私のタイイングツールです。
#32を巻くとき必要なものは、左端にある
先細の平ペンチくらいでしょう。巻き糸は
ユニスレッドの8/0です。
*注1
#32フックの場合は、約2から3mmです。
それでは巻いてみます。
バイスにフックを固定します。左の一枚目の写真は無視してください。(#32の変形させる途中状態の写真です)
ボディを巻き糸で作ります。アントを巻く要領でフックの曲がり部分にこぶを作ります.
アイの方に巻き上げて約1mm大のこぶにしてください。
手順3で用意した羽をこぶの上に置きます.
羽をつまんだままにしておきます。羽裏が下(こぶ側)です。
羽のつまんでいるところとこぶのくびれを大まかに合わせ1回糸を羽に巻きます。
糸をはったまま、つまんでいる羽最先端を後方へ(アイ反対側)へゆっくりと引きます。これで羽の長さが決定します。
もう1回巻いて固定します。糸は結び目のところに1回ハーフヒッチします。羽のつまんでいた最先端部はここで切り落とします。(先細ハサミがいいですね、上段ツール写真参照)
同じ作業をもう1回やります。羽は2枚使います。
左の写真ではややスペント(広げた状態ですが、重ねて巻けばシルエットは小さくなります。私はユスリカをイメージするときは重ね、羽蟻などをイメージするときはややスペントにします。)2枚目が巻きとめられたら、同じように最先端部をきりおとします。この状態が左の4番目の写真です.
補足
3の羽でしごきあげた方をフライのウイングとして使用します。従って最先端部はこの羽をタイイング中につまんでおく為にのみ使用し、フックに巻き止めれば後は切り捨てます。
写真でも余った羽が広がっていますが、指で更に後ろ(アイと反対)側にしごき、針軸とアイの間にもう1回小さなこぶを巻き糸で作ります.アイの根元まで巻かない(0.5mmほど開けてください)ようにしてください。
10 余った羽を今作ったこぶにかぶせてアイ根元にハーフヒッチします。ハーフヒッチした後の糸は手順7,8の結び目の位置に戻しここで1回ハーフヒッチします。
11 (ハーフヒッチするために)もう一度糸をからめて、ハーフヒッチャーをアイ側から針軸にかぶせていきます。余った羽が一緒にハーフヒッチャーの中に入っていきます。ハーフヒッチャーは手順7,8の結び目のところで停めます。この位置でヒッチャーを抜きつつ糸を巻きとめます。糸はアイ根元に戻し、ここで最終留めをおこないます。
12 最終仕上げです。手順11の羽先端がこのフライでレッグ(足)となります。長すぎる羽をカットして短い六本くらいを残して足に見立ててください.
左は#32のヘンサドルと巻き糸だけで作ったドライフライです。釣りに行く前の日にこれに液体フロータントをつけておきます。これはヘンサドルの白っぽい色の羽を2枚重ねにし、まき糸はオレンジのユニスレッド8/0で作ってあります。この色の組み合わせは山女にいいようです。このページのフライは全て#32変形タイプです。
左の9へ続く
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ヘンサドルは、良質なものでないときれいなウイングができません。WHITING のSilver グレードのダイドカラーのものをおすすめします。