フィールドゴール

フィールドゴール

 インベーダーブーム直後ならタイトー系の殆どの店にあったメジャーゲーム。だが今ではインベーダー亜流並に基板がレア物になっており、ゲームマシンやパソコンでも遊べない存在になっている。


メーカー:タイトー
 モチーフが日本で馴染み難く、アメリカで一番メジャーなスポーツであるアメフトである事、後述するが日本語版が後に出た事から「QIX」同様タイトーアメリカの製品ではないかと、私は疑っているのだが…?

ゲームの概要・背景等:
 モチーフは前述通りアメフト(ちなみ当時もう日本にも「アタリフットボール」が上陸していた)また全体的なフィーチャーにおいて「サーカス」「アクロバット」(以下「風船割り」と書く)と共通する部分が多く、両者の画面の完成度等から考えて「風船割り」をアレンジしたゲームと考えて間違いないだろう。この為当ページでも「風船割り」と比較した形での紹介を多く記している。デザインについては関連LINKに画像が多数あるので、そちらを参照。

ボール:
 ちゃんとアメフト風に楕円形で、楕円が回転しながら飛ぶ。もっともよく見ると、ボールの軌跡自体は普通のブロックくずしと同じだ。また当時のタイトーにしては珍しく、それぞれのキャラに固有の色がついているが、朱色のボールが他の目標物に当たると、当たった物の周囲が四角く朱色になる。やはりカラー技術が未熟だったのだろう。

パドル:
 縁が丸まってて中に黒いスジがあり、背景が緑色な事もあって、ブロックくずしの様な冷たさが画面には無く全い。パドルもスコア表示部も1プレイヤーがピンクで、2プレイヤーが緑。この色分けも当時のタイトーの特徴の一つで「ストレートフラッシュ」も濃さこそ違うが基本的に同じ色。ゲームが進むとラケットが短くなるのは「ブロックくずし」と同じ。またついでだからここで説明すると、新しいボールがサーブされる度にもBGMが鳴るが(最後が「ピッ!」と上がるのがよりコミカル)このリズムにあわせてスコア表示部が点滅し、これも1プレイヤーと2プレイヤーでメロディが違う。
目標物:

ヘルメット:
 1列づつ色のついた障害物として、たがい違い(つまり一番外側と一番内側は同じ方向)にゆっくり移動している。ボールが当たれば「ヴイッ」なる音とともに消えるが、1列が全滅するとボーナス点が入り、BGMと共にその列が全て補充される。ここまでは「風船割り」と同じ。違いは1列消した時で、「風船割り」はどの列でも同じBGMが鳴り、鳴り終わった直後すぐて補充されるのに対し、当ゲームはそれぞれの列に別々のBGMが鳴り、片側から選手入場の如くゆっくり行進しながら補充される。この時の足音?がテーブル筐体は「ドットコ、ドットコ…」、ボックス筐体はエコーがかかって「ドコドコドコドコ…」。ちなみ当時ゲーセン仲間で一番「インベーダー」が上手く、9万点の記録を持ち、幼稚園から大学まで一緒だった北野君(本名)は、この音を聞くと何故か全身がうずいたものだ(笑)

選手:
 時々(多分一定回数パドルではじいた時)選手が登場して画面を走り回り、プレイヤーを馬鹿にしているとしか思えない「フッフッフッフウ、フッフッフッフウ」なる笑い声を出す。ボールが当たると反射するのでプレイの邪魔となるが、背番号(これによりまた選手の色が違う)の100倍の点数がゴールに入る。頭に当たると倒れ「フッフッフッフウ」と一回だけ笑って消える。私は「笑い人」と呼んでた。

ゴール:
 さらにゲームが進むとボールが短時間ラケットに固定され、ゴールを狙い易くなる(「アルカノイド」も所詮これの応用だ)この状態でゴールにボールを入れればまた独特なメロディが鳴り、EXTRAプレイとして1ボールが追加される。しかしなかなかゴールに入らないと、固定される時間はどんどん短くなる。ミスするとゴールの点数が「ビッ、ビッ…」なる音と共に100点づつ減点され、ボールが無くなればゲームオーバー。勿論ゲームオーバー用のメロディも鳴る。
デモ:
 スコア説明等が無く、ボールが延々とはじかれ続くのは「風船割り」を始め「インベーダー」以前のゲームと同じ。「風船割り」はデモ中でも風船が割れたりシーソーの着地ミスがあるのに対し、当ゲームは選手が一人も破壊されず、パドルはボールの真下に正確に移動してくるのでミスにはならない。また笑い人も定期的に登場する。

備考:
 ところでこの当時のゲームのメッセージは、大手を中心に殆どが英語で、タイトーも全て英語だったが、当ゲームだけ何故か、結構後から日本語が出た。ウチの地元でも英語版が1台だけあったタイトー系店で、隣に日本語版が並んだりした。でも2001年2月に五反野TAKARAに置かれていたこれや、ヲヤヂの惑星さんの保有画像は日本語だったりする。またこの日本語文面がやたら丁寧で、GAME OVERの時普通は「ゲームオーバー」だが、これは几帳面にも「ゲームガ、オワリマシタ。」と出る(笑)

関連LINK:ヲヤヂの惑星      KLOV      だいのほーむぺーじ      Hiroshima Ge-sen Data Base      懐(レ)ゲーの部屋

 ゲームオーバー  アト1カイアソベマス