ヘッドオン(アイレム版)

ヘッドオン(アイレム版)

 コピーや亜流と言うのはオリジナルと殆ど同じか、基本は同じでも絵や音は全て作りなおすか、アイデアを借りる程度で半オリジナルとして成り立つかのどれかだった。だか当ゲームはルールとグラフィックの基本は同じで、それ以外は全部作りなおしたと言う珍しい亜流だ。例によってオリジナル(以下「セガ版」と記す)と同じ部分は説明を略す。

メーカー:アイレム
コース :
 同じだがセガ版の様に横画面でなく、当時の標準だった縦画面(当然か)。あと背景はよく覚えてないが黒だったと思う。ならそこは青のセガ版と大きく違う事になる。
車   :細部は違う筈だが、パッと見は敵味方共セガ版と大差無い。

ボタン :
 セガはフチ無しで黄色く薄い凹面、タイトーはフチ付きで赤く出っ張っているが(ナムコも色以外同じ、「インベーダー」の零細コピーもこれに順ずるのが多い)、アイレムはフチ無しで赤く小さなボタンだった。で肝心の加速だが音と速度、高速と低速、どちらも「ブウゥ〜ン…」と、まるで電動で走っているかの様な盛り上がらなさだった。当時いかにセガ版の迫力があり、アイレムのゲーム全般が重かった(当時の言葉で言うならネクラ?)のか、わかる話だと思う。

レバー :
 セガ版でも前述したが、レバーが右になっているのはセガ版だけ。従って「インベーダー」等と同じ配置だ。この為セガ版に慣れた人は左右の手を交差させてプレイする人がいた。私もだったが(笑)
ドット :
 通ると「リュウリュウリュウ…」と言う盛り上がらない音がする(よく読むとわかると思うが、当ゲームは面クリア時の音もドット取得時のものが流用されている)スペシャルドットも珍しく殆ど同じ形で存在。ちなみ得点制は全てセガ版と同じだったと思う。
自車失敗:遠くの山で爆薬を仕掛けたみたいな「ブッコォ〜ン!」。爆発のグラフィックはアイレム独自だったと思う。
面クリア・難易度:
 基本ルールは前述通りセガ版と同じだが、1面クリアの定番コースはセガ版のものは使えない。この為「何だよこれ、(セガ版の様に)いつも通りクリア出来ねえじゃねえか(-_-メ)」と文句を言いながらプレイしてる小中学生は時々見かけた。クリア時の音は「リュウリュウリュウリュウリュウ…!」だが、セガ版より鳴る回数が半数(弱?)しか無い。
その他 :
 繰り返しになるが、セガ版と比べて全てに迫力が無く、設置台数も少なめだった。てゆーか当時のアイレムは会社規模の割にパッとしたゲームが無い二流メーカーで、私が本格的なアーケードゲーマーを卒業するまで、何も無かったのが事実だろう。

 ゲームオーバー  アト1カイアソベマス