ローリングクラッシュ

ローリングクラッシュ

 先に断っておくと、当ゲームはインベーダーの基盤や筐体からの流用が可能である為、出回っていたゲームもニチブツオリジナルとインベーダー改造と2種類あった。しかし圧倒的にインベーダー改造が多く、オリジナルは現役時代一回しか見ていない。この為双方の違いについても各項目で必要に応じて説明していく。

メーカー:日本物産
 「ムーンベース」「ムーンクレスタ」によるアレンジの上手さを見せつけた同社らしい亜流(実は私は「サファリーラリー」のSNKがこっちを作ったと思ってた…)。なお当ゲームも「ギャラクシアン」の亜流「ムーンエイリアン」との2in1筐体があったが、これについてはとりあえず関連LINK「Takaさんの洋ゲー研究所」を参照。
コース :
 デザインは関連LINKを参照。自車の移動は左下が反時計回り、右上が時計回りとなり、コースの中に点数や残機表示があるのもヘッドオンと同じ。中央は左右が上を通る立体交差となるが、真下で自車と敵車が交差しても「カーハント」の様にすれ違わない。
自車  :
 デザインは関連LINKを参照。前輪が後輪より小さくなっている為、ヘッドオンと比べるとかなり小気味良いデザインになっている。色はオリジナルならヘッドオンと同じ黄色(そして敵は赤)だが、インベーダー流用基盤では固定カラー。

ボタン
 当然加速だが、当ゲームはヘッドオンと比べかなり速度が遅く、スタート時もエンストしがちの様に「ブー…ブー…ブー…ブブブ…」とゆっくり始まる。加速してもヘッドオンの半分程の速さ。

レバー:
 ドットイートでは通常4方向だが、当ゲームは車線変更ゾーンが右上・中央・左下の縦長コースだけで、横長コースには無い。この為レバーはインベーダータイプの左右式のみで済む(「ムーンエイリアン」との2in1筐体と言うだけでなく、インベーダー筐体の流用も想定していたと考えられる)また車線変更数が高速では1レーンのみだが、低速では2レーンどころか何と4レーン出来る。音は「シャーッ…!」
ドット :
 穴の開いた菱形◇で、自車が通ると「ピチピチピチッ…」と潰してるみたいな音がする上、本当に潰れてる様なグラフィックも出る。レイアウトの関係かやたらドットが多く感じる。スペシャルドットは無い。
敵車  :デザインは(オリジナルでは赤色なのを除けば)自車と全く同じ。追いかけ方も余りしつこくない。
自車失敗:
 「バゴーン!」と鳴った後天使が昇っていく。これだけ書くと「平安京エイリアン」を思い出すが、平安京エイリアンは比較的早い速度で画面上まで登って行くのに対し、当ゲームはここも非常にゆっくりで、上に行くまでに一定時間たつと次の画面に移る。またこの衝突がレーン中でなく車線変更ゾーンで起きると、不思議な事に破壊されず、自車がクルクル横に回転していく。
面クリア:
 クリアするとオリジナルでは「ピピピピピ…」とアラームみたいな音が鳴る。クリア時のフィーチャーとしては全ドットイート中、恐らく最も味気ないだろう。インベーダー流用基盤ではUFO破壊音が鳴るが、意外にもインベーダーのサウンド流用はここだけ。
その他 :
 特徴あるフィーチャーが他に2種類あるので紹介しておこう。一つ目はチェッカーフラグみたいなキャラクタで、暫くたつと車線変更ゾーンのどこかに出現し、踏めば高得点。この辺は「パックマン」のフルーツに似ている。もう一つは偶数面で登場するシャッターで、上〜左上〜左と右〜右下〜下を結ぶ。ここを通るとヘッドオンIIよろしく方向が逆になるので、クリアが楽になる。最後になったがあちこちを読むと判る通り、難易度は当時のドットイート中でも最も簡単になっている。
関連LINK:Takaさんの洋ゲー研究所

 ゲームオーバー  アト1カイアソベマス