コマンダー

コマンダー

メーカー:
 アイレム。なお当時のアイレムは、ヘッドオンやインベーダーのコピー(IPMインベーダー)もそうだが、字も色も音もやたら暗くて重く、当時はセガと共に最もデザインの野暮ったいメーカーとして覚えていた。スマートだったナムコやユニバーサルとは雲泥の差(タイトーは中立かな)ゲームメーカーがどこも洗練されてる現在では、信じられない話。

ゲームの概要・背景等:
 これも陸戦ミリタリー。舞台だが緑色の「*」(障害物か植物の再現?)が3×3マスにあわさった塊があり、それが縦横の通路を挿んで4×4マス分の碁盤目通路を作っている。この15×15マスの中と外がゲームの舞台。

自機:
 黄色い戦車。ただしキャタピラは再現されておらず「インベーダー」の砲台が前後にスライドする様にしか見えない。移動は四方向だが自動車的な動きが考えられていて、前に進んでいた後急に後ろにレバーを倒すと、尻を向けたままバックする。慌てて曲がってもそのまま。この概念はセガ「カーハント」でも使われていたが、プレイヤーにとっては戸惑い難く動き難いので、どちらのゲームも寿命は長くなかった様だ。最後になったが自機中のスペースの部分しか動けず、*は進めない上に自機の弾でも破壊不能。

敵:
 大別して2種類。

 砲台は外周にあり、自機を狙ったりランダムでなく、時計回りで順番に弾を撃って来る。この弾だけが*を破壊出来る。1マスごとに配置されてるので、自機が移動して射撃で破壊する為には、約半数はただ通路を移動すればいいが、残りの半数は砲台が*を破壊して来るまで待たなくていけない。勿論砲台を全部倒すとクリア。

 もう一つの敵はゲーム名のコマンダー。桃色の人型が一人、*と砲台の間の外周を回っている(2面では白いのも登場して2人になる。速度も上がったかも?)自機と縦横どちらかの座標が合うと弾を発射する。自機の弾でも倒せるが、こいつを倒すあるいは1周回ると、表示されている周回数(確か最初は9)が1つ減ってしまい、0回になるとインベーダー侵略的ゲームオーバー。

マイコン移植:
 見ての通り動く要素が少なく、弾の登場が無い時は2つ、ある時でも最大5つしか動きが無い為、当時速度の遅かったBASICによるアーケードゲーム移植として好まれた。私が知ってるだけで4種類の移植があり、*を自機で破壊出来るもの、他に別の敵がいるもの等マイコン版の方が多彩だった。ただ問題は画面キャラの要素の多さで、いちいち画面情報を読み取る余裕が無かった為か、配列変数をとって仮想画面を作っていたが、当時のマイコンの記憶容量は16kが標準で、それだけでメモリをかなりくってしまう為、ハイスコア表示を削るとか涙ぐましい努力があった様です。

その他:
 特徴としてはやたら音が少なく、当時のゲームは最低でもゲーム中は音がしていたのに、当ゲームは しか無かった!従って当時の時点で「古臭い」と言われていた(笑)

 当ゲームの上位バージョンとして「グリーンベレー」が作られている。詳細はこちらを参照

 ゲームオーバー  アト1カイアソベマス