Avalanche

Avalanche

 こいつと「スパイハンター」、予想通りきたね(笑)この作品はあまり深い内容はないから、サクッと行きましょう。

 アタリ社曰く「ブロック崩し」の特徴を生かしつつ、スリリングな要素を加えたそうな。「ブロック崩し」よりつまらなくなった気もするが…。上から落ちてくるのは紛れもなく”岩”です。フライヤーやマニュアルにそう書いてありますし、純正筐体には落石の絵が描かれてます。
操作系

 パドルコントローラーとサーブ(Serve)ボタン。サーブボタンを押すと岩が落下し始めます。押さなくても5秒たったら勝手に落ち始めます。

 岩は6列に並んでおり、下2列の岩はサイズが大きく、中2列は中位、上2列は小さくなっています。得点は、1番下の列の岩は1個当たり1点、次の列の岩は2点、……、1番上の列の岩は6点となっています。

 パドルは始め6個たてに並んで連動して動くようになっており、どのパドルで岩を受け止めても得点は変わりません。2列目の岩が落下し始めるとパドルが1個消え、5個のパドルで受け止めることになります。3列目の岩が落下し始めると、またパドルが1個消え、4個のパドルで……最後の列の岩を受け止める時は、パドルは1個になります。しかも岩の大きさに比例して、パドルの長さもどんどん短くなっていきます。さらに岩の落下スピードもだんだん速くなっていくので、難易度は加速度的に上昇し、かなり厳しいです。

 画面上のすべての岩をチャッチすると面クリア。2面目はいきなりパドル3つからスタートします。下から4列目の岩が落ち始めるまで、パドルの数は3つから減りませんが、その長さは途中で短くなります。4列目以降はまたパドルが1個づつ消えていきます。3面目はパドル2つ、4面目はパドル1つからスタートし、同様な法則に従っていきます。
得点

 1面当たりの得点は687点になり、ボーナスとかは全くありません。マニュアルには”可能な最高点数は 2748点(687×4)”と書いてあるので、4面クリアでゲーム終了と解釈できるんですが…あれれ、MAME でやったら5面以降もあるぞ。チート使ったからかな?4面終了前にチート切ったんだけどな。

 規定回数ミスするとゲーム終了。ミス回数は得点表示の上に表示されます。規定点数以上の得点で延長プレイ。ミス回数と延長プレイ設定はセットで切り替えることになっており、3ミスで450点、5ミスでは750点以上で延長プレイとなります。
余談ですが

 コンシューマー移植作品としては Atari 2600 用の「Kaboom!」というのがあります。しましまの囚人服を着た囚人が上から次々と落とす爆弾をパドルでキャッチする、という風にアレンジされています(ここではコンシューマーの話しは御法度でしたっけ?)

 ゲームオーバー  アト1カイアソベマス