Cops 'n Robbers

Cops 'n Robbers

 今回は濃い話なしであっさり行きます。


プレイヤーと警察・強盗の関係

 警察と強盗のカーチェイスをテーマにした、1〜4人用ゲーム。

 スタートボタンは”1プレイヤースタート”と”マルチプレイヤースタート”の2つのみで、”マルチ…”の方はクレジット数に応じて自動的に2〜4人プレイとなります。例えば、4クレジット入れてから2人プレイやろうとしてもできないので、クレジットの入れ過ぎに注意。

プレイ人数 左外側(警察) 左内側(警察) 右内側(強盗) 右外側(強盗)
1人プレイ CPU操作 CPU操作 現れません プレイヤー
2人プレイ プレイヤー 現れません 現れません プレイヤー
3人プレイ プレイヤー プレイヤー 現れません プレイヤー
4人プレイ プレイヤー プレイヤー プレイヤー プレイヤー

 このゲームの醍醐味は2対2の4人対戦プレイでしょう。実は内側の車と外側の車は同等ではありません。外側の車にとっては、内側の仲間の車が邪魔になる場合があります。もし間違って仲間の車を撃ってしまうと、相手の得点になります。それを避けるために、外側の車から発射された弾のみ、画面の上下に当たると反射するようになっています。まっすぐ相手を狙う内側と、反射を上手く利用する外側のコンビネーションが鍵です。

 なお、スピーカーは強盗側と警察側でそれぞれ別々になっており、一応、疑似ステレオサウンド?になっています。
操作方法とゲーム目的

 それぞれ相手の車を銃撃して、制限時間内により多く弾を命中させた方が勝ち。制限時間はディップで1分、1分45秒、2分20秒、3分、の4種を設定できます。画面下側のタイマーの数は実際の秒数ではないので注意。

 操作系は上下方向にのみ動くトリガー付き操縦桿型スティック+アクセルペダルが4セット、横幅の広いスタンドアップ型筐体にずらっと並んでいます。2車線の広い道路と、その両脇にビルが立ち並ぶ絵が、モニタの倍くらいの横幅で描かれており、ミラーで反射した画面が道路の真ん中にピタッとはめ込まれるように表示されます。そう、実はビル街での銃撃戦だったのです。

 操縦桿は銃の狙いの角度を調節します。車からそれぞれの相手に向かって銃身が出ていますが、操縦桿の動きじて7段階で角度が変わります。操縦桿のトリガーを押すと、銃から弾が発射されます。連射不可で、撃った弾が画面上から消えない限り、次の弾は撃てません。アクセルペダルを踏み込むと、車は画面上部へ向かって動き、放すと画面下部へ動きます。アクセルを踏まないと、車は画面の一番下に止まったままです。車に弾が命中すると、クラッシュした絵に変わり、画面下まで自動的にズルズルと降りていって、消えます。この場合、アクセルペダルを踏み込むと、車はランダムな位置に再び現れます。
トラック

 画面の真ん中には、 "beer" とかかれたトラック(Beer Truck:ビールトラック?)が障害物として走っています。弾がトラックに命中すると、吸収されて消えてしまいます。どちらかの得点が10点に達するまでは、トラックは1台しか現れません。どちらかが10点に達すると2台、20点で3台、そして30点で4台のトラックが画面上に同時に現れ、相手に弾を命中させるのが難しくなります。
 以上、裏話等のネタはありません。

 ゲームオーバー  アト1カイアソベマス