Starhawk

Starhawk

 1978年初頭「Space Wars」完成後すぐのことですが、Lally Rosenthal 氏がシネマトロニクス社を去ります(著作権料のこと、あるいは次の作品の契約のことでもめたと言われているが、詳しいことは不明)この時彼はプログラムの開発ツール、およびプログラミングに関するあらゆる技術資料を根こそぎ持っていってしまいます。これでは後の開発に支障を来たすところでしたが、当時シネマトロニクス社に入社したてであったプログラマの Tim Skelly 氏は、基盤のリバースエンジニアリングでなんとか不明の情報を解明し、事なきを得たそうです。つまり Tim Skelly 氏がシネマトロニクス社に入社して初めて作ったゲームです。

 1978年のAMOAショーに出品するつもりで作っていましたが、上記の事情のため完成が遅れ、ショーに出品できなかったのがこのゲームがヒットしなかった一因だったとのこと。AMOAショー後街角に出たのは1978年の冬で、国内でも 1979 年に流通しています(MAME では 1981年になっていますが)

 3Dビューでいろんな種類の敵があらゆる方向から飛んでくる、というのが当時としては画期的だった…はずなのですが、今見るとわずか5種類の敵がそれぞれ全く決まったパターンで出てくるのみで、単調すぎることこの上なしですね。

 敵の得点を補足しておくと100点、200点、300点、500点の敵がいて、ゴーストシップは 800点、しかしゴーストシップにやられると 800点の減点になります。また背景の溝つき通路のスクロール速度がたまに速くなりますが、このときにゴーストシップを倒すと1,500点になります。敵自体の速度は変わらないのに、背景の速度が速くなるだけで敵もスピードアップしたように感じるのは、目の錯覚を利用したアイデアですね。

 ちなみにゴーストシップは海外では pirate ship(海賊船)と呼ばれていたようです。
関連LINK:海外製ゲーム達

 ゲームオーバー  アト1カイアソベマス