Ultra Tank

Ultra Tank

 アタリのタンクシリーズの最新版。要するに、2台の戦車がお互いに撃ち合うという、「Spacewar!」の地上版のようなゲーム。
Tank1974年2人対戦専用
Tank II1975年初代とどこが違うのかよーわからん
Tank III1975年?4人対戦用か?(要確認)
Tank 81976年8人対戦、または4対4のチーム戦
と発展してきて、ついにこの「Ultra Tank」でCPU相手の1人プレイが実現(なお「Tank II」「Tank III」は国内未流通)

操作系

 初代「タンク」から共通で、縦方向にのみ動く2本のスティックで、それぞれ戦車の左右のキャタピラを制御する。↑↑で前進、↓↓で後退、↑↓で右旋回、↓↑で左旋回。右側のスティックについているボタンを押すと、ミサイル発射。あと、3つのトグルスイッチがあって、それぞれの切り替えを行う。
OPEN FIELD WALLS & MINES
何もないまっさらなフィールド。 壁で仕切られた迷路状のフィールドで、あちこちに×印で表示される地雷が埋め込まれている(ちなみに、初代「Tank」〜「Tank 8」は "WALLS & MINES"状態での対戦です)踏んでしまった地雷は消滅しますが、一度 "OPEN FIELD" に切り替えて、再び "WALLS & MINES"に戻すと、地雷はすべて復活します。
VISIBLE TANKS INVISIBLE TANKS
戦車が普通に見えている。 通常時は戦車が見えなくなり、ミサイルを発射したら、そのミサイルが飛んでいる間だけ目に見える。(注:MAME では INVISIBLE TANKS のオプションが効かない模様)
BOUNCING SHELLS STEERABLE SHELLS
ミサイルが壁に当たると跳ね返る。ただし、跳ね返り回数は4回までで、5回目に壁に当たると消滅。 ホーミング弾のごとく、戦車の旋回に合わせてミサイルも旋回する。ただし、1回壁にあたると消滅。
3つのスイッチの組み合わせにより、計8種のゲームが楽しめます。コイン投入後、ゲーム開始前にこれらのオプションを選択するようになっていますが、ゲーム中でも自由に切り替えられます(「Space Wars」の様々なイベントを想い起こさせますね)

 1人プレイでは白戦車と黒戦車の好きな方を操作できます。コインを投入して、オプションを選択後、白、黒それぞれのスタートボタンの好きな方を押してください。もう一方の戦車は自動的にCPU操作となり、スコアの下には "ROBOT" と表示されています。2人対戦の場合は、2クレジット投入し、白黒両方のスタートボタンを押して下さい。どちら一方しか押さなかった場合、プレイ開始まで8秒がカウントダウンされますので、この間にもう一方のスタートボタンを押せば2人プレイ、押さなかったら自動的に1人プレイとなります。

 ゲームは時間制で、60、90、120、150秒をディップで設定できますが、画面上側の真ん中にあるタイマーはどのような時間設定でも必ず99からカウントダウンを初めます。こればバグではなく、元々そういう仕様で、ただカウントダウンのスピードが異なるのです。1人プレイの時、所定の点数(25、50、75点をディップで設定)に達すると延長プレイとなります。この時タイマーは33からカウントダウンします。
最後にちょっと余談(「ウルトラタンク」と直接関係ないが)

 初代「Tank」は史上初めてロムを使用したアーケードゲームです。CPUはまだ使用していません。これ以前の「ポン」とその亜流たちはロムもCPUも使っておらず、だたの長方形的なものしか描けなかったのに対し「Tank」ではグラフィックデータをロムに書き込むことによって、戦車という(当時としては複雑な)キャラを描けるようになったのです。

 なお「コンピュータースペース」では苦労して、ドットの集まりでキャラを描いていた様ですが、当時のハードではかなり無理があったのでしょう、ゲームのスピードが非常に遅くなってしまいました。そして、それが失敗の一因でした。

 ゲームオーバー  アト1カイアソベマス