スターウォーズ -帝国の逆襲-

スターウォーズ -帝国の逆襲-

 どうやらこの作品、1作目からのコンバージョンキット(マーキー、サイドアートはスタンドアップ用とコクピット用それぞれあり)としてのみの販売だったようです。したがって、当然、筐体・操作系は1作目と共通。国内では正式に販売されてないんじゃないでしょうか。国内にあるとしたら、おそらく、スターウォーズ好きなゲーセンのオヤジが個人的趣味で買った程度ではないかと。というわけで、国内での目撃情報がなければAGDBからの削除対象になる恐れもありますが、一応ゲーム内容について解説しておきます。こちらは映画としては2作目、ゲームとしては3作目。

あらすじ

 映画冒頭の”ホスの戦い”に基づいているので、ゲームに関係する部分の流れをごく簡単に。

 反乱同盟軍は氷の惑星ホスに秘密基地を作って隠れる。帝国軍はプロボット(探査用ドロイド)をあちこちに送り込む。反乱軍はプロボットを破壊。でも結局、居場所がばれてしまって、帝国軍の地上攻撃部隊が大量の AT-AT(スノーウォーカー)で攻めてくる。雪上での戦い。反乱軍はスノースピーダーで応戦。AT-AT の足にケーブルを巻き付けて動きを止めたりするも、圧倒的な勢力の前になすすべなし。反乱軍はミレニアム・ファルコンで脱出。秘密基地は破壊。帝国軍のTIE-ファイターが追ってくるが、ファルコンは小惑星帯に突っ込んで振り切る。

ゲーム1作目と共通な部分


 ゲームは 1 Wave =4つのステージから構成されています。

第1ステージは惑星ホス

 プレイヤーはルーク・スカイウォーカーになって、スノースピーダーを操縦します。帝国軍が偵察用に送り込んだプロボット (25点) を破壊して、情報 が送信されるのを防ぐのが目的。プロボットの攻撃 (Fireball) はショットで迎撃可能 (3点)。プロボットの頭の部分(トランスミッター)が白くなると、そこから情報データが信号の形でピコピコと上へ向かって送信されます。この情報信号 (Transmission) をショットで撃ち消すことも可能です (5点)。なお、上側の
=Ο=Ο=Ο=Ο=
ってやつ(思いっきり簡略化した絵だけど、わかるかな?)はいったい何だろうと思った方も多いと思いますが、これは情報送信回数を示すメーターです。敵の情報送信が成功するごとにΟが1個づつ増えて、計4回の情報送信が完了すると、帝国軍は反乱同盟軍の秘密基地のありかを知ったことになり、このステージ終了です。

第2ステージはまだ惑星ホス上

 プレイヤーは再びルーク・スカイウォーカーになって、スノースピーダーを操縦します。帝国軍が秘密基地を破壊するために送り込んだウォーカー群の侵攻をくい止めることが目的。 AT-ST(2本足の小さい方)は 50点、AT-AT(4本足の大きい方)は 75点。頭の赤い部分が点滅すると、そこからショットを撃って攻撃 (Star Shot) してきますが、迎撃可能です (7点)。ウォーカーを破壊するには2通りの方法があります。
  1. 頭の赤い部分(攻撃口)にショットを命中させる。
  2. 足にケーブルを巻き付ける。
 ケーブルは親指ボタンを押すと発射され、ショットは人指し指トリガーのみで行います(このステージのみ)。ケーブルは使用回数が制限されています(1面当たり4回、面毎に補充)。また、AT-AT の足の間をくぐり抜けると Trick Flying ボーナスとして 5,000点が入ります。しかも、1面内で何度もくぐり抜けると、2回目は 10,000点、3回目は 15,000点、…、と 5,000点づつどんどんボーナスが上がっていきます。なお、このステージでは上側のメーターは


│→

ってな感じの縦棒が左から右へ動いて行き、Ο印が1個づつ減っていきます。これは秘密基地の動力発生装置のエネルギーを示しています。破壊し損ねたウォーカーは(画面では見えませんが)秘密基地の動力発生装置に向かって行き、攻撃を加えます。それに伴い、縦棒がメーターの左から右へ動いて行き、右端に達すると、動力発生装置が完全に破壊されたことになり、このステージは終了です。

第3ステージは宇宙空間

 プレイヤーはハン・ソロに、自機はミレニアム・ファルコンに変わります。追っ手の TIE-ファイター (100点) と空中戦。敵のショット (Fireball) はもちろん迎撃可能 (3点)。お気付きの方も多いと思いますが、ゲーム1作目の最初のステージそのまんまです。もっとも、プレイヤーが操作するのはXウイング→ミレニアム・ファルコンに、また、敵のベースはデス・スター→エグゼクター(巨大戦艦)に変わった、という若干の違いはありますが。アタリらしからぬ使いまわし。念のため注意しておきますが、このステージでは自機の移動はCPUまかせですので、プレイヤーはショットを当てる事だけに専念して下さい。一定時間経過するとこのステージ終了。

第4ステージは小惑星帯の中

 プレイヤーはやはりハン・ソロで、ミレニアム・ファルコンを操縦します。小惑星帯を無事に通り抜けることが目的。小惑星は破壊できません。ただ避けるのみです。無事小惑星帯をくぐりぬけるとステージクリア。でっかいダース・ヴェイダーの顔がドドーンと出てきて、何ごとか喋って、Wave 終了。ボーナスとして 2,500点(固定)+難易度に応じたボーナスが入ります。

 前2作にあった、巨大なデス・スターを破壊するというクライマックスがなく、命からがら逃げ出して終わりなので、何かもの足りない気がしますが、実際の映画のストーリーがそうなのだから、しかたがない。なんせ旧3部作中、この作品のみ負け戦ですから…。
この作品独特のフィーチャー”JEDI ボーナス”

 第1〜3ステージでは、各々定められた数の敵を破壊するというノルマを達成する毎に、また、第4ステージでは無事小惑星帯から抜け出したら、 5,000点のボーナスと共に、「J」「E」「D」「I」の文字が1文字ずつ順に与えられます。(画面に "JEDI" のどデカい文字が突然現れ、そのうちの1文字がゆっくり画面右上端に向かって小さくなりつつ移動して行く、派手な演出のところです。知らないでただ撃ちまくっていた方は、いったい何事かとびっくりしたことでしょう。)

 4つの文字が揃って "JEDI" のワードが完成すると、20,000点の特別ボーナスが入ります。そして、画面上側に "JEDI" の大きい文字が表示されている間は無敵モード(やられてもシールドは減らない)で、かつ、この間の得点は10倍になるという大盤振る舞いです。画面上側の "JEDI" の文字が消えると、無敵モード終了。再び文字を揃えることによって、何度でもこのボーナスは可能です。ただし、Waveが進むと1〜3ステージのノルマ(いくつ破壊すればよいかは各々画面に表示されます)はきつくなっていきます。

最後にちょっと気付きにくい点

 ハイスコアテーブルは一見トップ10まで表示しているように見えますが、表示中に操縦桿を上下に動かすことにより、第25位までスクロールして見ることができます。

 ゲームオーバー  アト1カイアソベマス