ロックンチェイス

ロックンチェイス

 実はこの作品はとうの昔に調査済みで、文章もほとんど出来ていたのでした。主人公は”ルパン”で、4人の敵は”スーパーD”と言います。”D”は Detective、つまり刑事のことです。


コイン

 ドットに見えるのは実はコインです(1個20点)。どうやら、ルパンは盗んだお金を通路にぶちまけてしまったらしい。コインを回収しようとするルパンと、ルパンを逮捕しようとする4人の刑事との逃走劇、というストーリーなのでした。これでスコア表示の「$」の意味も早々に解決ね。

 微妙なことですが、”コイン”でなく、”金貨”と表現している場合もあります。よく考えると、コイン(小銭)を拾い集めるというのはルパンにしてはあまりにセコいですが、金貨だったら価値がありそうで、まあ納得できます。流線堂の本ではどう表現されてましたっけ?

 画面内のすべてのコインを拾ったら面クリア、ではなく、すべてのコインを拾った時点で画面の上下2ケ所に出口が開きますので、どちらかから出たら面クリアとなります。
パックマン

 さて、プレイしてみれば誰でもすぐわかるでしょうが、この作品はシステム的に多くの部分を「パックマン」から借りてきています。まず、1画面固定迷路型ドットイートで敵が4人というのからして「パックマン」そのものですが、その4人の敵も「パックマン」に出てくるモンスターのごとく、それぞれ固有の特徴を持っています。私の研究したところによると、以下のような性格づけができると思います。
ニックネームニックネームの意味タイプ(cf.パックマン)
STIFFY頑固者追いかけ
SMARTYお利口さん待ちぶせ
SCAREDY臆病者気まぐれ
SILLYおバカさんおとぼけ
 デモ画面で出てくる名前を私なりにわかりやすく訳しただけで、日本語版で正式にどう呼ばれていたかは定かでないので、そこのところお間違えのないよう、お願いします。

 また、ときどき現れる$袋の得点は、1面内で、取るごとに倍々に上がっていきます。(初回 500点で、4,000点まで)。この倍々得点システムももちろん「パックマン」に由来しています。なお、$袋を取るとすべての敵はなぜか一斉に泣き出して、一時的に動きが止まります。
ボーナスアイテム

 さらに「パックマン」のフルーツボーナスに対応する、ボーナスアイテムもあります。ただしフルーツではなく、以下のようになっています。
1面シルクハット200点
2面王冠300点
3面スーツケース500点
4面電話
5面時計
6面カメラ
7面メガネ
8面懐中電灯
9面カギ
10面以降ハート5,000点
*4面〜9面のアイテムの得点、記録しておくの忘れてました。いまから確かめるのも面倒なので、腕に自信のあるかたチェックプリーズ。
シャッター

 「パックマン」にはない新しい要素としては、まず、数カ所ある自動的に開閉するドア。それから、LOCK ボタンを押してシャッターを閉めること、が挙げられます。これらの要素により迷路に動的な変化をつけたことが、「パックマン」とは一味違う、このゲーム独特のおもしろさをつくり出しているのだと、私は思います。

 ”シャッターを閉める”とは、LOCK ボタンを押すと、画面に赤い線が出てくることを指します。これは実は通路のシャッターを閉めたのを、真上からみたつもりなのでした。敵もルパンもこのシャッターを越えることはできません。なお、シャッターは一度に2つまでしか同時に閉めることはできません。また一定時間経過すると、シャッターは自動的に開きます。

 左上を除く画面3隅では、うまくやれば、シャッターを連続して閉めることによって、敵を閉じ込めることができます。閉じ込めた人数が多いほど高得点で、以下のようになっています。
1人100点
2人300点
3人1,000点
4人2,000点
 ただし、タイミングを間違えると自分の逃げ道を塞いでしまうので注意しましょう。
ちなみに

 MAME ではデコカセ版でない、通常の ROM 版が早くからサポートされてましたが、この ROM 版は、米国でタイトーアメリカが認可を受けて製造・販売していたようです。

 ゲームオーバー  アト1カイアソベマス