スターウォーズ -ジェダイの復讐-

スターウォーズ -ジェダイの復讐-

 映画は旧3部作の3作目だけど、ゲームとしては2作目。ゲーム内容は実際の映画における”エンドアの戦い”に基づいているので、知っている人には蛇足でしょうが、まずあらすじを軽くおさらい(ゲームに関係する部分のみ)。

あらすじ

 帝国軍は第2デス・スター(初代デス・スターは第1作で破壊された)を建設中。反乱同盟軍は第2デス・スターを未完成のうちに破壊しちゃおうと計画。まず、衛星エンドア上にあるデス・スターのシールド発生装置を破壊。次にミレニアム・ファルコンでデス・スター内部へ入り込み、中心のリアクターを爆破、という筋書き。

 エンドアの特別攻撃隊はハン・ソロを隊長とし、ルーク・スカイウォーカー、レイア姫、チューバッカ、C-3PO、R2-D2 も参加。デス・スター攻撃隊はランド・カルリシアンが指揮。特別攻撃隊はエンドアの原住民イウォーク族に捕らえられてしまうが、C-3POが彼らの崇拝する神に似ていたので(笑)、逆に味方と考えて協力してくれる。森の中でのスピーダーバイクでのチェイスや、AT-ST(スカウト・ウォーカー)との銃撃戦を経て、特別攻撃隊はシールド発生装置の破壊に成功。そしてランド達も核反応炉の破壊に成功。デス・スターはみごと爆破。(この間、ルークとダース・ヴェイダーのライトセーバーによる格闘もあるけど、このシーンはゲームに出てこないので、思いっきり略。)
さて、ゲームについて

 操作系はH型タイプの操縦桿。

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 って形のやつ。左右それぞれに人指し指トリガーと親指ボタンがついている(と思う:要確認)が、基本的にはどのボタンを押しても機能は同じ(一部を除く)。筐体はスタンドアップ型のみ確認。コクピット型はおそらく出てない。

 まずコイン投入後、人指し指トリガーを押すと、難易度選択画面に。Easy(レベル1から)、Medium(レベル3から)、Hard(レベル5から)の3つから選ぶ。難易度によりボーナスの得点が違う。難易度決定も人指し指トリガーで。短いイントロムービーの後ゲーム開始。全4シーン。ゲーム全体を通して「ザクソン」風クォータービューの強制スクロールだが、スクロール方向はシーンによって変わる。基本得点は進んだ距離に比例して10点単位で上がっていく。
シーン1はエンドアの森の中が舞台

 プレイヤーはレイラ姫の乗ったスピーダーバイクを操縦し、森の中を通ってイウォークの村まで辿りつくことが目的。左下から右上に向かってスクロール。高速で迫り来る木々を避けていく様は2次元的「スペースハリアー」といった趣き。ストームトルーパー達がスピーダーバイクで追い掛けてきますが、ショットで破壊 (500点) か、体当たりで跳ね飛ばして破壊 (1,000点)して下さい。途中、イウォーク達はロープを張ったり、2本の丸太で挟んだりして敵を妨害してくれます。このロープや丸太の間を通ると 2,000点。レイア姫が通るときは妨害しないので御安心を。また、中が空洞の大きな倒木の中をくぐり抜けると 5,000点。レベルが上がると、1つ目の空飛ぶ生き物(ダイアノーガ?)が障害物の石を落としていくので注意。ゴールに着くと、イウォーク達と共に C-3PO と R2-D2 がお出迎え。固定ボーナス 10,000点+難易度に応じたボーナス (Easy 0点、Midium 30,000点、Hard 60,000点) が入ります。

シーン2はエンドアの別の場所が舞台

 プレイヤーはチューバッカの乗った AT-ST を操作して、デス・スターのシールド発生基地まで辿りつくことが目的。スクロール方向は右下から左上に変わる。転がってくる丸太や積んである丸太、投石、敵の AT-ST の攻撃などをかいくぐっててゴールを目指します。転がってくる丸太はショットで迎撃可能 (500点) 。また、敵の AT-ST を破壊すると 2,000点。このシーンのみボタンの使い方が特殊。人指し指トリガーはショット、2つの親指ボタンはそれぞれ AT-STの頭を左右に曲げるのに使う。つまり、ショットは正面だけでなく左右にも撃ち分けられる。ゴールに辿り着くと、そこにはハン・ソロが待っており、シールド発生装置を爆破してステージクリア。

シーン3は宇宙空間が舞台

 プレイヤーはランド・カルリジアンが乗ったミレニアム・ファルコンを操作して、デス・スターを目指します。スクロール方向はシーン2と同じ。ミレニアム・ファルコンの両脇には2機のXウイング戦闘機が護衛としてついていて、連動します。ショットは一度に3連射。TIE-ファイター (500点) の攻撃や巨大なスター・デストロイヤー(といっても、単に背景画像として描かれているだけ)の攻撃(砲台を破壊すると 100点)をかわします。 また、シャトル(破壊不可)がばらまく機雷にも注意。

 このゲームで注目すべきは "Split-Wave" フィーチャー。実はシーン2と3は同時進行で、2つのシーンが一定時間ごとに切り替わります。プレイヤーはチューバッカの乗ったエンドア上の AT-ST と、ランドの乗った宇宙空間のミレニアム・ファルコンを同時に操るのです!まずシーン2が先にゴールにつき、シールド発生装置を破壊してシーン3に切り替わると、ファルコンは護衛を切り離し、単体でシールドの解けたデス・スター内に入って行き、シーン3終了。

シーン4はデス・スター内部が舞台

 中央のリアクターを破壊することが目的。スクロール方向は左下から右上に戻る。あちこち壁で塞がれた狭い通路を通って、TIE-ファイター等の攻撃をかわしつつ、まず核反応炉を目指します。シーン1同様、TIE-ファイターはショットで破壊 (500点) しても、体当たりで跳ね飛ばして破壊 (1,000点) してもよい。レベルが上がると、落とし戸みたいに上から落ちてくる障害物もあるので注意。リアクターを破壊したら、ファルコンは向きを反転して、スクロール方向が右上から左下へ変わります、今度は迫り来る爆炎に包み込まれる前に、今来た通路を逆走してデス・スターから脱出しなくてはなりません。もしリアクターの破壊に失敗したり、脱出の途中で死んだりしたら、ボーナスなしで即シーン4終了。無事脱出すると、デス・スターが爆発するムービーが流れて、固定ボーナス 10,000点+難易度に応じたボーナス(Easy 0点、Midium 30,000点、Hard 60,000点)が入ります。

 以上4シーンで1レベルクリア。全部で8レベルあります。第1レベルのみシーン2と3の Split-Wave が省かれていて、シーン1の次はいきなりシーン4に飛びます。全8レベルクリアすると 100,000点の特別ボーナスが入り、ネームエントリーすると、ハイスコア表のイニシャルの次に☆マークが付きます。なお、種々の設定はディップではなく、サービスモードで行います。
 映画とのタイアップ戦略で、前作に次いで2匹目のドジョウを狙ったようですが、前作ほどはやらなかったみたいです。たぶん、アーケード業界が落ち込んだ時期ってのもあるんでしょうが、やはりベクタースキャンの3Dパーソンビューという前作の大きな特徴を排して、ラスタースキャンのクォータービューにしたのが最大の失敗ではなかったかと。で、次作「帝国の逆襲」では再びベクタースキャンの3Dパーソンビューに戻すわけです。(が、こちらもそれほどはやらなかった。)

 ゲームオーバー  アト1カイアソベマス