平安京エイリアン

平安京エイリアン/タイムエイリアン

メーカー:電気音響
 当ゲームがデビュー作であり、この後も2作程出したが鳴かず飛ばずだったらしい。なおタイトーとホーエイについては後述。

 この時代に出たビッグタイトルの1つ。東大生が作ったと言う話題性もそうだが、敵全滅型ゲームとして始めてまとまったヒット作になったと言う点については、意外と気づいていない人が多い。レビューについてもすでに他ページあるいは皆さんの記憶に残っているので、ここでは現在当ページが力を入れている、オリジナル以外のバージョンについて少し紹介しよう。
 当時はちょっとした人気作になればすぐ海賊版が作られたが、当ゲームを作る時にネックになったのがコンパネ。ボタン6つも珍しくない現在では想像出来ない話だが、当時は2or4方向レバーにボタン1つが常識(←「ゲームはそれが一番面白い」と某懐ゲー書籍で高橋元名人が語ってたが全く同感)、「パックマン」「クレイジーバルーン」の4方向移動のみでさえ当時は驚異的だった。

 さて当ゲームを見ると、穴堀りに穴埋めと2つのボタンが必要などころか、2プレイで2人同時プレイを可能にする為の、ダイヤルスイッチが付いている。そんなコンパネ見た事も無いと思いきや、実は結構近くに手軽な流用元があったのだ。既にレビューを完了している、セガの「スペースデュアル」2in1筐体である。でこれらを少しまとめてみると
ゲーム名 2点レバー・ボタン 1点ボタン 4点レバー ダイヤルスイッチ
平安京エイリアン
オリジナル
穴埋めボタン
穴掘りボタン
(最初から無い) 4方向移動 2プレイヤーPart1
Part2切替
平安京エイリアン海賊版 穴埋めレバー
穴掘りレバー
未使用
(ボタンを外して穴だけにする)
4方向移動 2プレイヤーPart1
Part2切替
スペースデュアル 左右移動
(スペースアタック専用)
射撃(スペースアタック)
加速(ヘッドオン)
4方向移動
(ヘッドオン専用)
「スペースアタック」
「ヘッドオン」切替

 私は基板等ハードの話についてはよく知らないのだが、当ゲーム自体は「ヘッドオン」のシステム基板で作られている。コンパネの類似点も、開発時に必要とされるコンパネに適応するハードを物色していた所、「ヘッドオン」が適していると判断したのかも知れない。

 さてこれらコピーの違いだが、表形式で並べてみた。それぞれサウンドがかなり異なっており、ここに紹介した以外にも、背景が青いコピー(実は「ヘッドオン」の背景がそのままになっている)等を目撃しているが、私の家の近所のゲーセンでよく見掛けたものから、海賊版1と2およびタイトー版を紹介する(ユニバーサル「スペースパニック」のアレンジ性の高さは論外なので、ここでは略した。)右から2番目の(ヘッドオン)は、タイトー版のどこへサウンドが流用されたのかをわかり易く説明する為、並べた。
相違点 オリジナル 海賊版1 海賊版2 タイトー版 (ヘッドオン) タイムエイリアン
筐体
コンパネ
オリジナル 上記セガ筐体流用 上記セガ筐体流用 自社標準デザインに
手を加えたものを新製
自社標準デザインに
手を加えたものを新製
壁の色 黄色 黄色 水色 水色 (背景が青色) 黄色
穴掘り埋め 左埋めボタン
右掘りボタン
レバー式
(左右は忘れた)
レバー式
(左右は忘れた)
左掘りボタン
右埋めボタン
(前述) ボタン式
(左右は忘れた)
出現音 (1匹毎に)
ヂュオオウ!
(1匹毎に)
ピヨピヨッ
(1匹毎に)
キーッ
(1匹毎に)
ヴーッ
低速走行の音 (2匹毎に)
パラララッ!
走行音 ヂュチュチュチュ
チュチュチュチュ
(匹数で微妙に変化)
ピヨピヨ
ピヨピヨ
トッコトッコ
トッコトッコ
ビヨビヨビヨビヨ
ビヨビヨビヨビヨ
面クリア時の音 ヒュルルヒュッヒュ
ヒュルルヒュッヒュ
穴掘り音 (1匹毎に)
グォン!
(1匹毎に)
グォン!
(1匹毎に)
コッ…
(1匹毎に)
コッ…
(不明) (2匹毎に)
ブッゴォッ!
穴落ち音 ヴィーヨ!ヴィーヨ!
(匹数で微妙に変化)
キュウウウウン…
(音色が上がってゆく)
キィーーーーー… キィーーーーー… 車線変更の音 フィヨ!フィヨ!
埋殺し音 ヂュンチュンチュン
チュンチュンチュン
ピチュン! (忘れた) ヴゥーオ! 加速時の音 出現音と同じ
増殖時音 ミミミッ! キキキッ! (無し) (無し?忘れた) (無し?忘れた)
食われた音 キキィ! キキィ! (無し) ヴーッ 低速走行の音 (忘れた)
 少し補足を。  さてこれらのコピーは皆、キャラクター(壁の色は除く)やシステムはオリジナルと同じだったが、その中で唯一アレンジして気をはいたのがホーエイ「タイムエイリアン」。
オリジナル タイムエイリアン
スピード 3面づつ3段階に速くなる 最初から最高速のまま
ただし穴を掘ると露骨にエイリアンの
動きが処理落ちする
掘りかけの穴
仲間のエイリアンが助けた穴
時間がたって這い出した穴
消える そのまま残る
デモ画面でUFOが作る文字 「平安京」 当然「タイム」
 某所の情報によると余り出回らなかったゲームらしいが「ザ・ベストゲーム」225Pには名前が載っている。なお「究極ビデオゲームリスト」には私の指摘で追加された。
マイコン移植:
 元がマイコンゲームだから、書く事は余り無いと思ったが(笑)時系列で並べてみよう。 等が思い出として残っている。そう言えばキャラの大きさがインベーダーより小さい1文字分と言うのも、アーケードでは異例の事で、これもマイコンゲームならではの影響だろう。

 ゲームオーバー  アト1カイアソベマス