上月 乃理 さん  お久しぶりです。上月 乃理です。毎度のことながら「種別考察」のページを見にきました。

 まずは間違い発見。阪神・山陽の直特ですが、

神戸高速線内通過運転……黒地に赤字
同各駅停車…………………黄地に青字

で統一されています。(ただし山陽5030系LED表示幕は赤地に黒字)また、阪急快速特急は他の特急系と同じく赤地に白字です。同じく快速急行も黄色地に黒字です。

 それと、考察を見ての感想………「各社がそれぞれの利用状況にあわせた種別設定にしてきたために、そろそろ画一的に当てはめるのは難しくなってきたかな?」というのが印象です。通勤時間の優等列車は今までのように元の種別から少しいじくるという程度のものではなくなってきているように感じます。特に、阪急京都線は最上位の「通勤特急」(旧特急)、新設の「快速特急」(旧快速急行)格上げの「快速急行」(旧急行)など、ラッシュ時と昼間時で優等の組み方を完全に換えてしまっていますし。

 個人的には、視点を変えたこのような優等の分類方法を考えました。(関東は詳しくないので、関西の列車の種別で出します。 また料金列車ははずしています)  どうでしょうか?

上月 乃理 さん
 非常に総括的な回答になりますが、要するに優等の停車駅パターンについても種類ごとに分類出来ないかという事ですね。大別すると通過駅距離・通過駅間隔・各停開始区間等で分類されている様ですね。

 私もそれは考えたのですが、何でもかんでも要素として含めると煩雑になってしまうので、まず停車駅設定よりは、その路線全体または他社との比較で、その種別の地位の上下がどういう位置づけになっているかと言う事から、全体的に使える分類を生み出す事にして、ああなりました。

 停車駅や通過駅についての考察もしていない訳ではありません。実は各種考察の次回内容として、停車駅間隔の考察を準備中です。ところがこれ何年も原形を作った後(これも法則性とか評価式が一応出来ています)わかり易くするのが面倒くさくて放っていたら、その間に何と考察の対象に使った路線の大半がダイヤ改正され、停車駅を減らした新種別が出来てしまいました(^_^;)

 これについてはそんな展開もあったと言う事で、近い将来そのダイヤ改正等の内容を追加して公表したいと思いますが、今ちょっと時間がとれなくて全く止まっている状態です。もう暫く長い目で見て頂ければと思います。

 また今回は上月さんの分類そのものにコメントをしていませんが、決して評価出来ないと言う事ではなく、私とは別によくぞここまで考えたと感心しています。機会があれば是非これらの研究成果を発表なり、メールなりして来て下さい。今後の研究成果を楽しみに待っております。

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