
Black Diamond
Label:BMG/ARISTA
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'99 |
(Track List)
01. Freedom (Intro)
02. No More Rain (In This Cloud)
03. Green Grass Vapors
04. Everyday
05. Coulda Been You
06. Visions
07. Life Story
08. Just A Pump
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09. Trouble Man
10. Bone 2 Pic (Wit U)
11. Man Loves His Money
12. Love Junkie
13. Black Diamonds & Blue Pearls (Interlude)
14. Heaven Help
15. Bonus Track
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(Producers)
Angie Stone, Ali Shaheed Muhammad (Ummah),
Gerry DeVeaux, Aaron "Freedam" Lyles, Russell Elevado, Rex Rideout & Phil Temple, DJ U-Neek, Cutfather & Joe
(Musicians)
D'Angelo(song write), Lenny Kravitiz, Gemini, Chalmers "Spanky" Alford, Tony Maserati,
Joe Quindy, Craig Ross
(Review)
あの一世を風靡したキダーエンターテーメント黎明期のグループ ヴァーティカル・ホールド(彼らの2ndアルバムでは,あの
ディアンジェロがフィーチャーされている)のボーカリストであり,またそのディアンジェロの1stアルバムブラウンシュガーにもソングライター
としてフィーチャーされたアンジーストーンのソロデビューである。
以前も,本作にも参加しているGerry DeVeauxのアルバムに単独でフィーチャーされたこともあったが,個人名義のアルバムとしては
本作が初となる。
前述のとおりディアンジェロと関係の深い彼女,実はそのディアンジェロの奥方とのことで(子供あり),どうしても
音楽性にも彼との共通点ニュー・クラッシック・ソウル云々を求めたくなるのだが,ある意味でその期待に応える
ソロデビューアルバムを届けてくれた。
サントラ"マネートーク"に収録され話題になったディアンジェロ作の(4)(実は本作,あのメアリー J.ブライジのバージョンが
邦盤で出されており,元々彼女の最新作メアリーに収録予定だったと推定される)を始め,
旦那の1st同様にアリ・シャヒードをフィーチャーした(10)(エリックベネイの2ndでの仕事同様に軽めの音),
マービンゲイのカバー(9)等ニュークラッシックを意識させる曲に,
粘着力溢れるファンク(8)(旧友DeVeaux作),オーガナイズドノイズ風(3),(5),(7),アンドレア・マーチンの書きそうな(6)などのファンク系
楽曲とが入り混じるちょっとスタイリッシュだけど土臭さがプンプンする統一感のあるアルバムである。
これらの楽曲は,彼女のハスキーでアーシーな歌声に実にマッチし,また彼女もこれらを見事に歌いこなしており,アルバム自体の完成度は
中々高く,巷の好評振りにも全く納得いく力作である。しかし,どうも借り物的印象,ギミック的印象,二番煎じ的な印象がするのも事実で,
アルバムを手に取ったときの彼女への期待を超越する魅力に欠けた感はどうしても否めなかった。この懸念は前述の(3)がサントラで
出されたときに持ったもので,彼女のようなとんでもない環境にいる人のデメリットであろう。
彼女には個人的にかなり期待していたことからこの様な酷評となったが,
各誌で書かれている様にディアンジェロの次作へのステップとして聴くに最適なサンプルだし,また本作が
ソウルを愛するものの情熱がヒシヒシと感じられる良質なソウル作品であることに紛いが無いことを最後に付け加えておきたい。
(5段階評価)
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