Menu Teddy Riley
Blackstreet
TITLE YEAR SONG LIST, PRODUCERS & REVIEW

Finally

Label:
UNI/INTERSCOPE

'99
(Track List)
01. Blackstreet Intro/Can You Feel Me
02. Girlfriend/Boyfriend
03. Yo Love
04. I Got What You On
05. Drama/Misery Interlude
06. I'm Sorry
07. Think About You

08. Black & White
09. In A Rush
10. Hustler's Prayer
11. Finally
12. Take Me There (Remix)
13. Don't Stop(Japanese Only) 14. Confused (Japanese Only)
(Producers)
Teddy Riley, Eric Williams, Rodney Jerkins, Gerald "Big Yam" Baillergeau & Victor Merritt
(Musicians)
Janet Jackson, Ja Rule, Sauce Money, S.Gary, Stevie Wonder, Mya, Queen Pen, 8th Ave.
(Review)
天才テディー・ライリー(Teddy "Street" Riley)率いるブラックストリートの3rdアルバム。
マイヤをフィーチャーした(12)の大ヒットを受け,どの様なアルバムとなるか非常に興味深かったが, ポップな曲満載の実に"ブラックストリートらしい"アルバムとなっている。
ファンファーレに続き,唐突に"ガイ!"と言いたくなるポスト"ニュージャックスイング"といった(1)で幕を開け, ジャネットとデフジャムの新人?ジャ・ルールをフィーチャーした(2),そしてソースマネーをフィーチャーした(3) と続く展開は,若干"ポップなあざとさ"が気になるものの流石テディーといった出来で,シングルカットすると 大ヒットを予感させる。ミディアムテンポの(4)はボコーダを効果的に使ったブラックストリートらしい曲で, 従来のファンも安心出来るもの。(5)はSギャリー(新人?)をフィーチャーしたタイトル通りドラマチックな曲 。続く素晴らしいボーカルナンバー(6)は筆者のお気に入り,続く(7)では流行の"あのビート(ティンビート)" だが,ボーカルの実力で押し切ったナンバー。緩急の展開が面白い(8)。スティービーワンダーをフィーチャーした (9)はベビーフェイス風のヒットを狙った感じ(3枚目ぐらいのシングル?)と あまり好感の持てない曲(良い曲だけど)。(8)同様にブラックストリートらしい(10)でちょっと過食気味。 タイトル曲(11)は荘厳な曲。大ヒットの(12)はちょっと飽きたけどやはり,キャッチーで良い曲であることは否めない 。(1)に続くポストニュージャックを意識させる(12)は,好き嫌いが分かれそう。 かつての弟子ロドニージャーキンスと共同プロデュースの(14)は定番ネタを使っており,期待以上の 出来ではない。
こうして全曲聴いていくと,超一級のボーカルグループとしてよりも,音の方がどうしても気になってしまい, その辺りがどうも納得できないアルバムとなっている。テディライリーという名前には過大の期待をしてしまうのも いけないのだろうが,やはり少し物足りない感じはする。"コクはあるのに切れが無い"といったところか。
以上,比較的酷評したが,聴き込むほどに印象が良くなっていることも事実で, その辺は流石ヒットメーカー"テディーライリー"と言える。故に, シングル,アルバムともに売り方を間違えなければ十分ヒットするであろう。 ('99/3/31)
(5段階評価)

TITLE YEAR SONG LIST, PRODUCERS & REVIEW

Another Level

Label:
UNI/INTERSCOPE

'96
(Track List)
01. Black And Street Intro
02. This Is How We Roll
03. No Diggity
04. Fix
05. Good Lovin'
06. Let's Stay In Love
07. We Gonna Take U Back (Lude)/Don't Leave Me
08. Never Gonna Let You Go
09. I Wanna Be Your Man
10. Taja's Lude (Interlude)

11. My Paradise (Interlude)
12. Deja's Poem
13. (Money Can't) Buy Me Love
14. Blackstreet (On The Radio)
15. I Can't Get You (Out Of My Mind)
16. I'll Give It To You
17. Happy Song (Tonite)
18. Motherlude
19. The Lord Is Real (Time Will Reveal)
(Producers)
Teddy "Street" Riley, Chauncey Hannibal, Frank "Nitty" Pimental (Musicians)
Dr.Dre, Queen Pen, Karen Anderson
(Review)
テディー・ライリー(Teddy "Street" Riley)率いるブラックストリートの2ndアルバム。
前作でサウンド面を含め貢献度が高かったと思われるリーバイ・リトルとデイブ・ホリスターが抜けた 穴をどう埋めているかが本作の注目となったが,流石はテディーライリー, エリック・ウィリアムス(Eric "E" Williams :insturuments, vocal), マーク・ミドルトン(Mark L. Middleton :vocals) を導入し,また前作からの残留メンバー ショウンシーがサウンド面にも大幅に関わることで,相変わらずの完成度の 高いサウンドを届けてくれた。
このグループの魅力はテディーライリーの作り出す斬新なサウンドと,歌えるボーカル陣なのだが, まず,前者についてはシングルカットされた超傑作シングル(3),(4)の2曲だけで十二分に満足させられた (無論他の曲も素晴らしいのだが)。特にドクタードレをフィーチャー した(3)のキャッチーさ(カッコ良さ)といったら流石で'96年の傑作シングルを代表する1枚であろう。 テディー・ライリーの才能が決して枯渇していないことを再認識させられるナンバーである。 ボーカル陣のアピールについても,(5)以降の数多の等のスローナンバーで遺憾無く発揮されており, 脱退組みの穴を感じさせない。しかし, 敢えて苦言を申すなら,歌における衝撃が前作と比較して無かったことか(前作の衝撃が只者ではなかったからだが)。
そうは言うものの,本作がテディー ライリーの名を保つ,高い完成度を誇る佳作であることに変わりはない。 ('99/3/22)
(5段階評価)

"No Diggity":'98年グラミー賞ベストR&Bパフォーマンス(グループ)受賞
"No Diggity":'98年グラミー賞ベストR&Bソングノミネート

TITLE YEAR SONG LIST, PRODUCERS & REVIEW

Blackstreet

Label:
UNI/INTERSCOPE

'94
(Track List)
01. Intro (Blackstreet Philosophy)
02. Baby Be Mine
03. U Blow My Mind
04. Hey Love (Keep It Real) (Interlude)
05. I Like The Way You Work
06. Good Life
07. Physical Thing
08. Make U Wet
09. Booti Call
10. Love's In Need

11. Joy
12. Before I Let You Go
13. Confession (Interlude)
14. Falling In Love Again
15. Candlelight Night (Interlude)
16. Tonight's The Night
17. Happy Home
18. Once In A Lifetime (Interlude)
19. Wanna Make Love
20. Givin' You All My Lovin'
(Producers)
Teddy Riley, Chris Smith, Leon Sylvers, Markell Riley, David Wynn, Michael "Flip" Barber (Grand Jury), Erick Sermon, David Wynn, Chud Hugo, Sprague Willianms
(Musicians)
Knowledge, Chance, Nutta Butta, Tammy Lucas
(Review)
現在活動停止中の”ガイ(テディー・ライリー, アーロンホール, デミオンホールの 3人ユニット)”の天才プロデューサー"テディーライリー"が結成したブラックストリートの 1stアルバム。
テディー・ライリーは,80年代に一世を風靡したニュー・ジャック・スイング(以下NJS)の寵児(マイケルジャクソン,ボビーブラウン等のプロデュースが有名) と言われた男だが,ブラックストリート結成に当たりデイブ・ホリスター(Dave Hollistar), ショウンシー・ハニバル (Chauncey Hannibal)といった素晴らしい ボーカリストに,マルチインストゥルメンタリストのりーバイ・リトル(Levi Little)といった才能溢れる3人を集めた。そういった面子で 作られた本作だが,テディーの目利きが間違っていなかったことを証明する超傑作アルバムとなった。 冒頭のNJSの流れを汲んだ名曲アップの(2),キャッチーでファンキーでそして素晴らしい歌も聴かせるネクストレベル NJSの傑作(3),ヒップホップビートが心地良い(4),Gファンクビートを導入し(当時の)シーンを意識した(5),(6), 太っといビートに乗るショウンシーのテナーボーカルが心地良いミディアム(7),続く(8)と, ヒップホッパー エリックサーモンがプロデュースに絡む(9)はブリブリファンクナンバー, といったアップを中心としたナンバーが前半には並ぶ。
後半はスロー中心のナンバーが並び, スティービー・ワンダーの"Love's In Need"をファットな今風のナンバーに焼き直した鳥肌ものの(10)で幕を開け, 女性ボーカル"タミールーカス(ex. ア・トライブ・コールド・クエスト1nce Again)" を効果的に使った(11),(16), Gファンク的なスロー(12),(18), 美メロに濃厚なボーカル陣が絡む(13)から(17)の流れは圧巻。最後にNJS的なアップ(20)で幕を閉じる。 しかし,いつ聴いてもこのアルバムの完成度の高さには感服させられる。テディー・ライリーの作り出すサウンドの素晴らしさは 言うに及ばず,ボーカル陣の頑張りも光りまくっている。傑作作品に必要な全ての要素が揃った90年代の大傑作である。 兎に角聴いたこと人はかなりヤバイでしょう。即聴!。
尚,本作後にデイブ・ホリスター,リーバイ・リトルはブラックストリートを脱退,ソロデビューし,レビ・リトルは'98年にアルバムを発表している。 ('99/3/22)
(5段階評価)