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| ALBUM TITLES | Year | PRODUCERS,MUSICIANS & REVIEW | ||
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EYES NEVER LIE
Label: |
'00 |
Dwayne Wiggins (Musicians) Carlos Santana Kevin Brooks, James Lincoln, Michell "Jo Jo " Hailey, Larry Graham, (以上 song write), Andrew Desilva(vo.), Amar Khalil(vo.), Yancey S. Richardson(vo.), Raddy Bo (bass), Kevin Stancil (bass), Lionel Holoman (key.), David Council(key.), Thomas Cryer (key.), Winter (bass), John Jubu Smith (guitar), Lee Neel(drums), Najee, Darius Rucker, Collier (drums), Claire Fisher, Rich Armstrong (trumpet), (Review) トニー・トニー・トニー(以下トニーズ)のドゥエイン・ウィギンスの待望の1stソロアルバム。 残念なことに先日のトニーズ来日公演ではメインボーカルのラファエルは参加せず,筆者を含め数多くのファンは愕然とした訳だが(ドゥエイン曰くラファエルは脱退していないとのこと), 肝心のライブの出来は頗る良かった。新ボーカルでラファエル似のエイマー・カリールの頑張りもさることながら,やはりティモシーの力強く正確なドラミング, ドゥエインのギター&ボーカルワークは光っており,トニーズはまだ終わっていないことを示すに十分なものだった。特にドゥエインはその ズングリムックリした愛嬌ある風貌で,ステージ所狭しと動き回り,線香炊いたり,ロッキッシュなギターひいたり,実にお茶目なお人柄を見せてくれた。 そう,彼のトニーズでの存在は,サウンド面で屋台骨を支えるキーマンであると同時に,ユニークなムードメーカー的なものなのだろう。 一方,彼は敏腕プロデューサーとしても第一線で活躍しており,ソウルの超傑作ブルーではソウルファンを唸らせ, 最近のデスティニーズ・チャイルドではシーンにその 存在感をしっかりアピールしている。そんなこともあって,彼のミュージシャン/プロデューサーの両方面での活躍には 非常に期待しているところだった。 そんな中発表された彼の1stソロアルバムであるが,ソウルに理解ある(ドゥエイン談)キダー・マッセンバーグの新生モータウンよりの発売である。 中身の方は「ユニークだけどシリアスさも忘れない」そんな彼のキャラクターがストレート伝わってくる作品である。 まずユニークの最たる例が(1)〜(2)の冒頭の展開。ギターの調律のような渋いイントロ,ポロポロギターを鳴らしトニーズ風のカッコイイ展開。オー!と思ったところに,"ド派手なパラパラホーンのファンク"。そしてタイトルはなんと"R&Bシンガー"だもんな〜。 聴いてる方は顔が思わず「ニマ〜」となってしまう。 一方,シリアスさと言えば(3)。音的にはシリアスさを微塵も感じさせないものの,テーマは ビリー・ホリデイの奇妙な果実(黒人がリンチの末,木吊るされた事件を歌ったもの)を取り上げたもの。 これは警察に酷い扱いを受けた(当然警察の誤解)彼自身の経験を歌っている。 こんな感じで有りのままの彼を随所に感じとれるが,全体的な音の感じは"トニーズらしい曲"のオンパレード。 ドゥエインはシンガーではなくサウンドメーカーということもあり,サウンド面での拘りにやはり耳がいくが,ボーカルも結構頑張っており, "ドゥエインが頑張ったトニーズの最新作"と言ったところではないか。 特に前述の(3)なんかは,エイマーをフィーチャーしまさに3rdアルバム"Sons of Soul"の頃のあの元気なトニーズ。 各曲について簡単に触れると,(4)はあのグラミー賞男"サンタナ"との共作。バリバリのドライブ感でギタリスト ドゥエインをアピールすれば, 一転(5)のミディアムではアートンソウル系の切ないソウルを聴かせる。(6)のギターソロ〜タイトル曲のロートーンなミディアム(7)の展開も実に美しい。 後半も,ギターで甘美さを見事表現した(8),ギターとドゥエインのファルセットが美しいスロー(9),力強いビートと美メロ の絡みが絶品な(10),ファンカー ラリー・グラハムとの共作ファンク(11),しっとり美メロ(12),最後はナジーのサックスをフィーチャーし,スタイリッシュに(3)を再演 した(13)で締める。なお,邦盤では(4)で共作したサンタナの名曲"哀愁のヨーロッパ"のカバーが収録されており,これがまたドゥエイン風にアレンジされており中々聴き応えあり。 ということで,良くも悪くもラファエルが志向しているストリート路線(←これはこれで筆者は大好き)とは一線を臥す 少々臭いドゥエインのソウルワールド爆発である。トニーズの新作がどうなるか分らない今(ドゥエイン曰く今年末頃とのことだが...),トニーズフリークを満足させるに 十分な内容であろう。ただ,全体的にちょっと短調な感じがするのも事実。生粋のファンから言わせると,もう少し新機軸というか意外性もほしかったなというところが残る。これだけの好純度のソウル作品を前に贅沢な不満だろうが....。('00/05/04) (5段階評価) 【暫定】 |
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