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TEA TIME

卒業式
2,001.03.18記

3月17日。娘の卒業式。中高6年間お世話になった。
6年前の4月、入学式の光景がつい昨日のことのように思い出される。
ああ、あの時もこんな雨の降りそうな天気だった。

少人数の学校で面倒見が良い。ウチの娘の頭の程度からしてこんなものだろう。
そんな単純な考えで選んだのだが、とっても良い学校だった。
三田の聖坂に校舎がある。周囲はコンクリートで固められているのだが、ここだけは緑と草花でいっぱいだ。
学園祭、音楽会、バザー、授業参観
男子校しか経験のない私にとっては何もかも珍しく大いに楽しませて貰った。
(男子校の殺風景な校舎とキタナイ生徒達には女子校の女学生はなんとも眩しい存在だったのです)

式は突然始まる。
この学校には司会が存在しない。
来賓もない。長くつまらないお話は皆無なのだ。
(入学式の時、これにはびっくりしたものだ。無言のうちに淡々として進行する。)

理事長(お婆さん)、校長先生(日本姓のアメリカ人)、教頭先生(中年のオバサン)が
ニコニコしながら舞台に入って来る。折りたたみ椅子にすわると
ホールのうしろから、ゾロゾロ卒業生が入場。みんな今日は一応神妙な顔をしている。
着席。卒業生の一人がピアノをひきはじめた。バッハの平均率。
つっかえ、つっかえ何とか弾き終える。受験の最中だもの練習なんかしているはずはない。

理事長さんがトコトコ出てきて聖書の章句を読み上げる。
さあ、皆さん聖歌を歌いましょう・・・全員起立、その後黙祷(長かった)

A組から卒業証書授与が始まる。流石にこのときは無言とは行かない。
担任が一人一人生徒の名前を読み上げる。
生徒が壇上へ、校長先生から証書を受け取り握手する。中には抱きつく生徒もいる。
大好きな校長先生。この娘達の英会話の先生でもある。

138名の授与が終わる。
校長先生の告示。「自分を犠牲にして他人を助けること」そんなテーマだった。
送辞、答辞(日本語、英語。内容は違っていた)は型通り。
皆勤賞の発表。これはすごい。6年間休みなし。8人もいた。
休みなしはご両親の努力のおかげですと校長先生。

自治会(生徒会のこと)より卒業記念品プレゼント。
「世界に羽ばたく皆様へ世界時計を記念に」・・・「ケッコウなものをアリガトウ」と卒業生代表?
校友会(同窓会)のお婆さんたちからもプレゼント。これにも「ケッコウなものをアリガトウございます」
爆笑になった。

最後に校歌を歌い、拍手に送られ卒業生退場。

「日の丸」も「君が代」も「蛍の光」も「仰げば尊し」もない卒業式。
自然に、送り送られた。
教育の荒廃とか荒れる学校とかマスコミが騒がしいが、
彼女たちには、平穏で楽しい6年間であったことだろう。感謝!

式後、校庭でクラス毎に記念撮影。(父兄も一緒に写す。)
この後交流会(謝恩会かな、どうも意味がちがうようだが)だそうだが
父親はこの辺で退散しよう。もうここにに来ることもあるまい。さみしいな・・・



学校前の坂をもうすこし登ったところに小さな祠がある。いわくありげな石版がある。弥陀種子板碑というものだそうだ。
(校舎の画像は女子校故掲載は遠慮します。)




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