URIAH HEEP 1971-1975
URIAH HEEP
『SWEET FREEDOM』

全てのヘヴィー・ロックの地平を越え、ヒープ・サウンドは永遠の輝きを得た

04/04/09 Updated


URIAH HEEP 『SWEET FREEDOM』 (LP, Bronze ILPS 9245, UK) 1973/09/07
URIAH HEEP 『SWEET FREEDOM』 (LP, Warner WBS 2724, US) 1973/09
ユーライア・ヒープ 『スイート・フリーダム』 (LP, Nihhon Columbia YZ-46-BZ, Japan) 1973/10/10

SIDE:A
1. ドリーマー Dreamer
(Thain/Box) 3:41
Lee Kerslake のドラムで始まるこの曲は、まったくもって Mick Box が Mick自身のために作ったような曲だ。Mick のワウ・ギターが吠えまくる!

2 略奪 Stealin' (Hensley) 4:49
今でもライヴには無くてはならない定番曲。Gary Thain のベース・リフが重く切り刻み、静から動へとイッキに盛り上がる。まさに本作のベスト・チューン。

3. 愛の砂漠 One Day (Hensley/Thain) 2:47
HEEPのコーラス・ワークを上手く活かした活気のある曲。David Byron の熱唱に聴いてるこちらもついハモってしまう。

4. スイート・フリーダム Sweet Freedom (Hensley) 6:37
「ひとりでいることの居心地はどうだ」...そんなのやだーっ。悲しくもあり、力づけられるロッカバラード。まさにアルバム・ジャケットのイメージそのままの曲だ。

SIDE:B
1. 時の狩人
If I Had The Time
(Hensley) 5:43
もともととは Ken Hensley がソロ・アルバムのために 1971年に既に作っていた曲。『誇り高き言霊』に収録されていてもいいような感じの曲かも。Kenのムーグが印象的なミディアム・チューン。

2. セブン・スターズ Seven Stars (Hensley) 3:52
HEEP流アップ・ナンバー。激しいというより、楽しいといった感じか。ABCDEFGH... ZYXWVUTS..という言葉の遊び心にバンド全盛期の余裕さえ感じる。

3. 狂気のサーカス Circus (Thain/Box/Kerslake) 2:44
2本のアコギと Lee Kerslake のパーカッションをバックに David Byron が渋く歌うアコースティックバラード。

4. 巡礼 Pilgrim (Hensley/Byron) 7:10
出だしから炸裂する Ken Hensley のハモンドに衝撃を受ける。そしてAhhh.....  David Byron が絡み、激しい演奏! 起承転結が効いている素晴らしい構成。後半の Mick Box の泣きのギターもしかり。'80年代以降の Heavy Metal Band に是非カヴァーしてもらいたい曲。とにかくマジに壮絶なヘヴィ・ロック・チューン! 

Produced by Gerry Bron
Recorded at the Chateau d'Herouville, France June/July 1973

Member are ; David Byron (vocals), Ken Hensley (keyboards, guitars, vocals), Mick Box (guitars), Lee Kerslake (drums, percussion, vocals), Gary Thain (bass guitar)

URIAH HEEP の 6thアルバム、黄金期 HEEPの第3弾。前作までは Lansdowne Studio でレコーディングを行なっていたが、本作では 初の海外レコーディングを決行し、Elton John が良く使用していたフランスの Chateau d'Herouville でレコーディングが行なわれた。

イギリスでは 1973年9月7日に Bronze Records から発売、アメリカでは Mercury Records を離れ Warner Brothers に移籍したが、アメリカ盤はイギリス盤とほぼ同時期にりリリースされた。日本盤は1973年10月10日にリリースされた。

本作は前2作のオカルティズムを一気に捨て、なんともライト・タッチの心地よい作風を HEEP流に作り上げた。「アメリカンナイズされた」 という批評もあるが、わから無くもない。よく聴くと 前作 『魔の饗宴』 より更にアコギ使用度が減り、エレキ・ギターが詰まった作品であることが判る筈だ。

アルバム・ジャケットは Roger Deanではない。Mick Box によると 「YESに取られちゃったよ」 という笑えない話であるが、やっぱり Roger Dean にジャケットを担当してもらえたら本作の評価はもっとあがったことだろう。ちなみに Fin Costello がジャケットを担当した。


URIAH HEEP 『SWEET FREEDOM』 (CD, Castle ESCMCD 338, UK) 1996

1996年初頭に Castle Communications より再発された Remastered CD。1995年8月に Mike Brown と Robert M.Corich の手によって Remasteredされた。以下のボートラ3曲が追加収録されている。

Bonus Tracks
9. Sunshine (B-side to single Stealin')
(Thain/Box) 4:48
本編に収録されていないのが不思議なくらい完成されたヘヴィ・チューン。Ken Hensley のハモンドの狂暴なことよ。後半のしつこいリフレインが耳から離れないが、心地よい感覚が残る。

10. Stealin' (original edited version) (Hensley) 3:17
中間部の Mick Box のギター・ソロが短めに編集され、後半のアウトロがフェイド・アウトされるシングル・ヴァージョン。

11. Seven Stars (previously unreleased version) (Hensley) 5:26
アルバムのテイクとは明かに違う未発表ヴァージョン。Lee Kerslake のドラミングに健著。イントロのインプロヴィゼーションが長く、後半もアルファベット遊びの部分やバンド・インプロヴィゼーションが長く続く。聴き応え満点の迫力ある演奏だ。


URIAH HEEP 『SWEET FREEDOM (EXPANDED DE-LUXE EDITION)』 (CD, Sanctuary SMRCD011, UK) 2004/03/29

2004年2月に Robert M.Corich と Mike Brown の手によって Remasteredされた Expanded De-luxe Edition CD。新たに別バージョンなどが収録された。

Bonus Tracks
9.
Sunshine (Thain/Box) 4:47
1996年のRemastered CDのボートラに収録されたものと同じ。

10. Seven Stars (extended version) (Hensley) 7:01
さらに長いヴァージョン。

11. Pilgrim (extended version - previously unreleased) (Hensley/Byron) 8:27

12. If I Had The Time (demo version by Ken Hensley) (Hensley/Byron) 6:00

13. Sweet Freedom (alternative live version) (Hensley) 6:47

14. Stealin' (alternative live version, different mix previously unreleased version) (Hensley) 5:42


Single variation from "Sweet Freedom" sessions
- UNDER CONSTRUCTION -
更に深みに(笑) → (工事中)


URIAH HEEP 1971-1975

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