URIAH HEEP 1971-1975
URIAH HEEP
『WONDERWORLD』

★全悪魔の扉に触れて、旅立とう不思議の国の夢幻劇へ!!
幻想の魔境を再び訪れたユーライア・ヒープのヘヴィー・メタル・ロック

04/04/10 Updated


URIAH HEEP 『WONDERWORLD』 (LP, Bronze ILPS 9280, UK) 1974/06/07
URIAH HEEP 『WONDERWORLD』 (LP, Warner WBS 2800, US) 1974/06
ユーライア・ヒープ 『夢幻劇』 (LP, Nihhon Columbia YP-7067-BZ, Japan) 1974/08

SIDE:A
1. 夢幻劇 Wonderworld
(Hensley) 4:29
なんと緩やかな曲だ。徐々に盛り上がるドラマティックな作品。いかにも Ken Hensleyっぽいダイナミックな曲だ。

2. 冒涜 Suicidal Man (Box/Byron/Hensley/Kerslake/Thain) 3:38
ヘヴィー・ミディアム・チューン。左右のチャンネルから切り刻む2本のギターの間をかい潜り蠢めく Gary Thain のベースに注目されたし。

3. 季節の肖像 The Shadows And The Wind (Hensley) 4:27
しっとり歌う David Byron。徐々に明るく盛り上がる爽やかな曲。後半のラララは HEEPならでは。

4. 鏡にうつした哀しみ So Tired (Box/Byron/Hensley/Kerslake/Thain) 3:39
とても "哀しい"曲とは思えないライヴばえするファスト・チューン。疲れた自分の姿を見ろよ、とでも言うべき曲。中間ソロ部でのバトル・インプロヴィゼーションが楽しい。

5. 孤独の道標 The Easy Road (Hensley) 2:43
Ken Hensley が本作のベスト・チューンと豪語したバラード。Kenのピアノをバックに David Byron がまことしなやかに歌いあげる。Michael Gibbs のオーケストラも素晴らしい効果を演出している。

SIDE:B
1. 浮気な瞳
Something Or Nothing
(Box/Hensley/Thain) 3:38
Mick Box のリード・ギターが先導するハード・ポッピン・ドライヴィン・チューン。シングル・カットされた曲。

2. 悪徳の旋律 I Won't Mind (Box/Byron/Hensley/Kerslake/Thain) 5:59
HEEP流ヘヴィ・ミディアム・ブルース。Ken Hensley がスライド・ギターを弾きまくっている。後半のギターは Mick Box が弾きまくり。

3. 恋の炎を燃やせ We Got We (Box/Byron/Hensley/Kerslake/Thain) 3:39
David Byron と Ken Hensley のツイン・ボーカルでハモるとこが良い。Mick Box のギターがなんと生き生きしてることか。隠れた名曲と断言してしまおう! 

4. 悪夢の宴 Dreams (Box/Byron/Hensley) 6:10
前作で言えば "巡礼" にあたる曲だが、この曲も見事としか言いようがない。Gary Thain の踊るベー、淡々とドラムを叩く Lee Kerslake、雄叫びを上げる David Byron、鋭いギター・カッティングの Mick Box、そして全編をドラマティックに覆いつくす Ken Hensley のハモンド。中間部の "Ahhhh...." で泣かせてくれ、そして後半部のアウトロで "Sweet Freedom" や "Dreamer" のタイトルが連呼される。まさに幻想への回帰!(あれ?)

Produced by Gerry Bron
Recorded at Musicland, Munich, Germany January/March 1974

Member are ; David Byron (vocals), Ken Hensley (keyboards, guitars, vocals), Mick Box (guitars),
Lee Kerslake
(drums, percussions, vocals), Gary Thain (bass guitar)

The Easy Road orchestra arrangements by Michael Gibbs

URIAH HEEP の 7thアルバム、黄金期 HEEPの第4弾。前作のフランスでの海外レコーディングに続き、今度はドイツのミュンヘンにある Musicland でのレコーディングとなった。

本作は 1974年1月〜3月の間にレコーディングされたわけだが、忙しいレコーディングの合間を縫って 1974年1月25日〜2月10日にかけてアメリカ・ウェストコースト・ツアーを行なった。新作にライヴの感触を持ちこみたかったのかもしれない。

イギリスでは 1974年6月7日に Bronze Records からリリースされ、アメリカでも同時期に Warner Brothers からリリースされた。日本盤はちょっと遅れて1974年8月未明にリリースされている。

サウンド的に前作 『スイート・フリーダム』 の延長線上にあり、落着いた感じの作品である。楽しく演奏はしているようだが、全体的にはちょっと元気がないような...Mick Box も後のインタビューで 「これは辛いアルバムだね」 と言ってる。しかしながら、相変わらずクォリティーの高い曲が多いアルバムではある。


URIAH HEEP 『WONDERWORLD』 (CD, Castle ESCMCD 380, UK) 1996

1996年夏に Castle Communications より再発された Remastered CD。1995年12月に Mike Brown と Robert M.Corich の手によって Remasteredされた。以下のボートラ4曲が追加収録されている。

Bonus Tracks
10. What Can I Do (B-side to single)
(Box/Kerslake/Byron) 3:09
"Something Or Nothing" のB面に収録されていたアルバム未収録曲。Ken Hensley のハモンドが印象的なリフを構成している佳曲。

11. Dreams (previously unreleased version) (Box/Byron/Hensley) 7:07
エコーやチャンネル処理がされる前のもので、アルバムのテイクよりもアウトロが長めになっている。素晴らしい。

12. Something Or Nothing (live) (previously unreleased version) (Hensley/Box/Thain) 3:08
1997年の Remastered CD『LIVE AT SHEPPERTON '74』 に収録されているものと同一音源。

13. The Easy Road (live) (previously unreleased version) (Hensley) 2:52
このテイクはどの『LIVE AT SHEPPERTON '74』 収録テイクとも違う、完全にこの Remastered CD だけのテイクである模様。


URIAH HEEP 『A TIME OF REVELATION』 (4CD Box-Set, Essential ESF CD 298, UK) 1996/04

URIAH HEEPの結成25周年を記念してリリースされた4枚組のボックス・セット。1995年に Mike Brown と Robert M.Corich の手によって Remasteredされた。未発表曲・ヴァージョン違いも沢山収録。

Disc 2
13. Love Hate & Fear (out-take) (Hensley/Box/Byron/Thain/Kerslake) 4:54
まるで THOMPSON TWINS のよう...迷走する苦難の HEEPが...

14. Stone's Throw (out-take) (Hensley/Box/Byron/Thain/Kerslake) 4:07
まるで ROLLING STONES のバラードのよう...埋もれ曲になったのも納得せざるを得ない。

15. Something Or Nothing (live) (previously unreleased version) (Hensley/Box/Thain) 3:12
このテイクもどの『LIVE AT SHEPPERTON '74』 収録テイクとも違う、完全にこの 4CD Box-Set だけのテイクである模様。

 

 

 


URIAH HEEP 『WONDERWORLD (EXPANDED DE-LUXE EDITION)』 (CD, Sanctuary SMRCD012, UK) 2004/03/29

2004年2月に Robert M.Corich と Mike Brown の手によって Remasteredされた Expanded De-luxe Edition CD。新たに別バージョンなどが収録された。

Bonus Tracks
10. What Can I Do
(Box/Kerslake/Byron) 3:09
1996年のRemastered CDのボートラに収録されたものと同じ。

11. Love Hate And Fear (previously unreleased demo version) (Hensley/Box/Byron/Thain/Kerslake) 4:29
少し短い

12. Stone's Throw (previously unreleased demo version) (Hensley/Box/Byron/Thain/Kerslake) 5:36
長い

13. Dreams (extended version - previously unreleased version) (Hensley) 7:13
少し長い

14. I Won't Mind (alternative live version, different mix previously unreleased version) (Box/Byron/Hensley/Kerslake/Thain) 5:35

15. So Tired (alternative live version, different mix previously unreleased version) (Box/Hensley/Byron/Kerslake/Thain) 3:29


Single variation from "Wonderworld" sessions
- UNDER CONSTRUCTION -
更に深みに(笑) → (工事中)


URIAH HEEP 1971-1975

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