URIAH HEEP 1986-1994
URIAH HEEP
『SPELLBINDER』

25周年アルバム『シー・オブ・ライト』で劇的な復活を遂げたブリティッシュ・ハード・ロックの雄"ユーライア・ヒープ"が放つ白熱のライヴ・アルバム!!

03/08/24 Updated


URIAH HEEP 『SPELLBINDER』 (CD, CBH/SPV 085-76992, Germany) 1996/05/20
ユーライア・ヒープ 『スペルバインダー 〜ライヴ・イン・ジャーマニー〜』 (CD, Teichiku TECW-25208, Japan) 1996/05/22

1. デヴィルズ・ドーター Devil's Daughter (Byron/Box/Hensley/Kerslake) 4:31
2. 略奪
Stealin' (Hensley) 5:32
3. バッド・マン
Bad Bad Man (Lanzon) 3:58
4. 虹の悪魔 Rainbow Demon (Hensley) 4:13
5. ワーズ・イン・ザ・ディスタンス Words In The Distance (Box/Lanzon) 4:42
6. 魔法使い Love Machine (Hensley/Clarke) 3:44
7. 連帯
Circle Of Hands (Hensley) 7:24
8. ジプシー Gypsy (Box/Byron) 7:07
9. 対自核
Look At Yourself (Hensley) 4:58
10. 黒衣の娘 Lady In Black
(Hensley) 5:48
11. 安息の日々 Easy Livin'
(Hensley) 3:03
Bonus Track:
11. セイル・ザ・リヴァーズ
Sail The Rivers (Bolder) 6:53

Recorded at a concert in Koln, Germany Jun 23rd, 1994

Member are ; Mick Box (guitar, vocals), Lee Kerslake (drums, vocals), Trevor Bolder (bass guitar, vocals), Phil Lanzon (keyboards, vocals), Bernie Shaw (lead vocals)

本ライヴ盤は1996年5月にリリースされたが、名盤 『SEA OF LIGHT』 のツアーの後に発表されながら、 "Sea of Light" Tour からの音源ではない。多くのファンが "Sea of Light" Tour 音源が聴きた〜い!と思ったであろうが、本ライヴ盤が 『SEA OF LIGHT』 の後になってしまった理由として、25周年記念ボックス・セット 『A TIME OF REVELATION』 の編集に時間を要したこと、初期の作品から徐々に再発されたデジタル・リマスター音源のリリース、などのリリースが続き、本作のミックス作業が後回しにされていたことも考えられる。ボートラに未発表曲の "Sail The Rivers" を収録したあたり、『A TIME OF REVELATION』 の選曲から漏れたゆえの収録ということが判りはしまいか。

しかしながら、これはこれで内容は良い! なにしろ 『DIFFERENT WORLD』 から 『SEA OF LIGHT』 までの期間、約3年半もツアーやビジネスに撲殺され、『RARITIES FROM THE BRONZE AGE』 や 『THE LANSDOWNE TAPES』 といったいくぶん反オフィシャルなコンピレーション盤はリリースされたものの、正規オフィシャル盤が1つもなかったのである。特に1992〜1994年ぐらいの HEEPが何をやっていたのか、何を演奏していたのか、を知るには、本作の存在価値は高いといえるだろう。

本ライヴ盤は 1994年6月3日〜19日に DEEP PURPLE と約2週間のドイツ・ツアーを終えた HEEP が 6月23日の Koln Music Hall公演で HEEPの単独ライヴを敢行した時の録音である。セットリストが25周年の集大成に相応しく、ライヴ・ベスト的な内容であることが嬉しいではないか。SEもなく司会者のアナウンスに続いていはなり飛び出してくる John Wetton時代の隠れた名曲 "Devil's Daughter"!! まさかこの曲が Bernie Shaw時代で聴けるとは思わなかった。"Return To Fantasy " Tour でもライヴのオープニング・チューンだったから、感慨もひとしおである。"Words In The Distance" は 『SEA OF LIGHT』 に収録されることになる曲だが、当時は新曲だった。Bernie Shaw が歌メロをいろいろ変えて歌っているのが面白い。永らく封印していた "Rainbow Demon", "Circle Of Hands" といったクラシックを聴けるのもありがたく、まさに「王道ロック」 のベストライヴである。

ボートラの "Sail The Rivers" は 『SEA OF LIGHT』 のアウトテイク。荘厳な雰囲気が漂い、かつ哀愁路線バリバリの骨太ブリティッシュ・ロックである。良い曲だなぁ〜


URIAH HEEP 1986-1994

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