URIAH HEEP 1994-2003
URIAH HEEP
『SEA OF LIGHT』

長い沈黙をやぶり、ブリティッシュ・ハード・ロックの雄が今、再び蘇る。
ブリティッシュ・ハード・ロックの神髄を極めた秀作がここに完成!!

03/12/16 Updated


URIAH HEEP 『SEA OF LIGHT』 (LP, HTD LP33, UK) 1995/04
ユーライア・ヒープ 『シー・オブ・ライト』 (CD, Teichiku TECW-25020, Japan) 1995/08/23

1. アゲインスト・ジ・オッズ Against The Odds (Box/Lanzon) 6:12
非常にファストでメロディックでドラマティックなノリノリの1曲目! MOTLEY CRUE の "Wild Side" のリフそのままであるが、それだけに留まらず HEEPでしか出せない世界を聴かせてくれる。

2. スウィート・シュガー Sweet Sugar (Bolder) 4:42
硬質な Mick Boxのギターと Phil Lanzonのキーボードが良い味を出している。親しみやすいメロディ・ラインが素晴らしい。

3. タイム・オブ・レヴィレイション Time Of Revelation (Box/Lanzon) 4:02
"安息の日々パート2"とも言うべき久しぶりのシャッフル曲。この深みと重さも HEEPの魅力の1つで、それが見事に復元されている。名曲だっ!

4. ミストリス・オブ・オール・タイム Mistless Of All Time (Lanzon) 5:55
Mick Box のアコースティック・ギターと洒落た Phil Lanzon のキーボードが美しく、Bernie Shaw が感情豊かに歌い上げていく。まるで YES のようなドラマティックでロマンティックなサウンド。1992年には出来上がっていた曲。

5. ユニヴァーサル・ホイールズ Universal Wheels (Box/Lanzon) 5:39
Trevor Bolder の重いベース・リフからスタートするテンポの良いナンバー。"Sea of Light Tour"ではオープニングを飾った曲。中盤のナレーションの使い方は "Voice On My TV" を想起させる。

6. フィアー・オブ・フォーリング Fear Of Falling (Bolder) 4:37
これまたファスト・チューン。なんと Trevor Bolder (& Bernie Shaw) がリード・ヴォーカルを歌っている。Trevor のヴォーカルも中々乙なものである♪

7. スピリット・オブ・フリーダム Spirit Of Freedom (Box/Lanzon) 4:14
BON JOVI路線の良質なパワー・ロック。『RAGING SILENCE』 に収録されていてもおかしくない。

8. ロジカル・プログシッション Losical Progression (Box/Lanzon) 6:12
哀愁漂うメロディの中に Trevor Bolderの重いリフが心地よく響く。中盤の Phil Lanzonの短いソロは Rick Wakemanのようだ。

9. ラヴ・イン・サイレンス Love In Silence (Box/Lanzon) 6:48
本作のテーマソング。ストリングスを導入したドラマティックかつダイナミックなナンバーで、Pete Beckett がストリングス・アレンジメントを担当している。全体的にキーボードが活躍する中、Mick Box のアコースティック・ギターがいぶし銀の味わいをかもし出し、中間部での Trevor Bolder のリード・ベース・リフが重厚で印象的だ。

10. ワーズ・イン・ザ・ディスタンス Words In The Distance (Box/Lanzon) 4:46
思わず "よっこらしょ"と言いたくなるようなミディアム・ロッカ。1992年には出来上がっていた曲で 1993年にはライヴで演奏もしていた。

11. フィアーズ・オブ・ヘル Fires Of Hell (Your Only Son) (Bolder) 3:55
Lee Kerslake のけだるいドラムから始まるミディアム・ロッカ。Trevor Bolder が 第一次世界大戦に参加する最年少の軍人についてのテレビ番組を見たことからインスパイアされた曲。

12. ドリーム・オン Dream On (Bolder) 4:26
本作からシングル・カットされた曲で、アコースティカルなバラード。Bernie Shawが熱唱する背後で、Lee Kerslakeのコーラスが特に逸品だ。プロモ・ビデオも作られた。

Produced by Uriah Heep and Kalle Trapp
Recorded, Mixed and Mastered at Karo Studio Brackel, Germany 23 Nov '94 - 20 Dec '94 & 24 Jan '95 - 7 Feb '95

Member are ; Mick Box (guitars, vocals), Lee Kerslake (drums, vocals), Trevor Bolder (bass guitar, vocals), Phil Lanzon (keyboards, vocals), Bernie Shaw (vocals)

Additional Keyborad Recording - Piet Sielck
Additional Backing Vocals - Rolf Kohler & Pete Beckett
String Arrangement on 'Love In Silence' - Pete Beckett

URIAH HEEP #14 の第3弾スタジオ盤。URIAH HEEP と Kalle Trapp のプロデュースにより 1994年11月23〜12月20日、1995年1月24日〜2月7日にかけて Kalleの所有するドイツの Karo Studio にてレコーディングされた。イギリスやドイツでは 1995年4月に HTD/CBH からリリース。日本では 1995年8月23日に テイチク からリリースされた。

全体的なサウンドの印象が非常にエネルギッシュで若々しく、どこか煮え切らない前作 『DIFFERENT WORLD』 を完全に吹っ切っている。この若々しくエネルギッシュなサウンドの背景には、Kalle Trapp のプロデュースによる力が大きい。Kalleは BLIND GUARDIAN 等ドイツ系のアーチストのアルバムをプロデュースしている人物で、往年の HEEPの魅力 (ハモンド/ワウ/コーラス/オーケストラetc) を見事なまでに現代的に凝縮・昇華させることに成功させている。また、Kalleの人脈で、HELLOWEEN〜GAMMA RAYの Kai Hansenのプロジェクト IRON SAVIOR のマルチ・ミュージシャンである Piet Sielck がキーボードで参加 (Pietはギターやベースやヴォーカルも出来る人物)。更に HELLOWEEN, BLIND GUARDIAN, MOLLY HATCHET などのアルバムにも参加している Rolf Kohler がバッキング・ボーカルで参加したことも大きい 。また、アルバム・ジャケットに 『THE MAGICIAN'S BIRTHDAY』 以来となる Roger Dean を起用し、サウンドが余りにドラマティックでヘヴィな音世界であったことからも、HEEPの音とヴィジュアルが見事に交錯した真骨頂の名盤となった。

本作は日本での評価も高く、伊藤政則氏が久しぶりに熱筆な解説を書いている。本作の為に用意された曲は約30曲もあったそうだが、ボツになったとしてもこれだけのクオリティを持った名盤のアウトテイクというのも聴いてみたいものだ。また、SAXON と一緒に来日する予定もあったそうだが、この作品で新たなファンや復活したファンを得ながらも結局来日がボツになってしまったことだけが悔やまれる。


URIAH HEEP 『A TIME OF REVELATION』 (4CD Box-Set, Essential ESF CD 298, UK) 1996/04

URIAH HEEPの結成25周年を記念してリリースされた4枚組のボックス・セット。1995年に Mike Brown と Robert M.Corich の手によって Remasteredされた。未発表曲・ヴァージョン違いも沢山収録。

Disc 4
16. Holy Roller
(previously unreleased) (Box/Kerslake/Bolder/Shaw/Lanzon) 5:01
ライト・タッチのスピード・チューン。『SEA OF LIGHT』 に収録するには明るすぎたか? ギター・ソロが Mick Boxらしくないが、逆に面白いかも。1992年8月にはこの曲のデモが作られたが、ここでは "Sea Of Light sessions"からのアウトテイクを収録 (...ということになっているが実際のところは不明)。

17. She Still Calls His Name (previously unreleased) (Box/Kerslake/Bolder/Lanzon/Shaw) 5:44
Phil Lanzon のキーボードが曲を先導する産業ロック。この曲も1992年8月にデモが作られたが、ここでは "Sea Of Light sessions"からのアウトテイクを収録 (...ということになっているが実際のところは不明)。

 

 

 

 

Single variation from "Sea Of Light" sessions
- UNDER CONSTRUCTION -
更に深みに(笑) → (工事中)


URIAH HEEP 1994-2003

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