ユーライア・ヒープ・イベント
The Magician's Birthday Party 2003
November 7th - 8th London

お馴染みのヒープ・イベント"The Magician's Birthday Party 2003"に行って来た。去年はClassic Rock Productionsの圧力が大きく "Classic Rock Festival"というイベント名でやっていたものの、また本来のネーミングに戻ったわけ。Mick Boxは"TMBPV"と言ってた。

スケジュールは以下のとおり。今回は簡潔にレポートします(写真もなし...汗)

11/06 thu Got to London  
11/07 fri The Heep Club
- Day One -
Lawton & Wetton Shows
John Lawton Band
John Wetton Band
11/08 sat The Heep Club
- Day Two -

incl.
Lawton Dunning Acousic Live
The Magician's Birthday Party
Focus
Uriah Heep
11/09 sun Left London
Returned to Tokyo in Niov 10th
 

11/06 Got to London

本当は11月7日に日本を発ち、去年同様ロンドンに着いたその足で"Lawton & Wetton Shows"を観に行く予定であった。しかしいつもの HISで航空券を買う時に「3泊ですと航空券がグーンとお安くなりますよ」との甘い囁き。どのくらい安くなるのかというと、3万円ぐらい違う! 1泊のホテル代として考えてもそんな高級なホテルには泊まらないぞっと。ということで、有給休暇1日追加になっちゃったけど、11月6日に出発することにした。

11月6日は12:00のヴァージン・アトランティックのVS901便にて出発。ヴァージンの新飛行機は座席のモニターの機能が2年前より充実しており、特にmp.3で聴ける音楽が豊富で100アーチストぐらい選べるのに驚いた。ヘッドホンで聴いたのは、Pink Floydの『DARK SIDE OF THE MOON』、David Bowieのコンピ1とコンピ2、Rolling Stonesのコンピ1とコンピ2。聴く気になったのはこれぐらいか(Beattlesは聴かなかった)。あとハードロックやプログレ関係は無かった。

ロンドンのヒースロー空港は見慣れた風景。久しぶりに地下鉄でパディントンまで。泊まったホテルはGreen Tree Hotelというところで日本人経営のホテルだ。3年前にSheepさんが泊まったところ(笑) 夜は長かったが、長旅に疲れて早くも就寝 (おいおい...爆)

11/07 The Heep Club - Day One -

11月1日だったか、とにかく"TMBP2003"の直前になって"The Heep Club"を11月7日と8日の昼間にMean FiddlerやAstoriaの近くにあるRadius Clubというパブでやるというアナウンスがあり、急いで申し込んだ。そしてチケットが届くのも間に合わず、受付で名前を告げて入ることが出来た。アッシは11:00から行ったのだが、いつものHeepstersさんたち(Boris, Lannis, Alexander, Mac etc)に会えたのはいいとして、スケジュールどおりに進行しない!! 予定では12:00からクイズ、13:00からはオークション...ということであったのだが、クイズが始まったのは14:10からだった。2時間遅れじゃん!! それまでは場内にいたHeepstersと酒でも飲んで歓談するしかなく、英語コミュニケーションが得意ではないアッシにとっては苦痛以外の何物でもなかった。こんなんだったらロンドン観光していたほうが良かったな。結局オークションも翌日に持ち越され、ヒープ関係のビデオ上映会だけになった。上映したビデオは "Bijou live 1972"から"July Morning"と"Easy Livin'"(メンバー全員インタビュー含む)、"Pink Pop '76"から"Sweet Lorraine"(画像ブツ切れ状態)、"Rough Diamond Live"から"Rock and Roll", "Looking For You", "Sea Song", "Scared", "Lock And Key"(何故か白黒)。あとは会場内で売っていたDVD『THREE SIDES OF HEEP』と、AlexanderからKenちゃんの『THE LAST DANCE』(Epic盤)を買ったぐらいか。

この後、歓談続けたい組は Royal Georgeというパブに行って飲んでいたらしいが、アッシは先に会場を出てマックで軽食。バーガーなどを食っていると、Macさんたち(マックでMacさんかいっ!)やBorisも店内にいたが、食べ終えてどこどことゴミを片付ける集団がっ。Lannisさんと奥様、そして Steve Dunningだった!! Steveとハグして軽い挨拶、「すぐにリハーサルに行かねばならないので後でね!」と言われてとりあえずバイバイ。マックの出口でLouis Rentropさんに呼び止められて軽く挨拶。

11/07 Lawton & Wetton Shows

The Mean Fiddlerの開場時間は18:30の予定だった。何を間違えたのか"Heep Club"のスケジュールに18:00開場と書いてあり、17:00から並んでしまった(汗) で、ドアが開かなーい!!! リハーサルを終えたSteve ChristeyやJohn Mitchellが会場前をウロウロしている。John Mitchellはアッシのことに気づいて手を振ってくれた。Martin Darvillは客用入口から堂々と出入りして、やはりアッシに気がついて「オッ」って感じ。もともと無口なのか、あの厳格な表情である(笑) 結局会場に入れたのは19:30頃だっただろうか。本来ならJohn Lawton Bandか既に演奏を始めている時間である。おぃおぃアッシはずっと立っていたの疲れたよ...

<John Lawton Band>
Take You High
Written On The Wall
Firing Line
Heartbreaker
Reach Out (with D.White)
Lately
I Will Be Here
Moonshine Rider
King Con
Dog House
Don't Kill The Fire incl.Bass solo & drums solo
(encore)
Ride The Sky

メンツは変更なしで、Erol Soraが可愛くなっていた(笑) 新作を出してからは現在のバンドの曲とLucifer's Friendの曲しか演奏しないようになったものの、ロックバンドらしい非常にカチッとしたライヴを披露してくれた。"Take You High"でJohn Lawtonがアッシに気がついて大目をあけて凝視していた。"Reach Out"では予定通りDave White氏がギターで参加。"Kin Con"では作者のSteve Dunningがギターを、Erol Soraがベースを弾いた。"Don't Kill The Fire"ではバンド・バージョンとしてかなりロックっぽくアレンジされており、途中にSteveのベース・ソロとBenjy Reidのドラム・ソロがあった。この日のライヴはDVDとしてリリース予定のため、アンコールの"Ride The Sky"で戻ってくるのはほんの数秒という段取りの良さ。開演が遅れたこともあって、"King Con"の後に予定されていた"Tracks Of Time"と"Angels They Cry"がカットされてしまったのが残念である。 Leon Lawsonの影は少し薄かったが、グレイトなライヴであった! J.Lawtonが投げたセットリストの紙をゲット♪

<John Wetton Band>
Mondrago
Sole Survivor
In The Dead Of Night
Don't Cry
Voice Of America
Book Of Saturday
The Smile Has Left Your Eyes
Rendezvous 6:02
Take Me To The Waterline
After All (with J.Young)
Starless
(encores)
Battle Lines (with H.Findley)
Heat Of The Moment (with H.Findley)

John Wettonは日本公演の時より少し痩せていた(というより可愛い熊さんみたいになっていた)。肝心のライヴ... この公演がDVDリリースの予定があるということでビデオカメラが3台まわっていた。J.Wettonは緊張というか気を落着かせた様子で歌っていたものの... "Don't Cry"で歌詞忘れ、John Mitchellもギターアウトロをごまかす始末。"Voice Of America"では声のトーンを1音高く歌い始めてしまい、案の定"The truth come back from lies"でキーの高くなるところでラリラリホー状態(ていうかオリジナルどおり歌えば高くする必要もないのに...)、中盤のアコースティック2曲も艶がなく、"Rendezvous 6:02"で少しはもち直したものの、"Take Me To The Waterline"ではお疲れ... "After All"では作者のJohn Youngが出て来てJ.Mitchellのマイクで一緒にコーラス、最後の"And in the darkness..."のところではソロでボーカル披露するもののテンポがズレていた。"Starless"も中盤でJ.MitchellとJ.Wettonが演奏を何度かストップさせるお決まりのパターンの部分で息が合わず。"Battle Lines"ではMostly AutumnのHeather Findleyとデュエットし、交互に歌ったものの、J.Wettonが2番目のヴァースの歌い出しを歌わず(H.Findleyに見とれていた?)、Steve ChristeyJohn Beckが目を合わせて苦笑いする場面も。"Heat Of The Moment"ではH.Findleyが左側のマイクでコーラス参加。右側にもマイクが用意されたが誰も出てこなかった。報じられていた新曲は演奏せず (当初は新曲と"Woman"の2曲をH.Findleyとデュエットする予定だったとか)。まぁ、この日の状態では無理に新曲やらないで正解であった。この日のライヴの余りにも調子の悪さから翌日のHeepライヴへのゲスト出演も出来ず、6ヶ月間の休業宣言をしてしまったJ.Wetton。そんないわくつきのライヴ、せっかく録画はしたけどDVDは出さないほうがいいと思います(出せない?)

このあとメンバーの出待ちやRoyal Georgeに戻って飲むなど出来たものの、ずっと立っていて疲れたのと精神的疲れからホテルにすぐに戻って就寝。

11/08 The Heep Club - Day Two -

"The Heep Club"の2日目、昨日のスケジュール進行の悪さやつまらなさを思い知らされたので、11:00からやってる(はず)の2日目は時間を遅らせて行くことにした。着いたのは13:15頃であったか、会場内は昨日とは比べ物にならぬほどのHeepstersの数!! すでにカラオケ大会が行なわれていたが、やっと John & Iris Lawtonと会って話すことが出来た。写真やサインはもう今までも沢山撮ったりもらったりしていたので、会話だけである(笑) それとJohn & IrisとSteveにはアッシからお土産をあげた。会場にはErol SoraやLeon Lawsonも来ていた。会場ではいつのまにかオークション。相変わらずTシャツばかりで面白くない。このあと、John Lawton & Steve Dunningのアコースティック・ギグがスタートした。

<John Lawton & Steve Dunning>
Feelings (JL vo,acg / SD elg,cho)
Still Payin' My Dues To The Blues
(JL vo,harmonoca / SD elg,cho)
Shoulder To Cry On
(JL vo / SD elg,cho)
I'm Alive
(JL vo,acg / SD elg)
Firefly/Come Back To Me
(JL vo / SD elg,cho)
Wise Man
(JL vo / SD elg)
Tracks Of Time
(JL vo,acg / SD elg,cho)
Tonight
(JL vo,acg / SD elg,cho)
Starlight Angel
(JL vo,acg / SD elg,cho)
King Con
(JL vo,harmonica / SD elg,cho)
Come Back To Me (with Fan)
(JL vo / SD elg)
The Wizard (with Fan)
(JL vo / SD elg)
Wise Man (with Fan)
(JL vo / SD elg)
Don't Kill The Fire
(JL vo,acg / SD elg,cho)

Johnはアコースティック・ギターにハーモニカといつもの多芸ぶり。Steveはエレキ・ギターでガンガンに弾きまくっていた。目新しい曲はないものの、"Tracks Of Time"と"King Con"をアンプラグドで聴けたのは貴重かも。"Starlight Angel"の演奏に入る前にはJohnがMCで去年の日本来日の話をした(汗) 2度目の"Come Back To Me"と"Wise Man"、そして"The Wizard"はオーディエンスのHeepstersがJohnと一緒に歌った。最後の"Don't Kill The Fire"は"ララライ〜"の部分をJohnが「English!」、「Spanish!」...と次々に言って、該当する国から来たファンに歌わせようとして、最後に「Japanese!」と言われてしまいアッシはしどろもどろ...(大汗) アコギセットが終わってJohn & Steveに労いの言葉を掛けたら、この日の夜にUriah Heepのライヴに出演するJohnは「まだまだ歌えるぞー」と言っていた。John, Steve, Erolの3人に昨日ゲットしたセットリストにサインをしてもらった(Leonは見失ってしまった)。

この後、昨日と同じビデオかの鑑賞会があり、まだ歓談続けたい組はまたまた Royal Georgeというパブに行って飲んでいたらしいが、アッシはまたまた先に会場を出てまたまたマックで軽食(大汗)。近くのヴァージンやHMVを観たりして時間をつぶした。

ちなみに Steveはこの日の夕方(つまりUriah Heep/Focusのライヴの頃)、カバー曲を演奏するバンドBarnstormersでのライヴをやるためそそくさと会場を後にした。このバンドのメンツは、Steve Dunning(b), Benjy Reid(ds/JLB), Dougie White(vo/ex.Praying Mantis〜Rainbow), Andy Barnett(g/FM)で、Heepのライヴと重ならなければ観たかった...

11/08 The Magician's Birthday Party

ロンドンは何度も行っているが、Astoriaに入るのは初めてであった。開場時間の18:00をちょいと過ぎて会場へ。昨日同様最前列を陣取る。BGMにFreeの"All Right Now"といった古典ナンバーから、Motorheadの"Ace Of Spades"、Matallicaの"For Whon The Bell Tolls"などが流れており、アッシの趣向にピッタリとハマッた選曲が嬉しかった。

<Focus>
Eruption
Focus III
The mi o de ti
Houce Of The King
Harem Scarem
Sylvia
Hocus Pocus
(encores)
Brother
Sylvia
Hocus Pocus

前座のFocusはheep.comのLouisさんがアナウンスしてショーがスタート。Taij Van LeerはPhil Lanzonのハモンドを借りて演奏していた。今年の日本公演よりは格段に良かった。前座ながらセットリストがコンパクトにまとめられており、またTaijiの調子が良かったことが功を奏したと思う。アンコールのしつこさは相変わらず。2回も同じ曲をやると"Focusは結局この曲しかないのか..."と思わせることにもなるのでやめたほうがいいと個人的には思う。ちなみにこのFocusのライヴはビデオ録画されていなかった。

<Uriah Heep>
Intro
Easy Livin'
Shadows Of Grief
Cry Freedom
Pilgrim
Bad Bad Man
Devil's Daughter
Wise Man
Firefly
Heartless Land
Free Me
The Wizard
Love In Silence (with H.Findley)
Been Away Too Long (with J.Lawton)
Stealin' incl.drum solo (with J.Lawton)
Too Scared To Run
The Magician's Birthday
July Morning
(encore1)
The Other Side Of Midnight
(encore2)
Lady In Black (with H.Findley)
The Land Of Hope And Glory (outro)

Heepはアナウンスなし、イントロテープは最近使用しているフルートから始まるやつ。Lee Kerslake, Phil Lanzon, Trevor Bolderがステージに登場、ちょっと遅れてMick BoxBernie Shawがステージに現れると、1曲目から"Easy Livin'"スタート。去年のTMBPと違い、今年は会場の一番前でもBernie Shawの声がよく聴こえて嬉しい限り(笑) "Shadows Of Grief"は去年から頻繁にやっている曲だが、Trevor Bolderのベースがバキバキしていて気持ちがよく、中間部のドロドロAhh〜でBernieのヴォーカル・オクターブの凄さを再認識。"Cry Freedom"はまさかの復活曲で、"Pi;grim"まではオープニングからノン・ストップで演奏された。続く"Bad Bad Man"も久々の演奏。このあとようやくBernieのMC。"Wise Man"はBernie Shawが歌うバンド・バージョン。John Lawtonが曲のほとんどをオーディエンスに歌わせるのに対して、Bernieは最初から最後まで全部歌ってくれた。ここから続く4曲はPhil Lanzonを除くメンバー4人が椅子に座ってAcoustically Time。Lee Kerslakeはタンバリンとコーラス、Mick Boxはアコースティック・ギター、Trevor Bolderは...そのままエレキ・ベース(アコースティックをスタッフが差し出したがエレキのままが良かったようで...笑)。"Firefly"と"Free Me"をアンプラグドで演奏したのは珍しいかも。"Love In Silence"ではバンド演奏に戻って(Mickだけはそのままアコギ)、Mostly AutumnのHeather Findley嬢が赤い衣装で参加して、Bernieとデュエットで歌った。Bernieが次のゲストJohn Lawtonを呼んで"Been Away Too Long"をデュエット。ライヴでは去年のCOH2002で初めて歌った曲だが、今度はHeepでも聴けたとは嬉しい。ここでの演奏はいきなりキーボードから始まるものであった。続いて"Stealin'"もJohn Lawtonとデュエット。オーディェンスとの掛け合いにBernieとJohnとの違いがハッキリ出ていて面白かった。アウトロでLeeのちょっとしたドラム・ソロ入り。"Too Scared To Run"ではPeter Goalbyは...出てくるわけはない(汗)。オーディェンスの中で巨大な熊のヌイグルミがころがされてきてウザかった。お馴染み"The Magician's Birthday"の最中では最前列へ割り込もうとするオーディエンスがいてこれまたウザかった(なんかいつもいるんだよこういう奴が...)。本編ラス曲は"July Morning"でうまく締めくくられた。アンコールの"Lady In Black"では再びHeather Findley嬢が出てきてコーラスで参加。いやぁー 実にかゆいところに手の届く素晴らしいライヴだった。気がつけばJohn Sloman期の曲を除く全ての時代からの曲を取入れたヒストリー・ライヴにもなっていた。この日のライヴはDVDとしてリリース予定。
※John Wettonは"One Way Or Another"でHeepと共演を果たす予定だったものの("Bad Bad Man"の後にやる予定だったらしい)、前日のソロ・ライヴでも露呈してしまったとおりヴォーカルの不調でコケてしまい、Heepとの共演を断念。

このあとメンバーの出待ちとか、Mean Fiddlerの地下にあるSpeakeasyというハプでの飲み会合に参加しようとも思ったが、とにかく気分がすぐれず(謎)、すぐにホテルに戻って就寝。

11/09 Left London

11月9日13:00、ロンドン発VS900便。11月10日10:00頃、成田無事到着。今回レポート短すぎ?(汗)

ちなみに、開催日が年々早まっている"TMBP"。このまま行くと来年は10月開催? どうせなら夏休みにやってくれれば日本からも夏休みを利用してもっと多くの人が観に行けるのにね(笑)


URIAH HEEP FAN EVENTS