解剖学的基本の肢位

           




 しんそう療方とはいかなる考え方に基づくものなのか。ここではそのことについてお話しさせて頂きたいと思います。

 医学の歴史は、西洋医学を中心に、「動くと痛い」といった問題となっている症状を治すことを目的に進歩してきました。出血、骨折、細菌感染、裂傷などのとき、最先端の医学による救命措置は勿論必要です。
 しかし、WHO(世界保健機関)の発表によれば、西洋医学の恩恵を受けている人々は、全体の25%から30%にすぎません。残りの七割から七割五分の方の体の不調は、現代の西洋医学では解決できていないのです。
 しんそう療方は、西洋医学によっては解決しきれない病気や痛い・悪いといった症状を、体全体の形を基準にするという大局的見地から、抜本的に解決することを目的に考え出された従来の医学の発想とはまったく異なる観点に基づく新しい療法です。



















1前額面 2正中矢状面 3横断面
 
 しんそうは、あらゆる病気、体調の不良の根源は、身体のゆがみ、変形にあると考えます。


正中矢状面からみたとき
筋骨格系は左右対称

 まず、人間の身体に生じる歪み(ゆがみ)・変形に関することからお話しましょう。
  人間には本来あるべき正しい身体の形というものがあります。解剖学的基本の肢位の状態です。
 人間の身体は長い間生活をしていく間に、次第にもとの解剖学的基本の肢位の状態から変形していきます。
 身体の変形は、人間が地球の重力に逆らって生きているという事実から不可避的に生じるものです。
 一般的に人間は加齢と共に手足が弱くなっていきます。そして、身体の形をつくる筋肉の疲労、老化、硬化によって手足の動きに左右差が生じてきます。また、日常の手の使い方は利き手中心に偏り、足も上に組みやすい側、横座りし易い側、重心のかけやすい側などの癖を持っています。これらの長い間の生活習慣が身体を変形させていきます。
従って、生きるということは変形することと思って良いでしょう。
 では身体に変形が生じると、どのようなことが生じてくるのでしょうか。
 身体に変形が生じると、すなわち筋骨格系が解剖学的基本の肢位の状態からずれてくると、神経系・呼吸器系・消化器系・内分泌系…などの各系統のおさまっている器がゆがむわけですから、内臓や諸器官が影響を受けます。つまり各器官の機能が低下したり、不具合が生じます。そして、肩こり・腰痛・頭痛・めまい・生理痛・不妊・便秘など、様々な痛みや不調といった症状が発生することが考えられます。 そのような症状を治すためには、その原因となっている身体の変形を、もとの正しい状態に戻すことが大切です。そうしないと、病気や症状によりさらに身体に歪みが生じてしまい、それがまた症状の悪化を引き起こすという悪循環に陥ってしまいかねません。
変形した身体を解剖学的基本の肢位の形に戻すことなどできるのか、ほとんどの方はそう思うかもしれません。しんそうの創案者である林宗駛先生は、みずからの闘病生活を契機として、人の身体の形に関する膨大な資料をもとに独自の調査・分析を重ねました。そして、身体の形を整える調整法を確立しました。
 「しんそう」独自の検査(登録商標)に基づき、身体の歪み(ゆがみ)・変形を調べ自在に動ける健康のときの形「解剖学的基本の肢位」に復す調整法、それがすなわちしんそう療方です。

 しんそう療方は、病気や痛い・悪いといった症状、それらの局所的な部分を治すことを目的とした対症療法ではありません。他の多くの療法との決定的な違いはここにあります。より大局的見地から人間の体を考え、身体の形を解剖学的基本の肢位の形に直すことをもって健康に寄与することを目的とした療法といえます。

 以上がしんそう療方の基本的な考え方です。文章による説明だけではご理解頂くのはむずかしいかも知れません。そういった場合には、是非もよりのしんそう療方院に一度かかってみることをお勧めします。
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