巒頭で見る
巒頭で風水を見る、ということは住居の場所が風水的に適合しているのか、という地理判定と
なります。

五星図
五星図とは、山の形を五行に当てはめたものです。
住居の近辺の山の形を見て相性を判定するのです。
・・が。現代では、風水に影響を及ぼすような距離に山がそうあるものでもありません。
ですから、近隣の建物の形に当てはめます。

  ←五星図

 

 形状

名称

五行

              例

丸っこい形

 円

 金

半円球型の山、屋根。ドーム型の建物など

まっすぐな形

 直

 木

細くまっすぐな山。細い高層ビルなど

曲がった形

 曲

 水

うねりがある山、屋根。なまこ屋根、工場の屋根など

とがった形

 尖

 火

先がとがった山、屋根。タワー,鋭利な三角屋根など

平らな形

 平

 土

てっぺんが平らな形の山、屋根。団地など

 

屋根なんかのように単品と判りやすいものはよいのですが、連山や家なみが続く場合は
「山脈のようなひとかたまり」であると判断します。
その連山が木→火→土という形状の並びなら生気大吉の相を持った良い山、火X金X木いう形状の
並びなら死気小凶の相をもった凶意のある山だ、と判断することもできます。

自宅と隣接建造物、山の相性判定法
自分の家の形状が「屋根が平らな二階建て住宅」だとします。
雰囲気からみた形状は、平らな形ですから「土」に当たります。
隣の建物も同じような形状なら「土=土」で比和中吉の相性、すなわち争いのない相性です。
隣の建物がドーム型の屋根や、半球の形状なら「土→金」で、生気大吉の助ける相性です。
隣の建物が教会のような鋭利な三角屋根なら「火→土」で退気小吉の助けられる相性です。
隣の建物の屋根や形状が波打っている形なら「土X水」の死気小凶の傷つける相性です。
隣の建物の形状がタワー状、のっぽビルなら「土X木」の殺気大凶の傷付けられる相性です。
そしてさらに、隣接している建物だけでなく「隣接している建物と、その隣の建物の五行相性は
どうか」も、順順に、見ていきます。

五行相克、五行相生の関係で吉凶を判定します。

        五行のかかわり

   相    性

  吉  凶

 木ー木 火ー火 土ー土 金ー金 水ー水

 親和する相性

 比和中吉

 木→火→土→金→水→木

 助ける相性

 生気大吉

 水→金→土→火→木→水

 助けられる相性

 退気小吉

 木X土X水X火X金X木

 傷つける相性

 死気小凶

 木X金X火X水X土X木

 傷付けられる相性

 殺気大凶

 

わかりやすいように相性を表にまとめてみました。 
この色で表した上段一列目     が「自分の家や自分の象意」です。

 木

 火

 土

 金

 水

←自分の方

 木

 火

 土

 金

 水

比和中吉

 火

 土

 金

 水

 木

生気大吉

 水

 木

 火

 土

 金

退気小吉

 土

 金

 水

 木

 火

死気小凶

 金

 水

 木

 火

 土

殺気大凶

 

 

 

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