格付け CUBE 
CUBE
91min
AA
’97加
監督・ヴィンチェンゾ・ナタリ 脚本:アンドレ・ビジェリック /ヴィンチェンゾ・ナタリ/グレアム・マンソン 
出演:モーリス・ディーン・ウイント / ニコール・デボアー/デヴィット・ヒューレット
あらすじ»

ある日突然理由もなく、男女6人が鋼鉄の立方体の部屋に閉じ込められる。そこは、他にもたくさんの同じ部屋があり、その集合体で作られた、巨大な立方体(キューブ)になっている。各部屋に6つあるハッチの中から1つを選び隣室へ移動しながら出口を探す以外、脱出方法はない。しかも、部屋には様々な殺人トラップが仕掛けられてる!!極限の中、絶望なサバイバルを繰り広げる6人。やがて1つ1つ謎をクリアしてゆく。しかし、彼らの精神状態が、壊れはじめてゆく。果たして無事にこのCUBEから、脱出できるのか?本当に出口はあるのか?今、ギリギリの緊張の中、死のゲームがセットされた・・・・・・
愕のサスペンス映画。とにかく今までに見たことのない発想に驚くばかり。しかもいかあメディアによる過剰なプライバシー侵害を皮肉ったヒューマン・ドラマ。電波少年やオランダで話題になったTV(一つの家に見知らぬ男女が住みTVカメラで中継。視聴者の人気投票で毎週ビリの人が脱落。社会現象になった)など世界同時的にこうした現象は起きているのが興味深い。監督は’刑事ジョン・ブック’’いまを生きる’のP・ウィアー。全く毛色作品を手がけているようで、根底に流れる熱いヒューマニズムを感じさせる名匠。


戻る