格付け 金融腐食列島ー呪縛  115min
BBB ’99東映
製作総指揮:角川歴彦/高岩淡/羽佐間重彰 原作:高杉良 脚本:高杉良/鈴木智/木下麦太
監督:原田眞人 企画:桃原用昇/佐藤雅夫/住田良能 プロデュース:原 正人/坂上順
撮影:阪本善尚 音楽:川崎真弘
出演:役所広司/風吹ジュン/椎名桔平/若林麻由美/仲代達矢/佐藤慶/根津甚八/黒木瞳
あらすじ»

証券会社の利益供与事件によって大物総会屋が逮捕され、大手都銀本店・朝日中央銀行の不正融資疑惑が発覚した。検察の強制捜査が入ろうとしているのに、なんの危機感も抱かない経営トップ。古い体制にあぐらをかく役員たちの姿勢に、企画本部長の北野、同部渉外グループ長・片山らが、腐蝕構造を断ち切ろうと立ち上がったが・・・・・・
杉良の経済小説の映画化。原作はかなりの長編なので、映画化にわたり相当コンパクトサイズにしたとのこと。ビジネス映画で東映製作となるとかなり旧来イメージの古臭いものを連想してしまうが、全くそんなことはなく今どきの映像作品になっている。話はここ数年の金融汚職事件の集大成のようなエピソードで綴られており非常に面白い。特に仲代達矢の悪人ぶりと佐藤慶の善人ぶり(この人が善人をやるギャップがいい)がすごくリアルな銀行トップを連想させる。難を言えば、仲代以外みんな良い人モラルの高い頑張りやさんで、もっとドロドロの抗争があってもというところか。


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