格付け ラブ・オブ・ザ・ゲーム 
FOR LOVE OF THE GAME
138min
BB
’99米

製作総指揮:ロン・ボズマン/マーク・アブラハム 製作:アームヤン・バーンステイン/エイミー・ロビンソン
監督:サム・ライミ 脚本:アームヤン・バーンステイン 原作:マイケル・シャーラ 撮影:ジョン・ベイリー
音楽:バシル・ポールドゥリス

出演:ケビン・コスナー/ケリー・プレストン/ジョン・C・レイリー/ジェナ・マローン/ブライアン・コックス

あらすじ»

ビリー・チャペル40歳。メジャー・リーグ、デトロイト・タイガースの“黄金の右腕”として19年間君臨してきた誇り高き男。彼はその日、世界一孤独な場所、と呼ばれる敵地のマウンドに仁王立ちしていた。対戦相手のニューヨーク・ヤンキースにとっては優勝のかかった大事な一戦。しかし優勝戦線から取り残されたタイガースには消化ゲームのひとつに過ぎなかった。だが、チャペルはこのゲームを感慨深い思いで迎えていた。それは、試合前に愛する女性ジェーンに別れを告げられ、オーナーから断腸の思いによる実質的な引退勧告を受けたばかりだったからだ・・・・・・
ビン・コスナーにとって、「さよならゲーム」「フィールド・オブ・ドリームス」に続いての野球映画。共通するようなエピソードもあるが、少し文学的な香りのする前2作と比べ、一番ストレートな野球選手の話しになっており、野球選手の華やかさ、そして傲慢さも正直に描いている。基本のストーリーは恋愛が機軸なのだが、それが野球のゲームの進行にあわせ回想されていく形。またかなり野球の知識を知らないとついていけない描写もあり、野球を見ない人には面白さ半減かもしれない。