格付け 八つ墓村  151min
AA
’77松竹
製作:杉崎重美/織田明 製作・監督:野村芳太郎 原作:横溝正史 脚本:橋本忍 撮影:川又昴 音楽:芥川也寸志
出演:萩原健一/小川真由美/渥美清/市原悦子/山崎努/山本陽子/加藤嘉/夏木勲
あらすじ»

400年前、毛利家に追われた8人の落武者を。懸賞金目当てに惨殺されたことから名前が言い伝えられた八つ墓村では、落武者の祟りが言い伝えられていた。そこに招かれた辰弥は、八つ墓村の資産家、田治見家の遺児であり、田治見家を支えてくれと頼まれた。辰弥は双子の老婆、当主である兄の久弥、姉の春代ら田治見家の人達に温かく迎えられるが不安なものを感じる。そしてそれは的中する。久弥が毒殺され、第2第3の殺人が・・・。犯人も動機もわからぬまま、村人達は祟りだと恐れはじめる。そこへ、探偵の金田一耕助が現れ、ひとつひとつ謎を解き明かしていくのだった。
い。とにかく恐い。何が?話もさることながら山崎努と小川真由美の2人が恐い。まさに乗り移ったかのような鬼気迫る素晴らしい演技をみせてくれている。96年にもリバイバルで作られたがそちらはさっぱり恐くなかった。同じ話でも役者と演出が違うとこうも差があるのかといういい例である
金田一役は本作が唯一の’寅さん’こと渥美清で、これもみどころ。いつも何も解決できずに最後に謎だけ解き明かす役立たずの探偵だが、本作では更にひどく、別のところで今まさに殺人が行われようとしているのに、のんきに村人達を集め自分の謎解きを披露している。


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