山尾眼科
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山尾眼科 ボトックス

「ボトックス注50」価格値下げのご案内 (平成30年6月)

平成21年2月に発売された「ボトックス注50」は、薬価が健康保険3割負担の方で16.510円、1割負担の方で5.503円であったものが、
今回の薬価改定で、3割負担の方で11.460円、1割負担の方で3820円に引き下げられました。
高額なボトックス治療ではありますが、薬価が1万円以上引き下げられ、患者様の負担が減ることは幸いです。
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ボトックスって何?

ボトックスはボツリヌス菌の産生する毒素から精製され、神経伝達物質の放出をブロックする作用により、過剰な筋肉の収縮を抑えます。美容外科領域では、顔のシワを目立たなくする目的で、ヒアルロン酸のシワへの直接注入や、筋肉の収縮を抑えるボトックスの注射が行われています。
美容のみの目的とは異なり、健康保険が適応される目の病気に 
『眼瞼けいれん』『片側顔面けいれん』があります
ボトックス表情
眼瞼けいれん
(がんけんけいれん)

片側または左右両側の 目のまわりの眼輪筋(がんりんきん)という筋肉が、眼精疲労とはあまり関係なく、無意識のうちにけいれんする慢性の病気です。
中高齢者に多く、症状はまばたきが増えたり、まぶしさを感じたりすることが多く、重症になるとまぶたが開かなくなり、目が見えない状態まで進行することがあります。


片側顔面けいれん(へんそくがんめんけいれん)
顔の表情をつくる複数の筋肉が、無意識のうちにけいれんする慢性の病気です。
症状は片側の
『眼瞼けいれん』に始まり、そのけいれんは次第に顔や頬、口、あごへ広がっていきます。重症になると顔がゆがんだ状態になることもあります。
30歳〜40歳代の眼精疲労時にみられるまぶたのけいけん『眼瞼ミオキミア』や、糖尿病などでよくみられる、突然の
『顔面神経マヒ』とは異なるものです。
Meige(メイシ゛ュ)症候群
眼瞼けいれんに 口唇の不随意運動を伴ったものを「Meige症候群」と呼んでいます。
顔がゆがみ、口が勝手に動き、目が閉じてしまう状態は、厳密には「眼瞼けいれん」と区別がつきにくいです。
年齢性別では 中高年の女性に多いとされていますが、当院ではたまたま男性の方ばかりを経験しています。
「眼瞼けいれん」より重症であるため、生活に多大な支障をきたし、患者さまは精神的に追い込まれている場合が多い印象があります。
症状は精神的なことで左右され、就寝時にはけいれんは治まります。またボトックス治療や医療機関にも なかなか満足感が得られず、転院を繰り返している方を経験しています。

ボトックス療法

これらの病気には様々な治療法が試みられてきましたが、多くの場合効果が十分得られませんでした。
治療法は、けいれんを起こしている患部に、適切な濃度のボトックスを数箇所注射します。
けいれんを抑える効果は、約2週間で最高に達し、3〜4か月間は持続するので、1年に3回くらいの回数で治療を受けられる方が多いと思います。

厚生労働省からの指導により、ボトックスの保険適応は、医師や医療機関、薬剤の流通が厳格に管理されています。
『眼瞼けいれん』『片側顔面けいれん』の治療は、診察の上 予約制になります。
当院では保険適応外の美容外科領域の『シワとり』は扱っておりません。
ボトックス注射

日本におけるボトックスの正規取扱いは「グラクソ・スミスクライン社」が行っています。
さらに詳しい「眼瞼けいれん」の情報は、同社ホームページをご覧ください。

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