2月4日
 すいません。わたくし、別のサイト(埋書庵夜話[仮]、たぶん永遠に仮)で自分の日記を公開するつもりだったのですが、そちらを作るのがめんどくさくなったので、この『幻想ミステリ博物館』で日記をUPすることになりました。毛色が違うと言うか、はっきり言ってイロモンなPAGEなのですね。このホームページの内容とはずぇんずぇん180度違うので、面食らわないで頂戴ね。
 で、本日はかの『ロッキー・ホラー・ショー』を見て参りました。ひとこといいですか。めちゃめちゃ楽しかった〜。新宿厚生年金会館、二階席二列目ど真ん中でした。主人公の女装マッド・サイエンティスト、フランク・ン・フルター博士をローリー寺西が演じていて、カリスマ性大発揮でした。このミュージカル、映画版もあるんですが、舞台のほうが面白いです。観客席も気合の入った服装の(たぶん)追っかけや、ペンライト持ったリピーターが多くて、ノリノリでした。とにかく、トランスセクシュアル星団のトランシルヴァニア星からやって来たフランク・ン・フルターがかっこいいんですね。ローリー素敵〜。ひゅーひゅー!! わたくし、なんだか壊れていますね。帰り道、♪さいえんす、ふぃ〜くしょ〜ん、などと口ずさんでましたからね。むふ。
 『ロッキー・ホラー・ショー』はまだ東京公演がありますので(明日)、行って観たい方は是非。

2月7日
 ついに花粉症の季節がやって来ました。私は周囲を杉山に取り囲まれた環境で生まれ育ったもんで、花粉症だけは絶対に罹らんだろうと、かつてはたかをくくっていました。……が、数年前より見事に、ちっちゃな妖精に鼻を悩まされるようになってしまいました。今年は例年より数倍は花粉の量が多いとかで、憂鬱です。てゆうか、もう鼻がぐずぐず言ってるし。
 しかも辛いことには、私、今、頭を怪我しているんです。20センチも切る大怪我で頭皮がめくれて、二週間くらい経つのですが、なかなか治りません。こんな時にくしゃみをすると、さてどうなるか。頭パックリですね。おお、スプラッタ。今日もくしゃみをした拍子に、少し開いてしまいました。命懸けでキーボードを叩いています(ちょっとウソ)。
 近頃、論文を書いています。私、文学部の専攻が王朝女流日記、その中の『和泉式部日記』なのですが、はっきり言って書きあぐんでいます。昨日も変な夢を見てしまいました。論文ではなく和泉式部ネタの小説を教授に提出した、という夢です。目覚めて、「おお、そうか、その手があったか」と思いましたが、気を取り直してやめときました。ホントにやったら、停学か破門でしょうね。将来、小説を書くことがあったら、その時はネタにさせてもらいます。波乱万丈の恋で知られる和泉が現代に甦って、性的革命を起こすというストーリーでした。タイトルも『IZUMI』。うーん、ここまで夢で詳しく見ちまった以上は、書くしかないわ。
 でもなんとなく、『ロッキー・ホラー・ショー』の影響が見られなくもないですね。

2月8日
 スティーヴン・キングの第三短編集『ナイトメアズ&ドリームスケープス』の前半、『いかしたバンドのいる街で』が、出版されました(文藝春秋)。十一編のうち、六編までがアンソロジーに収録されていて、既訳のものですが、そこはそれ、ファンだし、また買って読んじゃうんですね。冒頭の「ドランのキャデラック」を読みかけてタイム・オーバー。明日から実家に帰らなければならないんです。ま、帰ってきたときの楽しみに取っておきましょう。こないだは『グリーン・マイル』の特装版も買っちゃったし、来月は短編集後半の『ヘッド・ダウン』と、暗黒の塔シリーズの四巻目『魔術師と水晶』が出るし、物入りです。どれもハードカバーで、高価いんだよな。
 キングとは、本格的に翻訳が始まった八十年代半ば以来のお付き合いですが、飽きませんねえ。キングは、作家になって25周年の記念すべき年だった昨年、トラックに轢かれて生死の境をさ迷うというアクシデントに見舞われたものの、キングの公式HPを見る限り、順調に回復して執筆も再開したようで、これからがますます楽しみです。
 私は明日から帰省します。天候が不順で、飛行機が飛ぶかどうか心配ですが、このHPの資料を取りに戻る用事もあって、二週間は向こうにいるつもりです。飛行機に搭乗している時間に読むために、キングの『ランゴリアーズ』(文春文庫)でも持っていきましょうかね。ナイトフライトの機中から、たったの11人を残して乗客が消えてしまうと言う、SFホラーです。キング曰く中編ですが、文庫で400ページを超えています。日本の感覚からすると立派な長編ですね。羽田から関西空港までの間には読みきれません。では。

2月24日
 二週間ぶりに更新です。お待たせいたしました。誰も待ってないなんて言わないでえん。アナタだけは待っていてくれたはず。そこのアナタ。今、これを読んでるアナタだけはね。うふふふっ。そんなこと言っちゃイヤイヤ!
 ちょっぴり壊れていますが、元気です。実家にいる間も、このサイトももう少しなんとかしたくって、色々考えていました。赤江瀑ファンページの結崎様のご指摘にもあったとおり、やはり表紙をそのまんまHPに使用するのは著作権侵害に当たるのです。以前から、知人にも注意されていて、今のところは書影画像を引き上げることにしました。私はかねてより、本のデザインについてのサイトを作りたいと考えていまして、もし実現可能なら、書影画像はそちらで見ることが出来るようになれば、と願っています。
 さて、帰省中はさぞかし本を読み溜めたことだろうとお思いでしょうが、うふふっ、なんにも読んでないんです。一日中日なたでぼーっとしてました。近頃壊れ気味です。でも『虚無への供物』を再読し始めました。十何年ぶりですね。手になずんだ懐かしい文庫本を持ってきました。中学生の時に読んだ印象よりもホモくさくって、面白いです。私もちっとはものの判るオトナになったのかしら。

2月28日
 そろそろ『虚無への供物』の書評も書かなきゃなんないんだけど、ここでNEWS。東京創元社から塔晶夫名義で『虚無』の復刊本が、明日出ます。早いところでは先週末から本屋さんにもう並んでるんだけど、半透明のカヴァーのかかった美麗な造本にうっとり(といっても、予約しておいた近所の本屋にまだ入荷していないのです。待ち遠しい)。値段は普及版で4000円と、かなり財布が痛いのですが、中井ファンは買うべし。建石修志氏のオリジナル銅版画つきの豪華版(100部限定)もあって、こちらは63000円。とても手が届きませんことよ。
 1964年の2月29日に『虚無』の初版が発行されたので、それにならってということでしょう。今年は400年に一度のうるう年だそうで(グレゴリオ歴では、本来100の倍数の年はうるうにはならないが、400の倍数の年に限り、普通通りにうるうになる)、こんな特殊な2月29日だもの、『虚無』の復刊にピッタリ。

2月29日
 ↑手に入りました。綺麗な本です。カードに余裕があれば豪華版も買ったんですけどね(もちろんリボよ)。今の私はカード貧乏。
 あと、幻想文学57号の赤江瀑特集も注目。皆川博子、森真沙子、篠田節子の三婆鼎談(おほほ)がいい。赤江本人のインタヴューもあって読むしかないですね。