幻想ミステリ博物館館長日記 特別編 玉藻よしさぬきうどん再訪(一) 12月18日

いきなりゾンビの襲撃

 ふたたび讃岐の地に降り立った我々、さぬきうどん探検隊は、初手からゾンビの思わぬ襲撃に肝を冷やしたのである。しかも前回好印象だったあの店で!!! おーまいがっ!!!
 あんまりのひどさに店の名前を記すのは憚られるが、前回もオデンを喰った店、とだけ言っておこう。オデンのミソが豆味噌だったことが今回判明した。
 店の名誉のために言えば、オデンはいけていた。たれの旨さは皿をねぶりたい(キタネエな)くらいだった。しかし如何せん、うどんがフニャーのゾンビでは致し方ない。私がシロウトの手習いでテボを振ったのがまずかったのか、と思ったが、湯通ししなかったT氏のかけも同じくフニャーズであった。
 なんでこんな死にたてほやほやの麺が、日曜の朝十時に出てきたのだろうか。T氏と私は推理した。
私「おばちゃんが水加減間違ったのでは?」
T「昨日の麺の残りが出たのでは?」
私「それはいくらなんでもあ……り得るな」
T「朝一で打った残りかも」
私「二時間くらいでのびるもんかふにゃ〜」
 これ以上追求するとゾンビに喰い付かれて自分もゾンビ化してしまふので、ないとおぶざりびんぐでっどな話題はこれまで!
 次、「松岡」。名だたる宮武ファミリーの中で独自の進化を遂げた店らしいが、宮武系の最右翼とおぼしき埼玉の「イーハトーボ」であまりのうどんのコシに差し歯を欠いたワタクシとしましては、柔い宮武系というのが想像できない。今回のテーマのひとつが、「日本一コシの強い麺を探せ! 本場うどんVS.イーハトーボ」だったので、宮武系はなるべく回ってみるつもりだったのだが…
 あれ? ここも期待したほどではない。ほんとに柔い麺。
 ちょっと先行き心配な今回のさぬきうどん紀行である。
←旨そうなこれのどこが
ゾンビに見えるだろうか…
でも、ごっつ、ゾンビでした
→ゾンビというほどではなかったが
宮武ファミリーらしからぬ柔和な麺
←店の暖簾を取ったらオーブがっ!
天気もよかったので雨粒でもない
讃岐なのでうどん粉の埃か?(笑)

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