台湾ぶっとびシャカヘッド紀行(一) 常春の国へ 2012.2.21

 空港出たら小雨がぱらついていましたが、空気が生温い!! 気温5℃の埼玉を発って来て数時間、私たちは気温18℃の常春の島に着いたのでした。台湾は一年で一番寒い時期だそうですが、これで寒いうちに入るんでしょうか。街行く人々は皆、寒そうにコートの襟をそばだてて、マフラーに顔をうずめていますが、こっちは「ん〜〜〜…暖かい。つーか、天気良くなったら暑いんとちゃうか?」と早くも警戒。

 前回、夏場に来て、そのあまりの蒸し暑さにグロッキーになったので、今回はわざわざ寒い時期を選んで来たのですが、日本とはやはり全く違うようで、湿度も適度にあって、肌が潤います。冬の寒さでガサガサになっていたお肌がしっとりとなるし、いい感じです。

 前回と大違いなのは気候のみならず、実は、空の便がめちゃくちゃ便利になっていて、ラッキー。前回は「成田⇔桃園」で、行きし戻りがとっても苦痛なコースだったのですが、今回は「羽田⇔松山」という市内から近い空港で離発着。これは有難い。遠い空港だと行くのに半日がかりでしたが、今回は目いっぱいスケジュールを立てられます。

 ホテルにチェックインして荷物を置いたら、早速、前回購入したイージーカードを駅でチャージして、夕方の盛り場へ出掛けました。若者の街・西門へ。体裁上我々も冬の服をいちおう着てはいるのですが、汗が出ます。てか、暑い…。今回も暑さでへろへろになりそうな予感…。しかしまだこの日は生温い程度で、まだ常春パワー全開の恐怖を知る由もありませんでした。

 西門は今回初めて訪れましたが、金曜日の夜で、えれえ人だかり。週末の渋谷か新宿ですな。しかもその人だかりが全員、中国語を喋っているので、異国に来てちょっとストレスを感じます。今回の旅行前に中国語をおさらいする時間が充分になくて、かつて覚えていた単語も全部忘却の彼方だったのでした。言葉にこだわりたい私としては、ちょっと。。。

 西門では、相方が食べたがっていた麺線の店「阿宗麺線」を探しました。私は異国でてっきりスマホは使えないものと覚悟していたのですが、相方がレンタルWiFiを手配してくれていて、結果、アイフォン使い放題でした。いやー、これがないと店も探せないし、便利。WiFiの設定でちょっと手間取って、ホテルを出るのが夕方になったのですが、それでもアイフォンがあるのとないのとでは、天と地くらい違いまっせ。

 モツの入った麺線が台湾一食目でした。ダシは魚介系のスープにとろけるモツとコシのない中華特有の麺が入っていて、にゅうめんのごゆいバージョンです。そこに好きな香菜が載っています。
 道端のイスに座って、ずるずると食べると、濃厚な味がたまりません。若い人が群がるのも当然でしょう。しかし実を言えば、私、長旅と空腹と湿気の疲労で、意識もうろうだったのでした。ものすえげ勢いで食べたので、はあ、じぇんじぇん味わってなかったかもしれません(笑)

 それだけでは当然スマヌので、今度はちまきを食べに行きました。これも西門のまっただなか、「王記府城肉粽」。バイクや車がぶんぶんとぶっ飛ばしてくる交差点を渡ったむこうに店はありました。

 でかい粽に餡がかかって出て来ましたが、以前、「四神湯」で食べた粽の餡と違って、甘くなくて、醤油味でした。こっちのほうがうまいかも。他のお客さんは、めいめい、粽に魚丸湯や麺線をあわせて美味しそうに食べていましたが、我々はこれから夜市に行く予定なので、ちまきだけ。

 まあ麺線も粽も、コバラが空いた時の食べ物かもしれません。とはいえ、麺線は私は大を完食したのですが、いつの間に食べたものか、記憶があいまいです。

 真冬の日本から行ったせいか、常春の国は、みなさん何となく楽しそうでした。昨年の大震災以来、テンションがさがりっぱなしの日本を離れ、アゲアゲのアジアに来てみて、勝手な思い込みですが、そう感じてしまったのでした。