台湾ぶっとびシャカヘッド紀行(二) 夜市の食べ物 2012.2.23

 夜市は台湾の名物で、前回は有名どころの士林をはじめ、ホテル近くの寧夏路を訪れましたが、今回は寧夏路と郊外の淡水の夜市を楽しみました。淡水はまた別の回で書きますが、夜市ってまあ日本で言うところの、お祭の夜店が常設されているようなもので、すこぶる美味しいものはないけれど、なんとなく行くと楽しい気分になります。

 この「すこぶる美味しいものはない」というのもちょっとアレで、晩ご飯代わりに行くと、肩透かしになるのが見え見えです。やはり夜市はきっちり晩飯食ってから、余勢で行くのがよろしいかと思います。

 さて、士林みたいな有名どこだけでなく、最近日本のテレビでも時折見かけるようになった寧夏路ですが、ここは観光夜市ではなくて、地元の人のお楽しみの場なので、基本、もっさりしています。コインロッカーとか公衆トイレとかありませんので、お気をつけください。

 その分、日常に溶け込んだ夜市の味があって、なんだか懐かしい感じがしていいもんです。ここで牡蠣や海老と卵をを入れて揚げたものを食べましたが、あにはからんや、味はイマイチでした。生ものなので用心してよく揚げてあるのが裏目に出て、揚げ過ぎのぼそぼそで、卵の味しかしませんでした。甘いタレがかかっているのも、ちまき同様、はっきり言って邪魔です。

 …まあ目くじら立てるほどのこともなくて、わいわいした雰囲気を楽しめばよろしいのです。相方が並んで買ってきた唐揚げも、ピザ屋のおまけのチキンナゲットそのものでした。安っす〜〜い味。でもやめられません。

 レモンアイユイも甘さ控えめ氷たっぷりで、安さ満開です。そこに臭豆腐のウ○コっぽいかほりが漂い、「う〜ん、台湾…」と言う恍惚感に浸れます。これぞ夜市の魔法。

 夜市ではあえて買わなかったのですが、ホテルに戻る途中にある「鹹味(ルーエ)」の店に立寄って購入、部屋でルーエ初体験しました。

 色はこってりと醤油の煮しめた感じなので、てっきりしょっぱいと思いきや、意外と薄味で、体によさそうでした。豆腐乾や卵なんぞは極めてフツーなので、鶏脚のモミジや鴨の舌、鶏の心臓なぞ、キケンな見た目のものも買ってみました。

 モミジと鴨ベロはあんまり食べるとこなかったです(笑)。ハツはこりこりして美味しい。卵とか豆腐乾は八角が程良く染みて、いかにもこの国の食べ物らしくてよかったです。ただ冷めているので、若干味が落ちます。温かい食べ方もあるらしいので、そっちのほうがよかったか?

 ところで相方が寧夏路で、「方家の鶏肉飯」という店を探したのですが、結局見つかりませんでした。夜市はその日その日で出る店が違うので、どうやら外れたのかもしれません。これは鶏のそぼろを「魯肉飯」ふうにした食べ物だそうで、是非とも食べてみたかったらしいのですが、探せど探せど見つからず、他の「鶏肉飯」ならあることはあるのですが、相方がどうしても店にこだわったので、残念なこととなりました。また再チャレンジするしかなさそうです。

 台湾行くといつもお腹が緩くなるのが私の泣きどころで、今回も三日目はおケツの栓が外れて、とても夜市を堪能どころでなかったのが、残念でした。今回の下痢の原因ははっきりしている(これも別の回で取り上げます)ので、再起を期する所存です。

 でもね、やはり街のあちこちにこんな楽しいところがあれば、夜ごと繰り出したくなります。台北のみならず、台湾の都会はだいたいどこに行っても名物の夜市があるそうで、うらやましい。私の住んでる埼玉にはないなあ。夜な夜な、おまつり気分、それが夜市の楽しみです。最近はお酒を飲ます店とか興味がなくなったし、むしろ、ちょっとコバラが空いたら、軽食をつまみたいので、日本にも夜市が欲しいですなあ。