竹本健治の部屋


作家紹介
 1954年、兵庫県に生まれる。東洋大学哲学科中退。
 在学中から、中井英夫の知己を受け、『匣の中の失楽』を「幻影城」に連載。アンチ・ミステリの水脈の到達点の一つとして、高い評価を受ける。
 1980年から、天才少年棋士、牧場智久のシリーズを執筆。世に言う「ゲーム殺人事件3部作」である。牧場はその後も新しい3部作や『風刃迷宮』、マンガの『入神』などで活躍する。
 1986年の『腐食の惑星』以降、しばらくSFだけを執筆する時代が続く。「パーミリオンのネコ」シリーズなどを発表。
 1990年代に入り、ミステリに復帰。実在のミステリ文壇の人間を登場させたメタ・ミステリ、ウロボロス・シリーズなどを発表。
 1993年、初の短編集『閉じ箱』を上梓。ホラー、幻想小説としても優れた作品ばかりが収められている。
 『匣の中の失楽』、『ウロボロス』連作に続き、幻想的でなおかつミステリの枠を壊す大作『闇に用いる力学』も1997年から順次発表中。
 1999年、京極夏彦、綾辻行人、島田荘司らの手を借りて、世界一豪華なアシスタントを使ったマンガ『入神』を発表。念願だったマンガ家デヴューも果たす。
 本人によるHPパラレル玲瑯館も昨年出来て、e-NOVELSでのオリジナル長編小説の販売も始まっている。
 2002年、第2短編集『フォア・フォーズの素数』を久々に刊行。『匣の中の失楽』も久々再文庫化の予定。

書誌

作品名 刊行年月 出版社 種類 文庫 備考
匣の中の失楽 1978.7 幻影城 長編小説 1983.1 講談社文庫
2002.10 双葉文庫
講談社ノベルス(1991.11)版もあり
囲碁殺人事件 1980.7 CBSソニー出版 長編小説 1985.9 河出文庫
1994.3 角川文庫
2004.2 創元推理文庫
将棋殺人事件 1981.2 CBSソニー出版 長編小説 1994.2 角川文庫
2004.5 創元推理文庫
トランプ殺人事件 1981.8 CBSソニー出版 長編小説 1986.1 新潮文庫
1994.4 角川文庫
2004.9 創元推理文庫
狂い壁狂い窓 1983.4 講談社 長編小説 1993.5 角川文庫 初版講談社ノベルスは、2007.8復刊
腐食の惑星
 ⇒腐蝕
1986.10 新潮社 長編小説 1986.10 新潮文庫
1994.7 角川ホラー文庫
新潮文庫書き下ろし
クー 1987.3 講談社 長編小説 2000.9 ハルキ文庫 初版講談社ノベルス
殺戮のための超・絶・技・巧 1988.2 徳間書店 長編小説 1992.4 徳間文庫
1999.11 ハルキ文庫
初版トクマノベルス・ミオ
タンブーラの人形つかい 1988.9 徳間書店 長編小説 2000.1 ハルキ文庫 初版トクマノベルス・ミオ
兇殺のミッシング・リンク 1989.7 徳間書店 長編小説 2000.2 ハルキ文庫 初版トクマノベルス・ミオ
“魔の四面体”の悪霊 1990.1 徳間書店 連作小説 2000.3 ハルキ文庫 初版トクマノベルス・ミオ
カケスはカケスの森 1990.7 徳間書店 長編小説 1993.12 徳間文庫
殺人ライブへようこそ 1991.6 徳間書店 長編小説 1996.4 徳間文庫
ウロボロスの偽書 1991.8 講談社 長編小説 2002.6 講談社文庫 文庫は上下巻、講談社ノベルス(1993.8)版もあり
凶区の爪 1992.1 光文社 長編小説 1995.1 光文社文庫 初版カッパノベルス
妖霧の舌 1992.11 光文社 長編小説 1996.2 光文社文庫 初版カッパノベルス
定本・ゲーム殺人事件 1992.11 ピンポイント オムニバス本
眠れる森の惨劇
 ⇒緑衣の牙
1993.8 光文社 長編小説 1998.3 光文社文庫 初版カッパノベルス
閉じ箱 1993.10 角川書店 短編小説集 1997.11 角川ホラー文庫 カドカワノベルス(1996.1)版もあり
ウロボロスの基礎論 1995.10 講談社 長編小説 講談社ノベルス(1997.5)版もあり
闇に用いる力学 赤気篇 1997.6 光文社 長編小説
風刃迷宮 1998.12 光文社 長編小説 2002.3 光文社文庫 初版カッパノベルス
入神 1999.9 南雲堂 マンガ
鏡面のクー 2000.10 角川春樹事務所 長編小説 2000.10 ハルキ文庫 文庫書き下ろし
連星ルギィの胆汁 2001.1 e-novels(ブックフォームなし) 長編小説
フォア・フォーズの素数 2002.8 角川書店 短編小説集 2005.10 角川文庫
クレシェンド 2003.1 角川書店 長編小説
闇のなかの赤い馬 2004.1 講談社 ジュブナイル
虹の獄、桜の獄 2005.10 河出書房新社 再編集作品集 共著・建石修志
狂い咲く薔薇を君に 2006.4 光文社 連作小説 2009.8 光文社文庫
ウロボロスの純正音律 2006.9 講談社 長編小説 講談社ノベルス(2010.5)版もあり
キララ、探偵す。 2007.1 文藝春秋 連作小説 2010.1 文春文庫
キララ、またも探偵す。 2008.5 文藝春秋 連作小説
せつないいきもの 2008.7 光文社 連作小説
静かなる祝祭・人形館殺人事件 2009.1 私家版 小説 『幻影城の時代』別冊として刊行
ツグミはツグミの森 2009.10 講談社 長編小説
連星ルギイの胆汁 詳細未定 長編小説 ブックフォームで初発売

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