用語集

 一応、用語集です。
 知らず知らずのうちに専門用語や、身内でしか通用しない言葉を使ってるかもしれないので、まだまだ全然足りませんが、気づき次第追加すると言うことでとりあえず運用開始します。(投稿も受け付けます。メールでお願いしますね)
 (2005年9月29日開始)

英数

BGM(びーじーえむ:ackroundusic)
 ただバックに流しておけばよいモノではなく、時と場合とその場の空気によっては発狂しそうになる音楽。
 例えば、
右ch:ふーんふーんふーん、ふーふふーん、ふーふふーん…  (ダースベーダーのテーマ:小5男子)
左ch:ふんふんふん、にゃにゃにゃにゃにゃーん、ふんふんふんふん…  (ぶんぶんぶん:中3女子)
センターch:らったったったったりらりらん、らったったったったりらりらん…  (トルコ行進曲:有線)

・・・・うきーーーー!! おまえら、ちったぁ静かに勉強できないのか!?   (2005/12/31)
DB(でぃー・びー)
 「ダイムラーベンツ」の略ととらえるか、「データベース」か、はたまた「デビッド・ボウイ」や「ドゥームズデーブック(ウィリアム1世の命令で1086年に作成されたイングランドの土地台帳)」を連想するかで、その人の趣味や教養の一部がかいま見えるかもしれない。
(受験生諸君、よーく覚えておきたまえよ)
Kitech(きてっく(?):模型メーカー
 パッケージに合わせて模型を作り、スケールを無視してしまうという、21世紀とは思えないマーケティングを行うメーカー。ウェブサイトを見るとぬいぐるみからR/Cまで作っているが、1/144スケールはどこにもない?
  未塗装キットが500円、塗装済みキット(未組み立て)でプラス100円なら、塗装済みキットを買った方が安い、なんて判断はしない方がいい。キットのできは悪くないから、購入する時は未塗装キットをお薦めする。
  Su−17って、輸出したらSu−22じゃなかったっけ?とか、F−19ステルスってイタレりがでっち上げたデザインじゃなかった?というつっこみは飲み込んでおこう。(2005/10/24)
 Su−17だと思っていたら、中身はSu−20だった。で、Su−20のキットとしてどうだったかというと、これまた意外にかなり出来がよいのでお薦め。デカールが見つからないと思うけど。(2005/12/18)
LHM(えるえいちえむ:クルマ)
 ちょっと古いハイドロシトロエンの油圧作動油。TOTAL製(商品名LHM PLUS)と、YACCO製とがあるが、両製品は全く同じものなので混ぜても大丈夫。(TOTALはYACCOからOEM供給を受けているので)
 BMWやロールスロイスも油気圧サスペンション車は似たようなオイルを使っているが、こちらとは決して混ぜて使ってはいけない。パッキンなどのゴムがダメになるらしい。
 筆者は真夏のカンカン照りの日に、コンクリートの表面にこぼしたLHMが消えて無くなってしまうという不思議な体験をしたが、沸点はブレーキオイル並に高いはずだし、熱で粘性が下がったとしても、コンクリに吸い込まれるほど下がるのだろうか?
MDプリンタ(えむでぃーぷりんた:パソコン:模型)
 このプリンタがなかったら、このサイトのボリュームは今の三分の一以下です。それだけ。(2006/10/17)
2ちゃんねる(にちゃんねる:インターネット)
 筆者の場合、書き込むことはめったになく、読むだけ。情報量は膨大なので、それだけで十分おなかいっぱい。
 一部の『(自称)ジャーナリスト』連中からは「インポ野郎」、「バカ」の集まりと見られているけれど、件の(自称)ジャーナリストが指摘する『匿名性』ゆえに、実際にはどんな人が書き込んでいるか、全く判りません。
(自称)ジャーナリストさんのクライアントが書き込んでいるかもしれないのに・・・(2005/10/01)

かな(50音順)

秋葉原(あきはばら:地名)
 JR総武線から山手線に乗り換えが出来る場所。または筑波エキスプレスの終点。あるいはオタク(不適切表現!)の聖地。ないしはメード喫茶発祥の地(笑)。
 昔は電気(電子)工作少年の聖地だったんだけどねぇ・・・雰囲気が全く違うんだよ・・・(2006/5/3)
イエロー13(いえろーさーてぃーん:ゲーム)
  ナムコのプレイステーション2用ゲーム『エースコンバット4:シャタードスカイ』に出てくる、プレイヤーのライバルとなる機体。スホーイSu−30を使用する。黄色中隊がゲームを進めるにつれてだんだん弱くなっていくのは気のせいかなぁ?前半はミサイルを当てることすら出来ないのに、後半はガンで落とせるようになるんだよね。
  で、これの元ネタってやっぱり『であ・しゅってるん・ふぉん・あっふりかぁ(アフリカの星:ドイツ空軍大尉ハンス・ヨアヒム・マルセイユ)』でしょ?こっちは『黄の14』だし。なぜこの項目があるかって?SWEETの2005年11月発売予定に1/144Bf109Fがあったのでつい・・・
 で、SWEETのキットをどうしたかっていうと、マルセイユの機体ばかり作っても面白くないので、片方は別の塗装に。ドイツ軍だと芸がないのでハンガリー空軍仕様にしました。で、その機体をproject144に持って行ったら、会場にお母様がハンガリー出身というチェコ人青年がいて、お話をすることが出来ました。(展示品を前に双方片言の英語だったのは秘密だ)(2006/5/3)
京都
 はまってます。っていうか、いまだに修学旅行のリベンジを果たし続けている感じかな。(担任の『鶴の二声三声』で『京都食い倒れ食べ歩きツアー』になってしまったから、他のクラスが見に行った『観光名所旧跡』は見ていなかったのさ、仁和寺に行けたのは20年後だぜ、ぷんぷん)(2006/09/05)
クリーパー(くりーぱー:クルマ:メンテナンス用品)
 クルマの下に潜り込むときに使う、キャスターのついた板のことだが、筆者はこれを自作、材料費だけで3000円ほどかけた。後日、近所の輸入メンテ用品を扱うカーショップで、プラスチック製のクリーパーが1000円ほどでたたき売られているのを見たときはショックだったが。『木で出来た手作りのもの』は高級品だという信念があるので、一応満足している。重いんだけれどね。
下血(げけつ:クルマ:シトロエン)
 ハイドロシトロエン特有の故障。
 サスペンション、パワーステアリング、ブレーキ等(DSではセミATギアボックス作動にも)に使われるオイルが、そのライン、またはその他作動部分から漏れて地面にぽたぽたとたれてしまっている状態を指す。
 クルマの油圧作動油のリークを、人間の病気に例えて表現するときに用いる。
 用例:「いやーウチのCX、土曜日の朝車庫から出ようとしていきなり下血しちゃってさ…」
 用いるときの注意:『修理にいくらかかるんだろう』なんて悩んでいるそぶりは全く見せず、さも「オレはちょっと古いシトロエンに乗ってんのさ」と言いたげに、ちょっと自慢げに口にするのがよい。ただし、これから一般人とメシを食うようなときはきちんと「オイルが漏れちゃって…」と言うべし。うっかり「げけつ」などと言おうものなら、友情や愛情を含む人間関係に亀裂が入るおそれがある。
買うたやめた音頭(こうたやめたおんど:模型)
 かの松本州平氏がかつてホビージャパン誌でミニスケールAFVの製作記事を連載していたときに初めて使用した言葉。模型店で商品を手にとっては棚に戻しを繰り返すさまが、さながら踊っているように見えたことから名付けられたらしい。筆者も気がつくと踊っている・・・
コンペ(こんぺ:模型)
 決してネタが尽きたわけではなく、はたまた賞品をばらまきたいからでもなく、単に他人がどんなのを作るのかを知りたいのでももちろん無く、自分を含めた模型を趣味とする人が持つであろう『自分の模型を見せびらかしたい欲望』をかなえることになるかも知れないイベント。
 でも実際出品してみると、どんな評価を受けるのかとても気になって仕方がなくなる。(2005/10/24)
自重変形タイヤ(じじゅうへんけいたいや:模型)
 機体の重みでつぶれたようにあらかじめ成形されたタイヤ。アフターパーツで数多く発売されているが、近頃はキットに付属している物もある。
 と書くと「いちいちパテ盛って整形しないで済む便利なタイヤ」みたいに聞こえるけど、レシプロ機用の低圧バルーンタイヤならともかく、現用ジェット戦闘機用のタイヤがあんなに『ぺちゃんこ』にへこむわけありません。原型師は実物を見ないで作っちゃったんだろうな…。写真一枚で簡単にわかるのに。まさに『ヘビに書き足した足』。私はちなみに一度も使ったことありません。「スケール通りよりもスケール感」がモットーですから、接地面をヤスって平らにする程度ですませてます。スケビのファントム2を見た時は『パンク?』と思っちゃいました。(2005/12/17)
シトロエン(しとろえん:クルマ)
 あまり知られていないことだけれど、シトロエンはハーフトラック(後輪が無限軌道になった車両ね)を使った探検を行い、その走破性や耐久性をアピールしていた時期があった。
 「黄色い巡洋艦隊」を名乗り、ヨーロッパから中央アジアを通り、中国まで走り抜けたそうだが、山越えでどうしても通れない部分(文字通り道が無くなっていたらしい)では結局分解して人力で運んだんだそうな。そこまで分解できるというのも結構すごいような気がする。
資料(しりょう:模型)
 全く無いと困るが、逆に集めすぎてもどれを信じて良いか判らなくなる時があって困ってしまうもの。
 最近はインターネット上の資料だけで模型を作れるようになったが、昔は遠くの書店に『世傑』のバックナンバーを探しに行ったり、『足』を使って集めたものだった。
 『世傑』を使う前は・・・全く使わずに組んでいたんだよなぁ・・・まぁ、今でも無視する時があるけど。
ダイムラーベンツ(だいむらーべんつ:クルマ)
 言わずとしれたドイツはシュツットガルトにある自動車メーカー、あ、今は『ダイムラークライスラー』でしたね。筆者はこのメーカーのクルマに一度だけ、乗ったことがあります。東京消防庁の救急車だったんですよ・・・
 この会社名を聞いて、『Cクラス』、『Sクラス』や、『CLK』を連想するか、『601系エンジン』を連想するかで、その人の趣味や交友関係の一部が判るような気がする。
作ったもん勝ち
 零細の(個人事業だから当たり前だ)デカール屋なんぞをやっていると、大手が発売する前に商品化できてしまうとちょっとだけ(そう、ほんのちょっとだけ)勝った気分になってしまうことが出来る。その気分があっという間に敗者のずんどこ気分に切り替わるのにも大して時間がかからないけど。
 (1/144でP−51Dが発売された時、一番がっかりしたのが『グラマラス・グレン』じゃなかったことだったので…)(2006/09/05)
デカール(でかーる:模型)
 元々は紙やガラスに描いた図柄を陶器、ガラスなどに転写する美術技法で、デカルコマニア(decalcomania)の略。模型では国籍マークや注意書きなど、手書きでは困難なものに応用されている。
筆者の場合、1/144スケールでは自作デカールを使う機会が増えたため、キット付属のデカールが大量に余ってしまっている。しかもファントム2ばっかり。・・・デカール無しのキットなんて・・・無いよねぇ・・・(2005/11/08)
ドーラ(どーら:人名?)
 これを聞いて、『長っ鼻』を連想するか、『空中海賊のママ』を連想するか、さあ、あなたはどっち?
 だれかプラッツの1/144FW190D−9からA型を作った人、いますか? 出来るはずだよな・・・
投稿(とうこう:インターネット)
 うっかり海外の模型サイトに拙い英語のキャプションを添えて『自作デカール』を使った模型の写真を投稿したりすると、チェコの模型マニアから『あのデカールはどうやって作ったんだ?教えてくれ?(意訳)』なんていう、どう見ても職場のPCからうったとしか思えないメールをもらってうろたえてしまうので、英検準2級以上を持った知人がいない限り、または在日アメリカ人英語教師とかにキャプションを添削してもらってからすべきこと。(2005/10/24)
光硬化パテ(ひかりこうかぱて:模型:マテリアル
 タミヤから発売されているパテで、紫外線を当てると硬化するという非常にありがたくもやっかいな性質を持つ。
 模型を室内で作る時に使うには最高なのだが、屋外でクルマの補修に使おうとすると、チューブから出したそばから硬化を始めるため、非常に難儀する。
(この使い方は正しい使い方じゃないのは百も承知ですが・・・)
 他に、硬化前の瞬間接着剤と反応して血のように真っ赤に変色するなど、どっきりさせられる性質を持っている。
ファントム2(ふぁんとむつー:航空機)
 マクダネル社(現ボーイング)製の双発複座全天候ジェット戦闘機。開発当時は空中戦にはミサイルさえあれば事足りると信じられていた時代だったため、対空戦闘用の固定武装(固定機関砲の類ね。対地攻撃用の機関砲ポッドは最初から運用可能)は一切なし。ミサイルを撃ち尽くした後は逃げるしかないという戦闘機だったが、ベトナム戦争突入後、空軍からの要求で20ミリガトリング砲を装備したタイプが作られた。泥縄のような気がするが、物作りなんてどこで何作ってもこんなもんだと思う。検収上げして、納品してだいぶたった後から『こんなのがほしい』『こういうのを追加して』なんて要求が出るのはしょっちゅうだもの。
 なぜ『2』がついているかというと、アメリカ海軍初の艦上ジェット戦闘機が「FHファントム」だったためで、F−4シリーズはその末裔という意味合いがあるらしい。
 だからといって、ファントムコンペにFHファントムでの参加はご遠慮ください。(ファントムを横に二機つないで『ツインファントム』をでっち上げるくらいのパワーがあればオッケーですが)そのあたりよろしくお願いします。
ブログ(ぶろぐ:インターネット)
 まさに『日記感覚』でホームページが作れるモノだが、本当にその日の出来事を日記として書くんだったら文房具屋さんで『日記帳』を購入して、ペンを使って手書きしたほうが当社比4098倍も良い。『インターネット』上に書き込んでしまうと、世界中のあらゆる人が読むことが出来るのがインターネットのすごいところでかつ、怖い部分でもあって、日記感覚で人に言えないような自慢話を書き込んでいるととんでもない騒動の火種になって、消火不可能になります。どうしても、って人は自分ちに『イントラネット』でも作って、そこに作りましょう。(2005/11/07)
ポルシェ(ぽるしぇ:クルマ)
 『ポルシェ』と聞いて、山口百恵の歌に出てくる『真っ赤なクルマ』を連想するか、『不採用になったハイブリッドのタイガー戦車』を連想するかで、その人の趣味や交友関係の一部がかいま見えると思う(このパターンが多いな)。
 筆者はクルマが思い浮かぶけど、どっちかというと『911』ではなく、『917K』とか『962C』だったりする。(これはこれでやっぱり偏っていると思う)
【追記】 よく見たら妹のデジカメ(フジファインピクス)がポルシェデザインだった。ポルシェと聞いてこちらを先に思いつく人なんて・・・いませんよね?(2005/11/7)
魔改造(まかいぞう:模型)
 おおざっぱに言って二種類の『魔改造』の存在が知られている(と思う)。
 一つは『美少女フィギュアを改造して以下略』な「魔改造」で、多分世の中ではこちらの方が通りがよいはず。
 で、もう一つは『実際には存在しなかった車両(ここは航空機などに置き換えられるはず)をでっち上げて遊ぶ』模型の楽しみかた。架空の塗装とか、ペーパープランで終わってしまった不幸な戦車とか、もし第2次大戦が1947年まで続いていたらベルリン上空を飛んでいたであろう機体とか、楽しみ方、ネタは山ほどあるらしい。
 
 なぜいきなりこの項目が増えたかというと、参加予定の模型展示イベント『Project144』の第4回(11月19日のお題が『4』と『魔改造』だから。で、私が何でエントリーするかは第3回のp144会場で私が購入したキットにヒントがあるので、関係者の方はひょっとしたら気づいてくれるかも。(2006/5/3)
模型(もけい)
 趣味で作っていた人が、いざ仕事で作ることになると、とたんにモチベーションが下がってしまうもの(だと思う)。
 まぁ、筆者の場合、仕事で作るのは飛行機とか戦車じゃないんだけどね。(2005/10/01)

 でかいものに凝りはじめると際限なくでかく、小ささにこだわり以前趣味で作っていた時と同じ程度にまで回復しました。ただし、逆に趣味で作る模型に関してはやる気ゼロに限りなく近づきつつあります。だからこのサイトのコンテンツが増えませぬ、とほほ。(2008/02/12)
焼き針(やきばり:模型:製作技法)
 ライターなどで加熱した縫い針などでプラスチック模型の表面に小さな穴を開ける技法。ピンバイス/ピンドリルが手に入れられなかった時代は筆者も多用したが、ピンバイス/ドリル入手後はほとんど使わなくなった。
 針を加熱しすぎると、穴が大きくなりすぎるばかりか、穴のまわりに溶けたプラが盛り上がりすぎたりして、修正が非常に困難。逆に加熱が足りないと、穴を開けている最中に冷えてしまい、針とプラがくっついてしまって、これもまたちょっとやっかい。かの松本州平氏はこの技法のエキスパート。