ワンピがヤバイっての巻き / さらばヤングサンデーよ、安らかに…の巻き / 加賀愛成分が切れてきたでござるの巻き / 「はじめのてあく」が変化球多用様でござる…の巻き / 「野武士のグルメ」がドラマでござるの巻き


2009年01月26日(月)

やばいやばい、最近の「ワンピース(AA)」が面白すぎて脳から変な汁が出てきてます。以前、「ワンピース」がスマイルな件を報告しましたが、ワンピースにとってスマイルは重要な意味合いがありそうです。七武海のドフラミンゴは「時代は"スマイル"さ」と、点までつけてスマイルを強調していました。で、今回の529話の扉絵はルフィが巨大なカブトムシに乗っているのですが、シャツの模様がガイコツ。


扉絵

笑うドクロあれば思わず反応してしまうほどワンピ脳

さて、いよいよ七武海最後の一人ジンベエが登場し、ワクワクが止まりません。どうやらセンゴク元帥の「最も協力的に参加してくれるものと踏んでいたが」という発言は、ジンベエが海賊嫌いの海賊と政府に通っていることからのようです。さらにエースとジンベエの会話で驚くべき事実が発覚。


エースとジンベエ

「…おれァお前に殺されかけた思い出があるけどな…」
「……それはお互い様じゃろうが…!!」

この二人はかつて拳をぶつけ合ったことがあるようです。何時、何故、どんな状況で戦ったのかは不明ですが、気になるところ。その後のジンベエは「わしは、ただ、あの人の役に立ちたかった…」と意味深なコメント。

あの人とは白ひげのことなのですが、白ひげの役に立ちたくてエースを殺しかけたという事は、エースが白ひげを狙ってきた時にボコボコにしたって事かな。


エースボコボコにされる

以前のエースの回想で、白ひげ海賊団に囲まれてボコボコにされた様子がありましたが、案外エースをボコったのはジンベエなのかも。

さらにジンベエの読者に説明するが如し分かりやすい解説で、魚人島の背景が明らかになりました。

「"大海賊時代"が始まって間もなく、魚人島は荒れた…!!抑えきれねェ程の人間の海賊共…!!それを追う海軍…!!多くの魚人と人魚達が攫われて…売られて…」

そこへ現れたのが白ひげ、エドワード・ニューゲート。


白ひげ

この島はおれのナワバリにする!!!

この一言で、誰一人として魚人島に手出し出来る人間がいなくなったとか。今では観光スポットとして有名な魚人島は、白ひげのおかげだったようです。

ジンベエの台詞も、わざわざ「人間の」と点を打って強調しているあたり、人間が嫌いのようですが、大海賊時代に入って、魚人島が人間に荒らされていたのは驚きです。ちょっと今回で明らかになった事柄を元に最近の歴史を整理してみましょう。

年代 事柄
22年前 ロジャーが処刑される
魚人島が人間に荒らされる
白ひげが魚人島をナワバリにする
誰一人、魚人島へ手出ししなくなる
11年前 タイガーが奴隷を解放してタイヨウの海賊団結成 
赤髪がフーシャ村に滞在
8〜11年前 フィッシャー・タイガー死亡
8年前 魚人海賊団分裂
ジンベエ七武海加盟
アーロンが東の海へ解き放たれる
トムさんエニエス・ロビーに連行される
3〜10年前 エースとルフィがガープの友人に預けられる
3年前 エースが島から旅立つ
現在〜3年前 エースがジンベエに殺されかける
エースが白ひげ海賊団に入る
白ひげが胸に傷を追う

これを見れば分かると思うのですが、ジンベエが七武海に加盟したのは白ひげが魚人島をナワバリ宣言の10年以上後。エースを白ひげの役に立ちたくて殺しかけたのは七武海加盟後。

22年前、魚人島に誰も手出ししなくなった白ひげの発言を「あの日の事は…忘れもせん…!!」と言ったジンベエ。魚人が奴隷にされなくなった後も、ジンベエは魚人島にいたわけです。つまり、ジンベエは元奴隷ではない可能性が非常に高くなりました。フィッシャーが奴隷を解放して結成したタイヨウの海賊団の初期メンバーではなさそうです。にもかかわらず、分裂したとはいえ現在の魚人海賊団の船長…、気になりますね。回想とかしてくれないかしら。

色んな島を守っていた白ひげが打ち倒されれば、海が大変な事になるとか。ジンベエも「政府は予測できん訳でもあるまいに」とコメント。ようするに、四皇、海軍、七武海で保たれていた均衡が崩れるということでしょうか。

これは謎です。世界で最も偉い五老星のジジイどもは以前、「"三大勢力"の陣営崩壊は世界に直接ヒビを入れる。保たねばならん」と発言していました。


世界政府最高権力、五老星

なぜ、ここにきて世界の均衡を崩すようなことを…。一体何を考えているのか、謎すぎます。そもそも「五老星」という名前が怪しすぎです。七武海のように補足して保っているのか、永遠にこの5人なのか…20年前のロビンの回想の時から「五老星」と呼ばれていました。20年の月日は、長いものでセンゴクやスパンダインは今よりも若々しいです。五老星はシルエットでしたが…。


20年前の五老星

どう見ても今の五老星の面子と一緒です。本当にありがとうございました。

当時から何時お迎えが来てもよさそうなジジイなのだから、20年たった今なら1人や2人ポックリ逝ってそうなものですが、今とほとんど変わらなそうな様子。こいつら歳を取っているのか…。天竜人なんか自分で歩くこともしない怠けものだったのに、世界政府最大権力者の5老星のジジイなど、剣持っているヤツや、顔に切傷あるヤツや、火傷のような傷があるヤツなど、とても世界の頂点のお偉いさんの顔じゃないですよ。佇まいは修羅場を潜っている風貌。こいつら1000年生きる妖怪ジジイなのではないかと思わざるを得ません。

で、本編に話を戻しますが、ジンベエは奇跡とチャンスを信じると希望を捨てませんが、「クハハハ」と笑う囚人が…。


社長

クロコダイル再登場!!

うひー、体中から変な汁が出てきた。面白すぎて鳥肌が立ってきたぞ…。クロコダイルはノリノリで血が騒ぐといって以下の台詞。

"白ひげ"や"ロジャー"に勝てなかっただけで涙をのんだ『銀メダリスト』は…、この海にゃごまんといるんだぜ!!!

以前、クロコダイルはルフィの前の敗れている可能性が高いと記事にしましたが、クロコダイルは白ひげかロジャーに敗れたのかもしれません。いやー、今回の盛り上がりは半端ないですね。あ、ルフィたちは怪物がフロアの床をブチ抜いて下へいきました。次はボン・クレーかな。


2009年01月27日(火)

週刊少年サンデーの最高傑作のラブコメとは何か。タッチ?、うる星?…ノンノン、答えは「サラダデイズ(AA)」です。マガジンで「金田一少年の事件簿」が流行ったから「コナン」を連載させたによろしく、「BOYS BE…」の1話完結型ラブコメをサンデーでもという感じで連載された作品です。

「BOYS BE…」同様に黄金のワンパターン。同じような話の連続で、3ページ読めばオチまで見破れる非常にサラリと読みやすい初心者向けです。同じサンデー連載の「かってに改蔵」で何度もネタにされ、それを含め楽しむのが真のサラダデイズファンといえます。「BOYS BE…」同様に初期は中二病っぽい大人っぽい恋愛が、中期以降はコメディ要素が多いところも似てますね。

1話完結のオムニバスものでしたが、一応の繋がりはあるので、サルみたいな面のヤツが兄弟として何度も登場する姿に、我々は奇妙な世界観を見出すのです。


サブとジロ

適当に考えて、適当に描いた感バリバリで、いかにも脇役でした。そんな手抜き兄弟にスポットが当たり仲良く可愛い彼女をゲットした時に、ただの「BOYS BE…」の二番煎じから、「サラダデイズ」は何かになったのです。

基本的に1話完結のオムニバス物語でしたが、登場する学校や人物の関係が把握できるようになれば一人前。中盤から、猪熊先生が話を考えるのに飽きたのか、新たな試みだったのかは分かりませんが、ある二人の物語が中心になっていきます。

都内の進学校、桐花高校は何度も舞台になりましたが、99年に入学した神山由喜河村二葉がストーリーの主軸となり、この2人のラブコメこそがサラダデイズなのです。出会いは由喜が転んだら、何かを掴んでしまいました。


出会い

転ぶ、乳揉む、喧嘩する…、食パン口に挟んだ美少女転入生にぶつかるかの如き、素晴らしい王道的な出会いで最悪の関係からスタート。実は由喜は親の転勤で北海道に引っ越すはずが、独り残って、春から一人暮らしをすることに。お隣の綺麗なお姉さんに水をぶっ掛けられてお風呂を借りることになり、湯船に浸かっていると…。


2度目の接触

お隣さんのお風呂借りたら、さっき胸を鷲づかみにしたクラスメートの美少女が裸で入ってきたよー

ベッタベッタな古典的ラブコメを炸裂させました。その後、お互いの悩みを話しあったり、同じアパートに住む二葉の姉狙いの住人を巻き込んでいくうちに、由喜と二葉はお互いを意識しあう友人になりました。ニヤニヤしまくりですよ。

そんな中で事件は起こります。桐花高校の小悪魔が由喜にちょっかいを出してくるのです。振った男の数は100人を超え、101人目のターゲットに選ばれたのです。しかし、由喜は二葉一筋でまったく陥落ちず、直線型の性格の由喜の言動が気になりだし、逆に陥落ちてしまいました


小悪魔が逆に陥落ちる

ラブがコメりだしてきました。

また、二葉は昔好きだった相手が、姉の彼氏で、複雑な表情をしたりしていましたが、由喜と一緒に行動するうちに姉たちを応援するようになっていきました。笑顔で「初恋を最後まで見届けるコトができたわ…。つらいはずなのに、なんか幸せな気分よ。」と言い、完全に吹っ切れていました。

由喜と二葉は付き合っているわけでもなく、微妙な関係が続きます。由喜は二葉にぞっこんなのですが、二葉は曖昧な態度。もちろん、小悪魔が出てきたらヤキモチを焼くのに自分の気持ちに気づきません。

そして再び大事件が起こるのです。桐花高校に美少女が転入してきて、由喜とかなりワケありな関係なようです。由喜の味付けから、昔の只ならぬ関係を聞くうちに、ヤキモチ焼きまくりで混乱していきます。


私…変だ…

サラダデイズが本当の意味で始まった。以下、二葉の心の言葉。はっきりいってサラダデイズの枠を超えてしまっています。(どんな枠だ)

…?…私、なに怒ってんだろ。
なにイライラしてんだろ、私…
なんで…こんなドキドキしてるんだろう…?
…やだ、私。なんで隠れなきゃなんないワケ!?
……ワケわかんない…。本当に変だよ。
ほんの数日前までは、普通に接していたハズなのに…
今は、由喜の姿を見つけただけで胸が…

ニヤニヤが止まりませんよ。ちなみに、この時「サラダデイズ」は最高株価を記録しました。ここまでニヤニヤ展開をさせておいて友達続行という、寸止めをしやがりました。

この辺りから、「サラダデイズ」で由喜と二葉の話を読む事がメインで、他のヤツの恋愛話など蛇足と思うようになりました。由喜と二葉の話ならガッツポーズしてしまうのです。

小悪魔の存在が消えた頃、二葉にも男の影が現れます。文化祭実行委員長が現れ、由喜に宣戦布告しますがたいした相手ではなかったようで相変わらずお互いに気になる友達関係を続けます。由喜が北海道に連れていかれそうになって、二葉は初めて「言えるワケないじゃない…『好きだから行かないで』なんて…」と、由喜を好きと思うものの、相変わらず友人関係続行というスン止め

このままでは生殺しです。そしてようやく光が…。スキー旅行へ行った時に、由喜は意を決して告白するものの、返事を保留。またもスン止めかと思いきや、春がやってきたのです。


春が来た

オッケーイ!

毎回オムニバス形式でカップルが量産される中で、由喜と二葉がつにカップルになったのです。今までずーっと友達関係でスン止め状態でしたがついに終止符が。長かったー。

付き合い出したのもつかの間、火事でアパートが全焼してしまい二人は同棲生活をすることになります。非常に素晴らしい展開です。同棲生活をニヤニヤと楽しみまくっていましたが、お互いのすれ違いで別れる羽目になってしまうのです。そして、由喜と二葉にスポットがまったく当たらなくなってしまいました。

そして、最後にようやくスポットが当たり、別れたあとに追い討ちをかけるように二葉が転校することに。追いかける由喜と戻ることを決めた二葉。お互いの思いが交錯しながら、ラストで大団円。新横浜で


サラダデイズは永遠に…

いい話だったなー。

こうして幕を閉じた「サラダデイズ」。当時の猪熊先生は以下のようにおっしゃっていました。

今回で「サラダデイズ」"第一章"はおしまいです。が、別にもう恋愛を描かないワケではないので、はい。いずれ気が向いたら、そのうち"第二章"でも…はい、描いてみたいモンです。

「BOYS BE…」のように終了したと思いきや「セカンド」として続くのかとドキドキして、次の連載はとっても残念な事になってしまいました

そしてバイバイサンデー本誌となり、次の連載はヤングサンデー。「都立水商!(AA) 」をスタートさせます。都内にある都立高校が物語の舞台のようです。高校が舞台ですか、「サラダデイズ」のようなラブコメなのでしょうか。ちょっと授業風景を見てみましょう。


授業風景

わーい、授業時間に女子生徒が下着姿になってコケシをシコシコと扱き出したよ…て、なんぞこれ。コケシが丹なのは笑うとこでしょうか。

実はこの学校は水商売の育成を目的とした東京都立水商業高等学校。フーゾク科、ホステス科、コスプレ科、ゲイバー科、マネージャー科、ホスト科…とそれぞれ専門分野を極める高校の話。ですので、フーゾク科では下着姿でコケシをシコシコと扱くのも日常の授業風景なのです。

こんなぶっ飛んだ設定で、やる事と言えばサラダデイズです。例えるならば、上等な料理にハチミツをブチまけるが如き思想で、食ってみたら意外と美味かった、と。順調に連載を続けドラマ化した時など、日本の行く末を心配してしまいました。順調に続いていたのに事件が起こります。


事件

掲載していたヤングサンデーが休刊になってしまいました。吉岡先生に「ごめんなさい。」されて、「俺は行く」とオレたちの戦いはこれからだの如き終わり方をしましたが、隅に以下のような事が書かれていました。

「都立水商!」は、9月25日発売予定の「スピリッツ増刊・YSスぺシャル」に継続して掲載していきます。引き続き、ご愛読お願いします。

まだだ、まだ終わらんよ。

そして、この度「YSスペシャル」が最終号となり、ここに移ったヤングサンデー連載の漫画が片っ端から終了しました。「都立水商!」も堂々の完結です。


最終回

まさかの吉岡先生が押し倒す展開。卒業式とか素で感動的でした。見事な大団円。ところで、猪熊先生は次の連載は何を描くのか。個人的に「サラダデイズ・セカンド」とか「サラダデイズ・エルコープ」とか希望


2009年01月28日(水)

最近は本当にクソ寒いです。こういう時に熱いスポーツ漫画を読んだ時の爽快感は何とも心地よいもの。最近の面白いスポーツ漫画といえば「少女ファイト(AA)」と「GIANT KILLING(AA)」で決まりです。


「少女ファイト」は、ようやく正式に対外試合を行い、熱さが半端ではありません。まあ個人的には、しのがデレ期に入った事にガッツポーズなのですが。


しの

オッケーイ!

部内でもツンツンして、バレー一筋という感じがあったので、このデレは床を転がるほど悶えました。「GIANT KILLING」は、大阪ガンナーズ戦が決着。最後に世良が得点するシーンなどクチャクチャ熱いな!そういえば、ゴルカムの相方のゴルゴ31さんも押しているのですが、何時も「ジャイキリ」を語ろうと思っているのに、会えばエロゲとアニメしか語りません。

また、今週号のマガジンの「スマッシュ!(AA) 」がすげぇ事になってきました。美羽の可愛さがただ事ではありません。髪の毛切ってからは、いまいちだと思っていましたがとんでもない。


美羽

先生ニヤニヤが止まりません。今、「スマッシュ!」史上最高のニヤニヤ度を計測中です。私は通勤時の電車でマガジン、帰宅時にサンデーを読むのですが、行きは「スマッシュ!」でニヤニヤし、帰りは「オニデレ」でニヤニヤして何とも充実した時間を過ごせました。

さて、「さよなら絶望先生(AA) 」は、「そこを削っちゃダメだろ!」という話。当サイトでは更新を削る事がしばしばあります。で、糸色先生は、交くんを連れて社会科見学に行きます。

ある工場を見学していたのですが、工場長のような方がコストカットを訴えています。「ロボットにヒゲとかいらないだろ」、「色も塗らなくていいだろ」、「鈴も特に必要ないだろ」、「あと、ポケットもいらないだろ」。単語的にどうみてもドラえもんです。本当にありがとうございました。というか工場に「ドラえもんライン」って書いてありますし。

そしてコストカットされまくった猫型ロボットは…。


ドラえもん…?

なんぞこれ

オラエモンってレベルじゃないです。もう何がなんだかまったく分かりません。色と尻尾とヒゲとポケットなど色々削られた何かです。というかコレはマジで受けるんですが。

色々とカットして、そこ削っちゃダメだろというものは様々あります。交くんが見てはいけない「ライン」では、「君が主で執事が俺で(AA) 」というエロゲで「エッチなシーンを削ればいいじゃん」という結論に達していました。「魔法少女アイ参」にエッチなシーンにCGがないのはそういう事だったんですね。

また、交くんを目隠ししているコマでは「作り手に逆らうロボットに→」という張り紙が。これは、アニメ版「君が主で執事が俺で(AA) 」11話で、あびる役の後藤邑子さんが声を当てている久遠寺未有の絶望ネタの反応でしょうか。


作り手に逆らうロボットに→

桜を見て一句浮かび、「花見酒、足りぬさかなは半ズボン」と前衛的な句を考え付いた時、100円ショップの部品で作られた卵ロボットに「センス最悪だな」と突っ込まれた時、絶望するのでした。


「君が主で執事が俺で」11話

絶望した!作り手に逆らうロボットに絶望した!!

と、絶望先生ネタをやっていました。このネタに対する反応という事でしょうか。また、ハンバーガー屋の張り紙には興味深い単語が書かれています。


張り紙

読み取れる単語は、「ハヤテ」「209」「」「MAEDA」。一体何の記号なんでしょうか、皆目検討がつきません。そういえば同日発売の週刊少年サンデー9号の「ハヤテのごとく!」は209話目ですね。アニメイトみたいな場所で、謎のポスターが貼ってありました。


ハヤテ209話

MAEDAXのトークライブチケットの選考販売ポスターがありました。つまり、ハヤテの209話にMAEDAXさんが出るという事ですね。何故かネタがシンクロしていますが、畑先生は原稿を上げる時に久米田先生に見せているのでしょうか。同じ日に販売の雑誌でシンクロさせるのは、事前にネタの仕込みが必要だと思うのですが。

で、今回もネタが絶好調だったものの、何かが物足りません。そう、絶望少女が一人たりとも登場しないのです。毎回お決まりの、どこかに登場しているまといも、どこかでパンチラしているカエラも登場していません。これは絶望した!加賀愛が登場しなかったってレベルじゃないですよ!

絶望少女たちを削ってしまったようです。そこ、削っちゃダメでしょう…。そろそろ、加賀愛成分が切れてきました


2009年01月29日(木)

けっこう各所で話題ですけど、「ゴクジョッ。〜極楽院女子高寮物語〜」と「純水アドレッセンス」が面白かったです。もう、新刊読むペースが軽く1週間ぐらい遅いのはデフォになりつつあります。


「ゴクジョッ。〜極楽院女子高寮物語〜」はハイテンションのギャグとあざといというかバカなエロ満載。主人公の亜矢は頭がゆるい…というかバカであり、性的な経験は0。そのため性的な探究心旺盛で、ハイテンションに突っ走りまくり。


亜矢

「ギャルになりきれないギャル(ハート)バカを装う本物のバカである」と書かれている通りのバカ。可愛い顔(真面目な顔)がほとんどありません。オビに「エロでバカですが…何か問題が?」と書かれていましたが、まったく問題ありません。というか絵が非常に上手く、その美少女絵で本気でバカをやっているからニヤニヤしまくりです。これはマジでバカだわ。系統は大島永遠先生の「女子高生」をさらに痛くエロくバカにした感じかと。

「純水アドレッセンス」は、保健委員の女子高生ななおと、養護教諭の松本の純愛話なのですが、まっすぐに純愛を貫くななおがクチャクチャ可愛くて、悶えます。松本は、歳の差などで大人の態度を取ろうとするものの、ななおの真っ直ぐな思いに態度を変えてデレるとことか最高である、と。


ななお

これは作中に出た台詞の通り、キュン死してしまいそうになってしまいました。本編以外にも、キーコとあびの話も素晴らしく、キーコのヤキモチ妬く姿にガッツポーズ必死。おまけの描き下しも非常にニヤニヤ。これは素晴らしい百合漫画でした。

さて、打ち切り漫画で、この作者ならもっと違う話を描けば受けると思うとい場合がしばしばあります。特に週刊少年サンデーには、この作者がベッタベッタなラブコメを描いたら、絶対にご飯3杯はいけると思う漫画家さんがいます。

・モリタイシ先生
いでじゅう!(AA)」、「RANGEMAN(AA)」の作者。二作とも基本的にギャグ漫画なのですが、たまに見せるラブコメ展開に何かがありました。特に「いでじゅう!」の林田と桃里ですよ。初期は完全なギャグ路線でしたが、途中から担当が変わったらしく徐々にラブコメ路線へシフトしていきました。


林田と桃里

後半で付き合いだすわけですが、付き合い出した後の展開がとにかくニヤニヤせざるを得ません。素晴らしいラブコメの片鱗を見せたのです。モリタイシ作品は基本的にギャグ7:ラブコメ3ぐらいの割合なのですが、これをギャグ3:ラブコメ7に変えれば、きっと何かが起こるはずです。

・若木民喜先生
聖結晶アルバトロス(AA) 」はバトル漫画。5つに分裂した聖結晶の破片を集めるものの、残念なことに2つ集めただけ打ち切られてしまいました。壮大な伏線が回収されず、よくある打ち切り漫画だったのですが、調所に見られたラブコメ臭は星のように輝いていました。


ラブコメ臭

絵柄からしてオタクに受けそうでしたが、パンチラなどの媚びるシーンも少なく、バトル漫画として突っ走っていきました。しかし、たまに見せるラブコメ的な展開にはニヤニヤしまくりだったのです。幼馴染の緑川理香などツボに入りまくりで、この人がラブコメを描いたら凄い事になると思っていたら、今や「神のみぞ知るセカイ」が大ヒットです。

・大塚志郎先生
マリンハンター(AA)」もバトル漫画でしたが、読み切りの頃から炸裂させていた乳首券がとにかく光りました。初期の頃のグッピーの可愛さはただごとではありませんでした。


グッピー

週刊連載がキツかったのか、グッピーの可愛さが半減していったのは残念でなりません。初期のグッピー+乳首券のコンボは破壊力抜群だったのに。もっと可愛い女の子が沢山登場して、週刊連載に耐えられた時、是非ベッタベッタなラブコメを描いて欲しいものです。

そして、週刊少年サンデーで最もラブコメを描いて欲しかった漫画家さんが、藤木俊先生。「こわしや我聞(AA)」は、基本的にバトル漫画だったのですが、バトルとバトルの間にあった日常パートがとにかく面白かったのです。同級生ヒロインの國生さんが秘書という素晴らしい設定で、日常パートで我々をニヤニヤさせまくったのです。特に卓球部員たちとワイワイしているのが至福の時。


國生さん

海へ行った時の1シーン。國生さんがビキニの水着をお披露目なのですが、小さなコマであっさりと水着姿になるだけ。いや、そこはもっとコビようよ!あざとくサンデー読者の約8割にコビるべきだろう、と。大ゴマ使って「ドーン」とキラキラ光る背景でもいれて、國生さんの水着姿披露を演出すべきだ、と。

そんなわけで、國生さんが可愛かったのに、藤木先生は恥ずかしがったのか、あざといシーンがなかなかありませんでした。後期に桃子加入でラブコメ臭が高くなった時はニヤニヤがとまらなかったものです。きっと藤木先生がバトル漫画などやらずにラブコメをやれば、ニヤニヤ指数はとんでもないことになるのではないか、と。

そして始まった新連載「はじめてのあく」が、とにかくニヤニヤさせてくれやがります。前回は心の声が音声化する発明で、思わず「くっそう!!かわいいではないかキョーコ!!」と本音が漏れたジローに対しての反応が良い仕事してました。


キョーコ

これがラブコメなのか悪コメなのかは今のところ分かりませんが、ニヤニヤ指数は順調です。キョーコ可愛いなー。

そもそも「はじあく」は見知らぬ男女が一つ屋根の下というよくあるこってこってのラブコメに見せかけて何かが違います。普通の一つ屋根の下で変テコなヤツと一緒に暮らすという話なら、ビデオから可愛い美少女が飛び出してきたり空から可愛い美少女が降ってきたりパソコンから可愛い美少女が出てきたり未来から可愛い美少女がやってきたり御神木で木像を作ったら可愛い美少女に変身したり可愛い美少女アンドロイドが突然送られてきたり…と相場が決まっているのですが、「はじあく」は変なヤツが男で、逆に転がりこんでくるのです。

当然、サービスシーンも逆でお風呂でバッタリという水戸黄門の紋所のように使い古された展開でも何かが違うのです。


お風呂でバッタリ

普通逆だろう、と。男が女の裸を見ると相場は決まっているのに。まあ、「グルグル」や「惑星のさみだれ」のように男の裸を見て、恥ずかしがる姿をニヤニヤするのもアリなのですが。

で、今回はジローが女の子にちょっかい出していると聞いたキョーコが止めに行く展開になりました。キョーコは怒りながら以下の心情。

「だいたい、あたしを好きにしたいんじゃなかったの!?女の子なら誰でもいいのか、あんにゃろー!!

オッケーイ!これこそベッタベッタなラブコメにありがちな本当の気持ちにに気づいていないんだけど、何故か怒っている恋に気づかない女の子ですよ。この後、誤解とはいえ、ジローが女の子を襲っているシーンに出くわして、ヤキモチを妬くんですよ。

…?…私、なに怒ってんだろ。
なにイライラしてんだろ、私…
なんで…こんなドキドキしてるんだろう…?
…やだ、私。なんで隠れなきゃなんないワケ!?
……ワケわかんない…。本当に変だよ。

とか思っちゃうわけですよ。うひょー!さあ、ジローが女の子を襲っているように見えるシーンで、誤解するベッタベッタなラブでコメる現場に遭遇ですよ。外から「こらこらあばれるな、痛くはない安心しろ。」と声が漏れてくるではありませんか。さあ、現場に遭遇です。


遭遇

なんぞこれ

だから、ここは見知らぬ美少女を襲っているシーンで、本当は誤解なんだけどキョーコがヤキモチ妬くシーンなのではないか、と。いや、私は全然アリなんですけど、ちびっ子も読むサンデーでこれは上級者向けじゃなか、と。藤木先生は変化球が好きだな、と。

しかし、キョーコの友人2人がどツボに嵌るぐらい可愛い。今回で、中津川秋穂と東雲雪路と本名も発覚。スポット当たる日はくるのでしょうか。マジ楽しみ。


2009年01月30日(金)

腹が減った

…とにかく腹が減っていた。こういう時は料理漫画を読むに限る。あぁ、美味そう。

ところで料理漫画は基本的に作るほうにスポットを当てるものですが、食べるほうにも注目するべきである、と。「華麗なる食卓」ならば、食えば可愛い女性がエクスタシーを迎えるリアクション、「焼きたて!!ジャぱん」など食ったパンがあまりに美味くて地球を救いダルシムになってしまったり…。個人的に衝撃的だった食べる側のリアクションといえばマガジンで連載していた「味の助」。美味しいコロッケを作っても誰も食べてくれないところに、一人の幼女が現れコロッケを食べだします。


味の助

わわっ…何これ…。こんなの初めて?
おいしいお汁が『ピュピュ』って出てくる!!

コロッケから美味しいお汁がピュピュって飛び出して幼女の顔に汁が飛び出していきました。どう見ても顔射です。本当にありがとうございました。

料理がいかに美味いかを伝える食べる側のリアクション。流石に過度なリアクションはやりすぎです。そこで原点回避で、淡々と飯を食っていく姿がとにかく食欲を誘うのが「孤独のグルメ(AA)」です。


個人で輸入雑貨店を営む主人公、井之頭五郎が仕事の合間に食事をする様を淡々と綴った名作です。よくある料理漫画と違い、庶民的な大衆料理を食べてる事が特徴で、飯がどう美味いかというよりも、料理を食いながら主人公の心理絵写が物語の中心。

個人的に好きなのはコンビニで夜食を買うことにし、ついつい買いすぎて豪華になってしまった話。


コンビニ料理が豪華に

始めはうずらと牛肉の中華風でおかずをいくつか買っていくつもりが、おしんこ、玉子焼き、キンピラゴボウ、冷奴、コンビーフ、ソーセージ、野菜の煮物、ナメコ汁、あきたこまち新米、焼きプリン、おでん…とどんどん追加してコンビニの料理でゴージャスな夜食としてしまいました。むしゃむしゃと食べまくるのですが、最後に「俺…いったいなにやってんだろ」と自己嫌悪。

日常生活であるあるって食事風景を孤独に淡々とする井之頭五郎。大衆料理での食事をメインにしているのですが、いちいち台詞が光ります。飯を独りで食いながら過去の女の事を思い出したりするわけですが、以前にパリで女優と付き合っていたらしく、自分は庶民であると認識した時の台詞。


さらりと名言

俺にお似合いなのは、こういうもんですよ

昔、若き大女優と付き合っていた事を思い出しながら、饅頭屋なのにやきそばという看板がある店を見つけた時の台詞。さらりと名言が飛び出すナイスな中年男です。

この「孤独のグルメ」はカルト的な人気があり、文庫が発売された時はネットで人気が高騰し何度も何度も増版されロングセラーを記録しました。そして、昨年に特別編を掲載させた特装版が発売され、何度も増版しロングセラーを記録中です。特別編では、腕っ節が強かったり、いい体していたりと謎がありました。特別編で、祖父が古武道の館長で高校まで古武術を叩き込まれた事が分かりました。

料理を大げさなリアクションで食べるわけでなく、ちょっとした散歩で店に立ち寄り、過去を思い出したり、周りを観察したり…と、料理を食べながら人生感を与えてくれます。飯を食う事はちょっとしたドラマなのである、と。

さて、そんな「孤独のグルメ」の原作者、久住昌之先生の新刊「野武士のグルメ(AA) 」が発売されました。漫画ではなく、エッセイ集というか小説なのですが、これがとにかく面白いのです。オビには「これぞ、『孤独のグルメの素』だ!」と書かれており、料理を食べることの真髄が味わえます。


収録されている話は、どれも面白く、料理を食べるのは美味い、まずいの問題だけではなく、一つの物語である、と。個人的に面白かった話をピックアップしてみますと。

・釜石の石割桜
久住先生が、いかに野武士に憧れているかという冒頭で、岩手の釜石へ行った時、旅館の夕食を断り街の居酒屋で飯を食った話。特にツボだったのが、初めて入る店のため、おどおどしながら入店し、いきなり酒の肴に唯一食べられないカキが出され困惑。その時の女性店主とのやり取りがツボに入りまくり。

「あら、カキ、ダメでしたか?」と言った。
「あ…いえ…あのー…そうなんです。カキだけは、ちょっと。」正直に、しかしシドロモドロと答えた。冷や汗が出た。(中略)

「スイマセン、以前は大好きだったんですけど、一度東京でヘンなの食べてアタっちゃって以来、どんなおいしいカキでも、体のほうがなんていうか…」女店主もバツが悪いのだろう、表情を不自然に凍らせて、小鉢をさっと引っ込めながら、「ここのカキはアタるなんてことは絶対にないですよ。とにかく新しいから」と語気を強めて言った。

カキが出されて食べられなかったシーンなのですが、このやり取りこそ戦いです。筆者は野武士に憧れているという事ですが、女店主とのカキを巡ってのやり取りは、ある意味決闘です。そして敗北したのです。

しかし、これは真剣での決闘ではありませんので、敗北した後にも挽回のチャンスがあります。客として来店したのに、女店主の機嫌を取ろうとしている会話が、妙にくすぐったく面白いです。食べ終わった後の会計の値段を聞き、実は人情味溢れる居酒屋だった、と。捕らえ方次第では、決闘を通じて分かり合ったとも読み取れるわけです。あー、どこか遠くへ行って、その街ならではの店で飯を食いたくなる極上の一品です。

・生野菜定食、焼肉付き
名古屋にある有名な喫茶マウンテンをご存知でしょうか。甘口抹茶小倉スパゲティ甘口メロンパン風スパ…と数百種類に及ぶ思わず「なんぞこれ」と言いたくなる独創的な料理があります。そういったことを大真面目にやっている店の話。料理は美味いか、まずいかだけで解答できる単純な方程式ではありません。不味くても、また行きたくなる何かがあるのです。店主はマジでやってて、普通に不味い時に、もう二度と来ないと思うか、何か発見して再び観察に訪れるかは、本人次第。そんな話。

今まで聞いた事もない料理名を発見した時、不味いと分かっていても注文しようと思うのです。人間は好奇心旺盛な生き物ですので、ある意味人間の本性をついた痛恨の話でした。

・冷やし中華ライス
料理には組み合わせというものがあります。プリンに醤油をかけたらウニの味…になるわけなく普通に不味いのと一緒。そういえば、「孤独のグルメ」でも、焼肉を食っていると、どうしても白いご飯が食べたくなるという話がありました。


焼肉と白いご飯

焼肉といえば白いご飯、納豆と白いご飯、生卵のぶっかけに白いご飯、コロッケにマヨネーズ(俺の正義)…と、相性ってものがあるのです。それをまったく合わない組み合わせで注文する客がいたら、思わず観察してしまうもの。組み合わせやら客の観察やらと、これ「孤独のグルメ」に通じる話ですよ。

・朝のアジ
私はよく松屋に行くのですが、たまに定食を食べるとご飯大盛サービスだった事があるのです。大盛りを頼めば幾分か高くなるのに、無料で大盛りにしてくれると。値段の想定外の嬉しい事ってあるんですよ。ガリガリくんを食ったら当たりだったとか。

値段を想定して、このぐらいのものだろうと自分物差を使ってみたら、予想を裏切る嬉しい事だった時の心情。大げさかもしれませんが、地球規模で無敵になった気がします。これは良い出来事なんだ、と。安い宿の朝食でアジが出てきた喜びはよく分かります。ほんの些細な朝食でも、そこには物語りがあるのです。

・おじいさんの夕餉
相席で向かいに座る人が何を頼んでいるのかと気になるものです。この話は、ベーカリーで向かいに座るおじいさんが、おにぎりと、あんパンとチョコが挟まったフレンチトーストを食べる様子を見守る温かい話なのです。お腹を空かせた子猫が一生懸命ご飯を食べる姿を応援するようなもの。

可愛らしい仕草で食べるおじいさんに思わず胸キュン必死で、面白いのです。これは料理を食べることを通じて、人間哲学を学ぶのです。大げさです。しかし、この話はツボに入ります。

全編通じて面白い話が満載で、「孤独のグルメ」をしっかりやっていました。これは、「孤独のグルメ」ファンの方も、そうでない方にもお勧めである、と。面白いエピソードに加え、食べ物を通じて人間観察したり、時には哲学的に、店主と客とのやり取りが戦いだったり、自作のパロディをしたり。何気なく立ち寄った店で、食べ物の感想を述べつつ、ここまで深く語られれば満足です。しかし、心は満足感でいっぱいですが、空腹はおさまりません

読後にはすき焼きが食べたくなる。今日はすき焼きにしよう。いや、今から行こう。松屋のすき焼き定食にしよう。ひたすら食べたいです。はい。松屋のすき焼き定食で自分の相撲を取ろう。自分のすき焼きをしよう。野武士なら独りですき焼き定食だ。独りで完成されたすき焼きを食うのだ。誰とも相撲は取らない。いや取れない。独りでやる。でも定食なので完成されてる。俺のすき焼きは。これがかっこいいすき焼き。




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