「はじめの一歩」冴木卓麻の事を時々でいいから思いだして上げて下さい / 「最強!都立あおい坂高校野球部」完結、敗者の美学 / W杯に便乗して、今このサッカー漫画が胸熱 / 「ワンピース」モリアさんの生き様に胸熱 / 「みなみけ」が奇跡のコラボ!


2010年06月18日(金)

別冊少年マガジンには、地味に良作が豊富なのですが、先日「カウントラブル」の1巻が発売されました。


簡単に説明しますと、冴えない主人公の下に、自称天使の魔女ッ娘が現れ、魔法の力を使って主人公の意中の娘をGETだぜという、要するに女版ドラえもん。まあ、世界にごまんと溢れている設定ですが、まあ要するにヒロインが可愛ければ何でもでよいのです。


ヒロイン、吉沢あきの

ヒロインの吉沢あきのは、普段は表情を変えないクールビューティー系なのに、たまに炸裂する笑顔と恥ずかしくなった時の赤面の戦闘能力は特筆すべきです。さらに、魔女っ娘のささらも可愛いし、うっかり部屋に入ったら全裸だったというお約束も外さず、主人公の幼馴染メーコは実は主人公が好きとか、もうベッタベッタの王道さ!これが素晴らしい。

また、最近はお前らどう見ても両想いだろ付き合っちゃえよという関係が主流の中で、吉沢さんは主人公に恋心がまるでなさげで、古き良きラブコメの主人公が必死で振り向かせる感じが良いです。

さて、私の大好きだった「はじめの一歩」はどこへ向かっているのだろうかという展開の92巻が発売されました。


もう92巻とか。以前、森川ジョージ先生は70巻ぐらいの頃にインタビューで以下のようのおっしゃっていました。

今、たぶん6ラウンド目ですよ。10ラウンド戦うとすると、ドラマはだいたい7ラウンドから起こるわけです。今の6ラウンド宣言は10ラウンドの場合ですよ

このインタビュー5年前。70巻で6ラウンド目という事は120巻ぐらいで終了という目論見だったのでしょうけど、絶対にそれでは足りません。というかドラマである7ラウンド目がまだ起きていない気がしますが気のせいでしょうか。

で、内容はといえば、ぽっと出ての新キャラにボコボコにされるだけの一歩。単行本で読むと、さらっといけますがマガジンで連載していた時はまさに地獄。というのも休載もけっこうあり、掲載されても数ページというのが当たり前のようになっており、実に8ヶ月以上も渡り一方的に一歩がボコボコにされるだけという。週休二日ある森川ジョージ先生は本当にパねぇな。

天才の一言でウォーリーが身軽な動きで一歩をフルぼっこ。対して、一歩は…。


5回触ってきました

「見てくれ…ました?5回、触って…きましたよ

絶望的\(^o^)/

鴨川会長のアドバイスは次は6ラウンドだから6回触ろうとか、そんなんでいいのかよ!これは一歩も久々に負けるなという感じだったのですが、7ラウンドに異変が起こります。


異変

リングから一歩の幽霊が出てきました。幽霊は右足を掴んで、ウォーリーはぴょんぴょん跳ねる事が出来なくなってしまいました。意味が分かりません。これはどういう事なのでしょうか…。

実は一歩が触っていただけのボディブローという名のボディタッチが効いて足にきていたのです。いわく、「―積み重ね」…爆笑。そして一歩の得意の打ち合いに展開するのでした。

なんぞこれ…

本当に恐ろしいのは、一歩は4ラウンドに1回、5ラウンドに5回、6ラウンドに6回の計12回触っただけでウォーリーの足を殺したのに対して、ウォーリーは毎ラウンド数十発のパンチをクリーンヒットさせてボコボコにし、計数百発もぶち込んでるのに倒せなかったという事。普通なら死にます。実は、ウォーリーにはボクシングの才能が微塵もなかったのではないかという。パンチが軽いにも程があります。


パンチの軽さ

パンチの軽さは手数で補いまっす!

数百発が12回触っただけで凌駕された直後にこの台詞は胸が熱くなります。というわけで、読んでて死にそうになった、一歩VSウォーリーも終了し、ようやく「はじめの一歩」も盛り上がったきました。

次のエピソードはA級トーナメント。青木と木村も出場するようですが、注目は板垣です。板垣が出場するトーナメント1回戦の相手は唐沢拓三。一歩が初めて防衛戦をした真田の木下ジムの後輩で、一歩の六度目の防衛戦で戦った相手でもあります。

一歩は防衛戦は苦戦するのがデフォ。対戦相手として登場したキャラが掘り下げられて描かれた相手には絶対に苦戦するのです。あのハンマー・ナオですら数発ボディーにいいのを入れました。唐沢も、沈んだジムを活気を取り戻そうとしたり、ボディーを徹底的に鍛えてデンプシー・ロール対策を練っており、一歩が大苦戦というパターンのはずでした…。

しかし、蓋を開けてみれば、サクッと瞬殺。手も足も出ないで2RKO負けという無様なもの。一体、唐沢とは何だったのかという永遠の疑問が残りました。もう二度と出ないと思ったのに、まさか板垣と試合する事になろうとは…。

板垣は一歩対唐沢の記事を見て…。


一歩対唐沢の記事を見て

「見つけた!目標!!」と不敵に笑っていました。どう見ても、一歩がやった2R2分15秒よりも早い回でKO勝ちする気満々です。そして、どう考えても、唐沢は瞬殺されそうです。本当にありがとうございました。

しかし、新垣の相手にはもう一人忘れてはいけない男がいます。その名も冴木卓麻。そう、一歩に勝つ寸前までいったスピード・スターです。この男はマジで強かった。寸分違わないリズムで一歩をボコボコにしてKO寸前まで圧倒しました。同じリズムが仇となって敗れたましたが、その実力は折り紙つき

伊達に「マジであのスピードはやっかいだぜ。とりあえず、幕乃内の戦い方を参考にさせてもらうわ」と言わしめたほどです。一歩もまるで及ばず、同じリズムだったから、たまたま手を出したら当たったというラッキーなもので、10回戦えば7〜8回は負けるのではないかというぐらい実力差がありました。

板垣VS冴木というのは面白そうですね。どちらが勝つかまったく読めません。そういえば、冴木は一歩に負けた後も再登場していましたね。やはり実力者のようで、タイトルマッチに辿り着いたようです。相手は千堂武士。ヴォルグVS千堂で争った日本タイトルは本当に名勝負でした。「はじめの一歩」の魅力は一歩の試合だけでなく、ライバル同士の戦いも激熱濃厚なこと。

冴木VS千堂とか本当に黄金カード。一歩をKO寸前まで追い込んだ同士のタイトルマッチ。激しい名試合になる予感がプンプンします。


冴木VS千堂

7コマ2ページで終了してしまいました…。って、冴木ただのカマセ犬じゃねーか!もう二度と登場しないと思ったけど、A級トーナメントで板垣と戦うなら、即死だけは免れて欲しいもの。しかし、ゲドーに八百長勝ちしてヘコんでた福井に負ける可能性も否定できない。冴木の生きざまを考えると胸が熱くなったんだ…。

2010年06月19日(土)

「神のみぞ知るセカイ」の9巻が発売されました。ディアナの「私だって初めてだったのに…」という台詞にニヤニヤが止まらなくなりましたが、驚きなのは表紙ですよ。


神のみぞ知るセカイ(9)

今までずーっと桂馬が表紙を飾っていたのに、9巻にしてついにヒロインが表紙になったのです。やっぱり美少女が表紙だと華やかで良いですね。…しかし、これ実は桂馬くんなのです。

そう9巻は桂馬が性転換してしまうのです。オビにも「この漫画はアニメ化、主人公は女体化。」と書かれており、どこかのニュースサイトが大喜びしそうな展開。しかし、個人的なキモは今まで攻略したヒロインが再登場した事。青山美生が再登場したんですよ!


青山美生

みなぎってきたー!
「神汁」で最も可愛いのは美生、次点がハクア(異論は認める)。美生の再登場とか俺得にも程がありますよ。カドが取れて丸くなった印象で、赤面する表情にガッツポーズを取るのでした。

さて、「ピンチにスマイル!勝利をゲットだぜ!」というのは「最強!都立あおい坂高校野球部」の合言葉です。ついに「あおい坂」も完結しました。サンデー連載漫画として初めて講談社漫画賞を取った「あお高」が終わりました。


都大会の盛り上がりは凄いもので、甲子園出場をかけた東王戦の熱さは半端じゃありませんでした。というのも、キタロー達の元チームメイトで宿命のライバルだった狛光爾という最強打者がいたため、こみ上げる思いはパねぇものでした。

見事に甲子園出場を決めたあおい坂高校。ここで終わるかと思いきや、甲子園も描かれ日本一を目指すことに。かなり蛇足と言われていましたし、確かに甲子園をやる必要はあるのかとも思えましたが、決勝戦の熱は半端じゃなかったのです。

甲子園決勝戦の相手、静浜高校の4番打者仲島のキャラが立ちまくっており、私の中では都大会に匹敵するほど盛り上がっていました。仲島の漢(オトコ)っぷりはヤバイ!

さらに、静浜のエース神木の性格の捻くれっぷりも凄い。徹底的に俺様主義で、守備には絶対につかないし、投球以外はめんどくさいのでやらないとか、ラスボスに相応しい根性の曲がりっぷりでした。しかし、神木は最後にチームメイトに頭を下げる姿は、正統派野球漫画らしく嫌なヤツが改心するというド真中ストレートな感じが良いですね。


頭を下げる神木

谷岡…さん!よろしく…おねがいします!

むしろ、これを聞いた谷岡の「理不尽にオレを殴った事を許す気はねえ!」といった心情の吐露が胸熱ですよ。当たり前だ!(ナミの懇願に応えたルフィの如く)理不尽にチ−ムメイトを道具として見下し、控え選手を憂さ晴らしで殴るなど、根性ねじ曲がった嫌なヤツを1回頭下げたぐらいでチャラにされたら、ドン引きするという話ですよ。最後まで許さなかった谷岡こそ漢です。バント失敗したのも含めて良かったのです。

やはり仲島のさわやか野球バカっぷりは清々しいですね。7-6、あお高1点リードで9回裏、二死満塁で迎える打者は4番仲島!エースと4番が迎える最後の大勝負。鈴姉は「野球の神様に試されている」と言っています。抑えれば優勝、打たれればサヨナラ、死四球で延長というクライマックス。

この緊張感の中で仲島は、最終打席でも笑って心底楽しんで打席に立つ様子はマーベラスです。ずーっと気持ち悪いぐらい笑い続け、打って走っても笑い続ける仲島の笑顔はクセになります

そして、抜けたと思った打球はファインプレーによってアウト!最後の仲島のヘッドスライディング…。審判のアウトの宣告で、あおい坂が日本一に輝き、静浜が敗れてしまいました。静浜ナインが絶望して崩れて泣いている中で、仲島は爽やかに笑顔で言うのです。


仲島

ナイスプレー!
泣きながら笑顔で「ナイスプレー!」と相手のファインプレーを讃えていました。最後まで爽やかに泣きながらも笑顔で。仲島の漢っぷりはに痺れます。そして、刮目すべきは次のコマですよ。


マウンドに集まるあお高ナイン

優勝を決めて、あおい坂ナインはマウンドのキタローに所に駆け足で集まっているのです。つまり、仲島の泣きながら笑顔で言った「ナイスプレー!」という台詞は誰も聞いていなかったのです。

敗北して、悔しくて泣き…それでも笑顔で、あお高ナインが誰も聞いていないのに「ナイスプレー!」と一人で呟いた仲島。胸が熱くなるな。抜けたはずの良い当たり、それをファインプレーでアウトにされ、敗れた男が最後に誰も聞いていなくても相手のプレーを泣きながら笑顔で讃えるのです。敗者の美学を見ました。

何よりも田中モトユキ先生が野球漫画を描き切った事が最大のキモですよ。実は、以前に野球漫画をサンデーで描いた時は壮絶に打ちきられてしまったのです。その名も「鳳ボンバー」。駆け足で進んだラストの鳳啓助と播帳の対決で、ヒロインの丸亀綾弥が唐突に股にエレキギターを挟んで引き出し、決着と同時に昇天するという謎の展開を迎えて、サンデー読者の約8割は胸を熱くさせたのです。


イッたヒロイン

なんぞこれとも思いましたが、絶頂したヒロインがへたり込んで座る様子を濃厚に描き、私の中では伝説となったのです。そんなわけで、「あおい坂」でも、ヒロインの千秋がひたすら可愛くてニヤニヤして、たまに訪れるラブコメ展開に悶えまくっていたのでした。


ラブでコメる

欲を言えば、この二人の結末も見たかった気もします。でも、千秋の赤面する表情や試合中に泣く顔があまりにも可愛かったので満足です。可愛いは正義ですから。

2010年06月20日(日)

さて、ワールドカップの盛り上がりが凄い事になっていますね。私はワールドカップの時だけサッカーを見るニワカなのですが、それでもサッカーは面白いですね。というわけで、W杯に便乗して、今このサッカー漫画が面白い

今年の講談社漫画賞は、児童部門を獲得した「イナズマイレブン」一般部門を獲得した「GIANT KILLING」とサッカー漫画が2つも受賞していました。

「イナズマイレブン」は基本的にポスト「キャプテン翼」という感じで、選評でも「パワーがある」「元気がある」「勢いがある」と言ったコメント。


イナズマイレブン

アニメも絶好調で子供たちからの人気が選ばれた要因のようです。個人的に注目なのは、私が大好きな「宇宙兄弟」に競り勝って受賞した「GIANT KILLING」です。


もう100万回言われていると思いますが、「GIANT KILLING」は凄く面白いのです。サッカー通の方に聞いても、スペースの取り方とか、パスを貰う為に走っている事などが詳細に描かれていると大好評。講談社漫画賞の選評でも以下のように大絶賛。

上田美和さん
「題材の斬新な切り口、痛快なテーマにワクワクさせられました。」
しげの秀一さん
監督の視点でプロサッカーを斬新に読ませてくれた」
福本信行さん
『GIANT KILLING』を昨年に続き二度落とすのは忍びなさ過ぎる。すまん、六太、日々人。

福本先生のコメントに胸熱です。選評では監督の視点で描かれたのが斬新だったというのがポイントに挙げられていました。そう「GIANT KILLING」は監督が主人公で、監督としての視点でサッカーが描かれており、これが非常に熱いのです。

最新の15巻では、達海猛が現役時代の過去話なのですが、これがまた燃えるのです。達海がゴールを決めた瞬間は地鳴りのように響いていた観客の声援の擬音が消えてスローモーションで再生したかのようにネットにボールが入る瞬間とか凄いです。


ゴールした瞬間

観客の声援など何も描かれず、時が止まっているかのような静けさ。そして、ゴールした後は地鳴りのように観客が歓喜し、静から動になる描き方が上手すぎる。

そして、講談社漫画賞を獲得した綱本先生のコメントが感動的。

もし僕が、Jリーグ、ジェフユナイテッド千葉のサポーターでなかったら、またそこでイヴィツァ・オシム監督という大きすぎる人に出会わなければ、この作品はこの世に存在していなかったでしょう。(中略)

オシム監督がその大きな背中越しにサッカーの奥深さ、面白さを教えてくらたからこそ、走り出した作品だと思っています。なので、副賞の賞金は、オシム監督の母国、ボスニア・ヘルツェゴビナのサッカーへの恩返しになるようなことに使わせていただこうと考えています。

胸が熱くなりました。今後も「GIANT KILLING」には注目です。

以前サンデーで「ファンタジスタ」という、胸熱なサッカー漫画を描いていた草場道輝先生が描く「LOST MAN」。


「ファンタジスタ」の後に「見上げてごらん」というテニス漫画を連載し、その後は青年誌に活躍の場を移した草場先生。ヤングサンデーで連載してましたが、休刊してスピリッツへ移籍。で、これが面白いのです。

記憶喪失の日本人選手マツモトと、代理人サカザキが色んなサッカークラブを転々として、サッカービジネスの裏側を描き、サッカーのプレイだけでなく様々観点でサッカーというものが見れて面白いのです。もちろん、サッカーをプレイするのも素晴らしく、「ファンタジスタ」に比べて、駆け引きなど心理戦などが詳細です。

特に刮目すべき点は桂木詩乃です。


詩乃

誰が何と言おうと草場先生先生が描く女の子は可愛いのです!(そこかよ)「ファンタジスタ」でも、琴音姉やマネージャーのしおりに萌えまくっていた身からすると、詩乃がラブでコメる展開を期待してしまうのです。もちろんサッカー自体も非常に楽しみなのです。

「Jドリーム」や「オフサイド」など名作サッカー漫画を描いた堀内夏子先生が描く日本代表に必要というか大切なものとは何かを描く「コラソン〜サッカー魂〜」。


熱いのです!特に台詞は名言がバンバン飛び出し、胸が熱くなります。特にヘルマン監督は、本当に心に響く台詞が飛び出し、いちいち痺れさせてくれます。

サッカーは懸けなんだよ。私は試合私の名前を賭けるんだ。栄光やキャリアや私の人生すべてが詰まった男の名前をBETする。…負けたら?ただの年寄りが残るだけだ―」


ヘルマン監督

「私はね…今まで全ての賭けに勝ってきたんだよ」

熱すぎるぜヘルマン監督。また、問題児FW戌井凌駕の生き様や台詞も熱く、それを上手く扱うヘルマン監督はさらに凄い。FWとしてのイジや誇りやボールを追って走る本能とか胸熱ですよ。今後も楽しみ過ぎるのです。

ジャンプSQ19といして新創刊された雑誌で新たなサッカー漫画が連載開始されました。中村尚儁先生の「1/11(じゅういちぶんのいち)」。


1/11

まだ1話だけで単行本も当分出ないと思いますが、めちゃくちゃ良かったのです。感動して泣いてしまいました。主人公のソラは高校受験の真っ只中。プロになれるのは才能を持った者だけがなり、自分には才能はないと決めつけて勉強に打ち込んでいました。

ある日、中学生で女子プロサッカー選手の若宮四季と出会い「才能がある…」「(プロにも)諦めなければきっといつか…」と言われ怒り出してしまうのです。ソラは以前、次元が違う相手に叩きのめされ、自分はお山の大将だと思ってしまうのでした。それでも、思いだすのは昔サッカーを教えて上げた幼馴染ツヨシの言葉。


ツヨシ

ソラくんならきっと…プロのサッカー選手になれるよ

近所に住んでたツヨシというサッカーが下手くそだったガキに言われた台詞。そして、若宮四季と再会し、一緒にサッカーすることになり「サッカーは一人でやるものじゃない」という事を気付かせてくれました。ドリブル一辺倒だったソラのプレイスタイルは少し変化するようになります。

家に帰れば、女子日本代表の若宮四季が事故で亡くなったというニュースがテレビで流れていました。今まで会った若宮四季は何者だったのか。そして、若宮四季が昔近所に住んでいた事を知り、生前のサッカーを始めた経緯がテレビで流れるのです。

「小さい頃…近所に凄くサッカーが上手い男の子がいたんです…。本当…プロになれるんじゃないかってくらい上手かった…。彼はいつも仲間に囲まれながら…楽しそうに夢中でサッカーをやっていました…。だから私も、彼みたいになりたいなって…」

そして若宮四季は昔、津吉(ツヨシ)という名字だったと判明し…。ソラは全てを理解し泣きながら、「もう一度彼が楽しそうにサッカーをするとこを見てみたい…」というインタビューを聞くのでした。


四季の生前のインタビュー

うわぁぁぁぁ。泣いてしまった。そして、何かに気付き、楽しそうにサッカーをするソラ。1話でなんという胸熱な話なんだ。今はW杯に便乗して沢山のサッカー漫画が各誌で載っていますが、「1/11」がグンバツで良いですなぁ。

最近は少女もののサッカー漫画が増えてきましたが「さよならフットボール」が凄い面白いのです。


少女もののサッカーは女の子同士でサッカーをやるものですが、「さよならフットボール」は男子に混ざってサッカーをする系。少女の葛藤とか試合に出して貰えない心情とかが良すぎる。

主人公の恩田希は華麗なテクニックを持つ中学2年生。今度の新人戦に出たくて必死でアピールしますが、監督からは使わないと断言されてしまうのです。立ちふさがる問題はフィジカルと女子という壁。それでも、試合に出たいという純粋な思いが胸熱です。


試合がしたいな…

チームメイトは小さい頃から一緒にサッカーをしていたのに、中学生になってどんどん身長を追い越されて、自分だけ置いてかれていると思う心情がたまりません。

1回戦の相手校には、昔ヘタレでサッカーを教えてあげたナメックがおり、どうしてもこれ以上体格差をつけられる前に戦いたいという思いが熱いです。ナメックと再会し、身長を追いぬいて「お前に何が出来る?」と言い放たれ、どうしても試合に出たい。


見せてやろうじゃない。私に何が出来るのか

また、昔はヘッタクソだったナメックが強豪校で主将になるほど、必死で努力をした様など、本当に熱すぎます。もちろん、主人公の希は可愛いので萌えられます。つまりマーベラス!これは、超お勧めですよ。

2010年06月21日(月)

最近の暑さで、ついにクーラーをつけました。で、「とらわれごっこ」の5巻が発売されました。


やはり日本人には和服ですよ。黒髪+和服は最高なのであります。5巻ではちょっとした三角関係もありますが、あっさりと三角関係も終わります。やはり、このヌルさというか、マッタリ感が個人的にツボ。主人公の忍ちゃんが、はわはわ混乱してテンパって赤面する様をニヤニヤと楽しむのが嗜みなのです。


はわはわ混乱してテンパる

手の甲から血が出たら、すぐに消毒しないとと言ってちうっと手を吸ってしまって大変な事になってしまったでござるの巻き。いつまで経っても初々しい感じが最高に、私の背中をムズムズさせてくれます。欲を言えば、5巻は忍ちゃんばかり赤面してましたが、小熊くんももっと赤面して、二人で背中が痒くなる程こっ恥ずかしい展開があってほしかったのです。終盤のじーっと小熊を見つめて赤面させたのはマーベラスでした。

さて、今週の週刊少年ジャンプ29号は「ワンピース」が休載です。月曜日にワンピが読めないのは、生きる気力を失うようなものですよ。ルフィとエースの過去編が気になり、さらにモリアさんは一体どうなってしまうんだという…。

そう、最近の風潮はちょっとおかしい!なんだかモリアさんの扱いが酷すぎるんじゃないですか。モリアさんといえば、王下七武海の一角を占める大海賊ですよ。58巻では、モリアさんの年齢と身長が明らかになりました。


モリアさんのプロフ

6m92cmって、モリアさんでけぇ!七武海で最年長で最高身長なのです。最もスケールが大きいのがモリアさんなのです。しかし、身長が一番高く、白ひげ海賊団VS海軍&七武海の頂上決戦であんまり活躍できなかった事で、デクの棒と思われがちなのも事実。

戦争では、ジンベエに一撃KOされる無様な醜態を晒していました。「影をよこせ!」と襲いかかった次のコマで沈められるという。七武海同士の闘いで僅か2コマで敗北。これでは七武海最弱と思われるのも仕方がない事です。終戦後には、同じ七武海のドフラミンゴに「お前はもう"七武海"の称号を背負うにゃ力不足だ」と戦力外通告までされてしまいました。

しかし、モリアさんの真骨頂は戦争でジンベエに一撃でKO負けしたのにも関わらず、どさくさに紛れて戦線に復帰していた事です。


どさくさに紛れて戦線に復帰していたモリアさん

ジンベエの正拳食らって、骨の数本は逝ったかに見せかけて無傷で、10番隊隊長クリエルと向かい合っていました。このゴキブリのようなしぶとさ!凄いタフネスっぷり。

モリア△(モリアさんかっけー)

何よりも、モリアさんの凄さは初登場時で、ロビンが言い放った台詞に集約されると思うのです。


ロビンがモリアさんを語る

「…名前だけならよく知ってる。元々の懸賞金でさえ、あなたを上回る男よルフィ…!!」

七武海の一角ですので名前が知られているのは当然です。七武海に加入したら懸賞金は上がらないのでモリアさんは七武海に加盟した時点で3億2千万ベリーと、ルフィの懸賞金額を上回っていました。

ここで刮目すべきは、「元々の懸賞金でさえ」という言い回し。懸賞金でさえって、懸賞金以外にもルフィを上回っている事があるとい事ですよ!この意味分かりますか?

御存じ、ルフィはスリラーバークに入港した時、司法の島・エニエス・ロビーを陥落とし大犯罪者として3億ベリーの賞金首になりました。「全世界を敵に回す凶悪犯」、「世界政府にケンカを売る海賊など聞いた事もない」とフーシャ村の村長は怒っていました。ルフィは前代未聞の事を仕出かしたのです。そのルフィを見ていたロビンが言ったのだから、これは凄い事です。

つまり、モリアさんはルフィ以上の事を仕出かした可能性が非常に高いのです。「懸賞金でさえ」という言い方。「さえ」ですよ。モリアさんは元々3億2千万の大海賊だったけど、それにプラスして何かとんでもない事を仕出かして七武海に加盟したと考えられます。モリアさんは一体何をやらかしたんですか!

モリア△(モリアさんかっけー)

そもそもモリアさんが七武海に加盟したのは何時なのかという。七武海が結成されたのが何年前なのかは分かりません。22年前にロジャーが処刑され大海賊時代が到来した時に、ローグタウンには今の名だたる大海賊がいたようです。0巻では、その中にモリアさんが居た事が判明します。


22年前のモリアさん

22年前のロジャーの処刑を見て笑っていたモリアさん。この時26歳。若々しいモリアさんは、後に七武海の一角に数えられる大海賊になります。果たして、いつ七武海に加盟したのでしょうか。

作中で七武海に加盟した時期が明記されているのは、10年ぐらい前にアマゾンリリーの皇帝になった後に加盟したハンコックと、8年以上前に魚人海賊団分裂して加盟したジンベエの2人だけ。後の面子がいつ七武海に加盟したかは定かではありません。

七武海は他の海賊の抑止と、新世界に君臨する四皇に対しての戦力均衡が主目的で、赤髪シャンクスが10年前に東の海のフーシャ村に滞在してた事を考えると、七武海はここ10年で結成されたと思われます。さらに、エースの回想で…。


回想

「"偉大なる航路"に威勢のいいガキがいやがる。グララララ…七武海への勧誘をケッたって?」

エースは七武海への勧誘を蹴っていた事が判明しました。エースが出航したのはルフィより3年前。裏を返せば七武海に空きがあったのです。つまり、ここ3年の間に七武海の一角が陥落ちていると考えられます。誰が七武海を潰して、元七武海が誰か、エースの代わりに加盟したのが誰かは分かりません。

時期的に考えると、アラバスタが3年前に干ばつ、2年前に動乱が起こったらしいので(18巻)、丁度クロコダイルがアラバスタに寄生した時期と一致しますので、クロコダイルのような気もしますが。

で、モリアさんに話を戻すと、モリアさんは七武海に加盟する前は新世界で四皇の一人カイドウとやり合って敗北して仲間を皆殺しにされたようです。そして10年前に、ホグバックと出会ったとか。


出会って10年

―あんたと出会って10年

モリアさんの元仲間はカイドウによって皆殺しにされていますので、ハグバックが仲間になったのはカイドウに敗北した後。ルフィに敗北後のナレーションでは以下のように…。

―それは巨大海賊船スリラーパークが、その海に影を潜めた10年前

どうやらモリアさんはカイドウに敗北後に、スリラーパークでカイドウへの復讐を虎視眈々と狙って10年間も引きこもっていたようです。つまり、七武海が10年前に結成され、モリアさんも七武海の一角に選ばれたものの、何も七武海の仕事せずに引きこもっていたくさい。目的はカイドウへの復讐ただ一つ

ロビンは「元々の懸賞金額でさえ」と、懸賞金額だけでなくモリアは相当な事をやって七武海に加盟したようにコメントしました。世間一般の海賊のモリアの評価は以下のようなもの。


モリアさんの評価

モリアは一時期"四皇"のカイドウと渡り合ったと聞く程の海賊だぞ…

モリアさんの最大の功績は、四皇のカイドウと渡り合ったと噂されている事なのです。黒ひげが、白ひげ海賊団の隊長エースを倒しただけで七武海に加盟できたように、四皇というのはマジでパねぇ海賊なのでしょう。世間的にはモリアさんは、四皇の一角と互角に戦ったように知られているのです。

ルフィが七武海の一角のクロコダイルを倒し、全世界に宣戦布告し3億の賞金首になった間近で見たロビン。そのロビンが冷や汗かいて「懸賞金でさえ」と言ったのは、懸賞金の他にモリアさんは四皇と渡り合ったと聞く程だったからなのでしょう。

モリアさんは懸賞金以上の海賊だと思われているのです。それは四皇の一角と渡り合う程と世間では思われています。で、実際にカイドウと互角だったかと言えば…ちょっとないんじゃないかな、と。


カイドウに敗れたらしい

これ程の部下がいりゃ、あの時…!"新世界"でカイドウの野郎に敗れる事もなかったか…!

はじめて作中にカイドウの名前が出た時、モリアさんはカイドウに敗北したのは部下のせいだといわんばかり。しかし、後に元仲間を以下のように言い放つのでした。

大きく名を馳せた有能な部下達をなぜ、おれは失ったのか…!仲間なんざ生きてるから失うんだ!!」

元仲間は優秀だったようです。生きてるから失うって…、カイドウという四皇がどうしようもない怪物みたいな言い方!モリアさんの叫びは、何かどうしようもないものに向かって叫んでいるようで胸が熱くなります。

昔はおれも自力の過信と野心に満ちていた
経験浅い若僧が人を見くびると後で恥かくぜ
出る杭が叩き潰される

そういえばクロコダイルもそうでしたが、モリアさんの台詞もまるで自分の事を鏡見て言っているような印象が見受けられます。クロコダイルは白ひげに敗れたようですが、モリアさんはカイドウに敗れ去りました。オーズを破った麦わら海賊団を前にしても、モリアさんの主張は変わらず…。


全て失う!

「"新世界"には遠く及ばねぇ…!なかなか筋のいい部下も揃っている様だが、全て失う!

モリアさんはオーズもKOされて自分も敗けそうなのに、それでも麦わら海賊団は新世界には遠く及ばないと断言しています。何故かと言えば、仲間が生きているからだと言い放つモリアさん。以前の仲間を有能だったと語り、ルフィたちの実力を認めても、それでも尚、絶対に新世界では生き残れないと断言。

どんでけカイドウは強いのでしょうか。全て失うというモリアさんの台詞からは、とてもカイドウと渡り合ったという印象がありません。つまり、大惨敗だったと。何故か、世間はカイドウと互角に戦った男と噂されていますが、どう見ても過大評価です。本当にありがとうございました。

モリアさんはカイドウと渡り合ったという間違った世間の評価で七武海に選ばれてしまった臭いがプンプンします。やっぱ、ドフラミンゴの戦力外通告は妥当かも


2010年06月22日(火)

「ちゅーぶら」の中田ゆみ先生の新刊がどんどん出て、ファンとしては嬉しい限りです。


特に「彼女の鍵を開ける方法」のエロさが胸に響きます。「アパートの新管理人は借金のカタに売られた美少女転校生」「パンツからはじまるドキドキ☆ハートフルラブコメ」と頭の悪いオビのコメント。

簡単にストーリーを説明しますと、転校生とぶつかって転んでパンチラというのはよくある事ですが、転んだ表紙にお漏らしというのは斬新です。で、パンツを屋上で干していたら一人エッチをはじめてしまいました

キモは倉庫に閉じ込められた時です。倉庫などに閉じ込められてフラグを立てるのはラブコメでは基本なのですが、こちらはヒロインがオシッコしたくなるのです。主人公の取った行動がかっこいいのです。

「早嶺のものなら何だって…行け止められるから!

言ってることは凄くかっこいいのです。そして手を広げてオシッコを文字通り受け止めるのでした。


受け止める!

「うわっ…あったけ…!」とか主人公は思ってましたが、私も胸どころから体の一部が熱くなったんだ…。

さて、今週の「みなみけ」は素晴らしいな!梅雨と言う事で、雨が降って、チアキとトウマと吉野と内田で、はしゃいじゃって水浸しという話。雨の中ではしゃぐ女子小学生4人の姿でだけでもニヤニヤするのですが、水浸しという事で4人でお風呂に入った事が最高すぎるのです。

しかし、さらに最高な出来事があったのです。ヤンマガ30周年として、「アゴなしゲンさん」が帰ってきて、ヤンマガショートギャグ漫画陣と奇跡のコラボをするのです。その名も「アゴなしゲンと30周年物語」。そこへ、我らの「みなみけ」も堂々の参戦!

ゲンさんが荷物だけでなく南違いで、南家三姉妹の家に荷物を届けて、奇跡のコラボが成立するのでした。


奇跡のコラボ

何か色々酷いのですが、「みなみけ」と「アゴなしゲンさん」という、異次元のコラボを見れて私は大感動ですよ。この話は単行本に収録される可能性が非常に低いので、今週のヤンマガは永久保存ですよ!

ヤンマガのショートギャグ漫画の中で、「みなみけ」だけが異様に浮いていました。


胸熱

ヤンマガ30周年の記念漫画に「みなみけ」が加わっているなんてビックリですよね。何よりも、本編は相変わらず背景真っ白ですが、コラボの為にコハル先生が頑張ったのか、本編よりもしっかりと描き込みされていた事が胸熱です。

「みなみけ」7巻は7月6日発売です。フィギア付き限定版はまだアマゾンにありませんが…。
【Amazon】みなみけ7巻



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