漫画版「アマガミ」がはじまりまくっている件 / ジャンプギャグ漫画史に10年君臨した「ピューと吹く!ジャガー」連載終了 / 「聖闘士星矢 THE LOST CANVAS」パンドラ様が可愛すぎる件 / 「ワンピース」覇気とかラフテルとか / 「すきなひと」眼鏡っ娘の真髄
2010年08月27日(金)

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さて、ギャルゲーやエロゲーがアニメになれば、原作のメインヒロインがそのままアニメのメインヒロインになるというのはよくある事。アニメでは結ばれるのは基本1人だけなので、下手に他のヒロインを起用すれば、他のヒロインのファンからすれば納得いかなくて暴動になりかねません。ですので、原作のメインヒロインなら仕方ないという雰囲気になるのです。

で、「キミキス」のメインヒロインは星乃結美。地味子などと呼ばれる程、他のヒロインに比べて全然目立てません。他のヒロインに比べて、人気はありません。でも、やっぱり一応メインヒロインですので、アニメでもメインヒロインですよ。「バトンタッチ。光一のことよろしくね」と、摩央姉も地味子に託し、めでたくハッピーエンド…。


アニメでもメインヒロイン…?

星野さんとはもう会えない!僕は摩央姉ちゃんが好きなんだ!

ええぇ!?
地味子最後にサクッと捨てられてしまいました。なんだこの大どんでん返し。主人公が分裂するなど苦肉の策を使ったのに、メインヒロインは目も当てられない結果。このような失敗を得て、アニメ「アマガミSS」では、1ヒロインにつき4話で話が毎回リセットされるという極めてギャルゲー的に賢い事になるのでした。そもそも「キミキス」でデコちゅー、膝キス、耳キスと、恋愛ステップを5段ぐらい飛ばしてキスの猛攻勢をしたのに、「アマガミ」はさらに上回っていたのです。

というわけで、今期のアニメで「アマガミSS」が俺の中で輝きまくっている事は言うまでもありません。最初の攻略キャラは森嶋はるか先輩。何が凄いって、唇以外ならキスしていいとなり、膝裏を選択する橘さんと、「さすが橘君ね。その考えはなかったわ」と本当にさせて上げる森嶋先輩。


膝裏にキス

変態という名の紳士&淑女のハーモニー。拘りのある、海原雄山も「むっ」と難しい顔をしながら、「ふっふ…この雄山を試しおって、生意気な膝裏だ」と満足してくれるはずです。
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続いては、棚町薫。中学時代の友達から綺麗にフラグを立ててニヤニヤ展開に発展していく様は、一人夜中にアニメ鑑賞してニヤニヤしまくっているという、普通に気持ち悪い自体になってしまいます。そして図書室ではじまったのです。

「これだ!よしヘソにキスをする!」


ヘソにキス

「女の子の肌ってこんなにスベスベなのか…触れるだけでこんなに気持ちがいいなんて。なんだか良い香りがするし、離すのが勿体ないよな」

なにが「これだ!」なのかは理解不能ですが、調子にのってペロペロしだす橘さん。まじパネェっす。薫編のラストはニヤニヤしまくりの悶絶展開。告白ですよ。って、今まで付き合ってなかったのが逆に凄い
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アニメ「アマガミSS」のせいで、俺の中にあったアマガミ熱が再び上がってきたのでした。というわけで「アマガミ」アンソロ「アマガミ -Various Artists-」4巻が発売されました。4巻も相変わらず素晴らしいニヤニヤ展開のオンパレードです。


今回はメインヒロインの他にも、香苗さんとか飛羽先輩とか塚原先輩など脇役にスポットが当たる話が多くて嬉しかったです。真田鈴先生の描く塚原先輩は、もはや芸術の域です。そして、個人的に最も琴線に触れたのは美也なのです。

昨今の妹ブームせいで、今や妹は飽食状態です。もはや、ただの妹では物足りない、もっと、もっと…という消費者のニーズに答えるべく、バカバカ罵るし、持ち物勝手にチェックしたり、兄の部屋に監視カメラしかけるは、盗聴するは、しまいにゃ包丁でブスですよ。

もうね、多種多様な妹が飽和状態で飽きた。だからこそ、原点回避というか加奈のような病弱な、清楚な、可憐な、守って上げたいという妹がお袋の味のように懐かしく心地いいのです。あ、美也は別に病弱でも清楚でも可憐でもありません

まあ、「バカにぃに」と呼ばれ、図書館なので情事を覗き見されたりしますが、それはそれで可愛いってもの。むしろ心地良い。というわけで、美也にスポットが当たった久水あるた先生の「ナニカ・イイコト」がどツボすぎ。

バカにぃに・橘さんは七咲と付き合っているわけですが、キスする現場を目撃して大声出して邪魔をしてしまいます。なんで邪魔をしたのかを考える美也。


美也

「…に、にぃにが悪いんだもんねっ!大声くらいでびっくりしてキスできないなんて。あ、あんなことじゃ逢ちゃんを幸せにできないんだからっ!!」

にぃにが悪いんだもん「ねっ」というのがポイント高いです。もちろん、お風呂シーンが一番の高ポイントなのは言うまでもありません。そして、何かをひらめいた美也は橘さんの部屋を訪れ、ある提案をします。

「にぃにが本番で失敗しないように、美也が練習台になってあげるから。キスの

おいおい。本番でキスの失敗をしないように練習台になるって、はじまりすぎにも程があるじゃないですか。もちろん、変態紳士は実の妹だろうと「美也いい匂い…」とやる気満々です。しかし、本番で失敗しないように練習って、どこかで見た記憶が。デジャブ?なんか練習と言いつつやっている事は本番というものを…。橘氏ねとか言われないでしょうか。なんか包丁が見えるぞ。


練習

しかし、直前んで「ふにゃーっ!」と思い留まる美也。あぶなないあぶない。危うく「Nice boat.」になるところでした。部屋で一人で唇を抑えながら赤面する美也がヤバイ。えぇい、橘さん家の妹の可愛さは化物か!

まだだ、まだ終わらんぞ!
本日「アマガミLove goes on!」の1巻が発売されました。アニメ化の影響で漫画版「アマガミ」が怒涛の攻勢に俺のニヤニヤ指数も上昇するというもの。


まさか黒猫を追いかけたら、黒い下着にたどりつくなんて(紳士的な名言より)


練習

そう、面倒見が良いクールな後輩・七咲逢がヒロインなのです。七咲といえば、スカートの下に水着というコンボで多くの諸兄を撃沈させたほどの猛者。「アマガミ」でも1〜2の人気を誇るリーサルウェポン

で、「アマガミLove goes on!」の七咲がめちゃくちゃ可愛いのなんの。ストーリーは変態紳士分がなく、普通のピュアラブストーリーのような感じ。丁寧に両者が陥落ちる様子が描かれています。七咲の笑顔で恋に落ちてしまった橘さん。着替え中の七咲にからかわれる橘さん。…おかしいな。それはまるで「ネギま!」のネギくんが女生徒に弄ばれてハワハワしてるような。橘さんが七咲に翻弄されて、普通のラブコメ主人公みたいです。

また、赤面する七咲の姿に頬を緩めてニヤニヤするのみ。とくに「…鈍感」と呟いた時の七咲は大気圏突破する勢いで悶絶。七咲の小悪魔っぷりを十分堪能しニヤニヤして癒されるというもの。仕事に疲れたら七咲です

もちろんキモはポンプ小屋


ポンプ小屋にて

やっぱり橘さんは橘さんでした
橘さんはポンプ小屋に連れ込んで変態行為をしてナンボです。というわけで、超素晴らしかった「アマガミLove goes on!」。今のところ漫画版「アマガミ」では一番のヒットです。

関連
漫画版「アマガミ」は素晴らしいな!


2010年08月28日(土)

週刊少年ジャンプのギャグ漫画というのは終わり方も様々でクセがあります。例えば、80年代ジャンプのギャグ漫画を語る上で外せないのは「奇面組」。「3年奇面組」という中学生の変態どものギャグ漫画でしたが、リアル時間と同じように年を取り、高校に進学させて「ハイスクール奇面組」となり連載が続きました。

高校に進学して出番がなくなってしまった、優等生軍団の骨組に想いを馳せたりしましたが、「ハイスクール奇面組」もリアルと同じように年を取りました。しかし、人気があって終わらせられなかったのか、タイムマシンでタイムスリップを3回し、強引に連載を継続。そして新沢基栄先生の腰痛も限界が来て、「ハイスクール奇面組」は連載終了を迎えるのでした…。


「奇面組」完

それは河川唯が目覚めると、「3年奇面組」1話の風景で、今までの話は全て夢だったという夢オチ。しかし、文庫版だと最後のコマに一堂零のシルエットが加筆されており、今までの話はこれから起こる話とも取れます。

また、90年代のジャンプのギャグ漫画といえば、痛烈に他作品をパロしたり他の作家や編集者をネタにしまくった「幕張」は外せません。最終回で木多先生は「俺は自由だ」と巻末コメントをしていました。最後は唐突に訪れ、第一部完となるのでした。


第一部完

第一部「ガモウ編」完

もちろん第二部は永遠に始まる事はありませんでした。しかし、唐突に今までの話は「ガモウ編」だったとして第一部完結というのは強烈なインパクトがありました。

新世紀、2000年代のギャグ漫画といえば大亜門先生の「大臓もて王サーガ」は外せません。ジョジョネタに始まり、他作品のパロがピカ一でした。個人的に、テニプリのパロが出れば、やった!さすが大亜門!おれたちに出来ない事を平然とやってのけるッ!そこにシビれる!あこがれるゥ!と拍手喝さいしたものです。

特に終盤ではスピン、ジョジョの話が濃厚。さらにラブコメ展開にはガッツポーズものです。そして迎えた最終回、タイトルは「さよならは言わない」というもの。


もて王サーガ完

ジャンプギャグ漫画では珍しい日常がこれからも続くという感じで連載終了しました。最終章ともなっておらず普通に第87章となっていたのが印象的。これについて、大亜門先生が単行本の後書きに以下のようにコメントしていました。

最終回です。連載は終わっても話は終わってないので、「最終章」にしませんでした。ギャグ漫画として最後まで悪ふざけで終わることも考えたのですが、84章からラブコメファン、ジョジョファン、スピンからの大亜門ファンへ向けたような感じになってるので、最後もやはり「もて王」のキャラを愛してくれた人達に感謝の意を込めて、ありふれていても真正面から描く事にしました。

あえて真正面から日常を最後に描いたと、感動です。ジャンプは早く大亜門先生を再登場させるべきです。

また、ジャンプギャグ漫画を語る上で最も外せないのはうすた京介先生。「セクシーコマンドー外伝すごいよ!!マサルさん」が連載開始された時のインパクトは凄まじいものがありました。毎回のように繰り出す、不条理ワールドに腹を抱えてゲラゲラ笑ったもの。

特に「マサルさん」は全二部構成だった事は外せません。何の前振りもなく第二部「地獄校長編」がスタートしました。


第2部スタート

コマンドー79「せいいっぱいのうんこ

暗黒先生ジゴックが登場し学校が征服されそうになってしまいました。生徒一同は「オレ達の学校を得体の知れない奴らから守るんだー!」と立ち上がり、暗黒先生に戦いを挑む事を決意。怒った暗黒先生は真の力を発揮しようとパワーを介抱すると同時に天に召してしまうのでした。


第2部完

何もせずに勝利した生徒一同。「勝った…」と大歓声を上げて、そのまま第2部は終わってしまいました。こうして最終回だけの第二部という、最後までギャグ漫画を貫いた「マサルさん」。今でも何度も読み返してしまう程のナンセンスなギャグです。

そして、うすた先生が次に連載を始めた「武士沢レシーブ」。こちらは残念ながら全20話という短期で打ち切られてしまいました。特に駆け足で進んだラストの展開にはビックリ。


武士沢ブレードの最終回

まさかの年表…。
ラストに繰り出された年表と10年後の2019年に、武士沢とトリ男がコンビニで出会い「卵温めますか…?」、「ああ…たのむ!」のやり取りに泣きました。コンビニのレンジで卵温めたら爆発するじゃん、とかそういう突っ込みがどうでもよくなるほどの感動です。

そして、うすた京介先生が次に連載したのは「ピューと吹く!ジャガー」。ジャンプの巻末で短いページの連載でしたが、これがグンバツに面白く毎週楽しみに読んでいたもの。ラストの実は歳を取っていたは最高。そして、10年の連載の末に「ジャガー」は連載終了しました。


ピューと吹く!ジャガー

最後まで不条理ワールド全開で笑わせて頂けました。本当に10年間お疲れ様です。

さて(前フリ長っ

うすた先生のギャグは最後まで本当に面白いです。そしてギャグが素晴らしい点と、もう一つ外せない事があります。それはヒロイン


うすた漫画のヒロイン

「マサルさん」のモエモエこと北原ともえ、「武士沢レシーブ」の国本ちはる、そして「ジャガー」の白川高菜。みんな個性的で可愛いですね。

うすた漫画のヒロインは可愛い(←これが言いたかった)

そういえばジャンプ36・37合併号で、「いちご100%」の河下水希先生がジャンプ漫画のヒロインの水着姿を描いたポスターがついていました。わふー、河下先生が描く「ピューと吹く!ジャガー」のヒロイン白川高菜とか想像しただけでニヤニヤしてしまいます。しかも水着とか胸熱ってものですよ!



河下先生の描いた「ジャガー」のヒロイン

え。


2010年08月29日(日)

先日、「銀塩少年」の3巻が発売されました。カメラを題材にした漫画で、私はカメラは詳しくないのですが、炸裂するラブコメ展開ニヤニヤしています。


未来の写真が映せる主人公・マタタキ。ある日、未来に映ったのは…というもの。16年間ずっと好きだったミライとのラブでコメる展開頬を緩めてニヤニヤしていたのですが、すれ違いが起こったりと中々上手くいきません。で、3巻では表紙も飾る新見さんのターン


新見さん

マタタキ君の大事なものは…私にとっても大事なんだから。(赤面しながら)」

なんて良い娘なんでしょう。というか、これはもう殆ど告白じゃないですか。新聞部でマタタキに片思いしている娘なのですが、ここに来て俺内部の株が急上昇です。

さて、「ババァ結婚してくれ」って言葉あるじゃないですか。作品の最年長者に対する愛の叫びとして使われるわけで。例えば「アイドルマスター」の三浦あずささん。ニコニコ動画をよく見るんですが、あずささんが登場すれば弾幕のように「ババァ結婚してくれ」の文字が流れます。私は、この愛の叫びが大好きです。最近では「ネギま!」のエヴァが登場する度に「ババァ結婚してくれ」と叫んでいます。


エヴァ

ババァ結婚してく…ペロペロ(^ω^)

えっと、つまり年上っていいねって話です。最もたるは「めぞん一刻」の響子さん。響子さんの年上なのに、子供っぽいヤキモチには何度も悶絶して部屋中ゴロゴロと転げ回ったものです。年上なのに年下のような言動によるギャップの破壊力はとんでもない。「こんにゃく」の沙衣ちゃんとか「けいおん」のさわちゃんとか。大人っぽい余裕とか包容力が全くないところが逆に良いのです。

あと気の強い年上先輩が、ハワハワしてしまうのなんて良いですね。「先輩アンソロジー(AA)」で気の強い先輩が可愛いと言われて赤面してテンパるシーンがあったのですが、まあ素晴らしい事。年上の娘は胸熱ってものです。

さらに、ノーマークだったのに一気に来るヒロインというのも侮れません。フリーだ打て!と3Pを決めた小暮ぐらい侮れません。アマガミの隠しヒロインのやってる事はストーカーなのに可愛いからOKみたいな。バグすら心地良いな!

エロゲとかプレイする時に、この娘に決めたと自分の嫁を勝手に決めるも、プレイしてみたら、まったくチェックしてなかったヒロインが最高だったみたいな。ノーマーク故に、坂道を転げまわる如く一気に陥落ちてしまうという事が多々あるのです。

まあ、つまり何が言いたいかというと、「聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話」のパンドラ様が可愛すぎるという事です。

「聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話」といえば、蟹座が無駄にかっこ良すぎてこんなの蟹座じゃないと思ったものです。やっぱり、蟹座は黄金聖闘士のくせにセブンセンシズすら目覚めたていたか怪しいきな臭さが魅力なのです。

で、パンドラ様。足を大開脚して蹴りをアテナに食らわせるなど、ビッチ満載でした。


パンドラ様

しかし、しかしです。その後、おっぱいを後ろから鷲掴みにされた当たりから、パンドラ様はエイトセンシズに目覚めるのでした。というか覚醒しました。186話「灰色の日」という名の、「パンドラの日」からのパンドラ様の覚醒っぷりは舌を巻くばかりです。卍解!それ以降、急にしおらしくなって私の琴線に触れまくるのです。

ビッチが萌えキャラになる瞬間を初めて見てしまった。まいったな。


萌えキャラ化したパンドラ様

「あんたこそ泣いて化粧はげてんじゃねーかよ(赤面)」
「なにィ!?」

なんぞこれ。ここ最近のパンドラ様の怒涛の攻勢が可愛すぎて困る。もはやラブコメです。後でテンマの怪我に絆創膏を貼って上げて、「絆創膏ってね。絆を創るって書くんだよ」とか言えば完璧ですよ。いつの間にかヒロインに昇格してしまったパンドラ様。

パンドラ様最高や!サーシャなんて最初からいらんかったんや!

2010年08月30日(月)

発売から2ヵ月経過しており、凄く今更なのですが「白磁」1・2巻を読みました。泣きました。見事に2巻で上手く完結しており、素晴らしかったと言わざるを得ません。


最初は画家と女子高生のちょっとエッチな雰囲気のある甘々なラブコメかと思ったのですが、とんでもない。途中でヒロインの視力がなくなってからの展開は、醜いようでいて純粋な心情がビビッと響きました。切ないながらも甘い展開にどっぷりです。あと、エロい


白磁

何よりもストーリーが良かったです。作者・モリエサトシ先生が柱に「この漫画は悪い人を出さないようにしました」と述べているように、出てくる人が皆良い人でオレの涙腺を刺激します。また、ヒロイン・生花が可愛い。赤面する姿は当然で、泣き顔も焦点が定まってない表情も読後には可愛いと思えるようになってしまいました。
関連、素晴らしかったと言わざるを得ない:モリエサトシ「白磁」

さて、大変です。みなさん、今週の週刊少年ジャンプ(39号)を読みました?読みましたよね。大変な事が起こってしまいました。姉さん、事件です!それも大事件です。


大事件

「銀魂」の九ちゃんが可愛すぎます。夏らしく水着回だったのですが、デカプリ娘を探してたらロバート絶壁(お妙)に辿り着き、プールに突き落とされて這いあがったら、あら大変。九ちゃんの胸があらわになって、この赤面です。

凄い大事件です…って、違う違う。これはこれで大事件ですが、「ワンピース」が4週の休載になってしまいました。しかし、夏といえば水着回ですね。夏は開放的になると言いますが、漫画も水着回連発で開放的になってニヤニヤものです。でも、夏だけ開放的じゃなくて「To LOVEる」のように年がら年中開放的な漫画も欲しいものです。今のジャンプに足りないのはパンツです

と、話が剃れましたが「ワンピース」が4週休載ですよ、奥さん!597話「3D2Y」では、ルフィのメッセージがようやく明かされました。ルフィが海軍本部で行った行動とは、軍艦を奪いマリンフォードを一周、オックス・ベルを「16点鐘」、花束を投げ込み黙祷という3つの意味不明な行動。


黙祷

で、このルフィの右腕にある「3D」に×で「2D」というものが、メッセージだったようです。「3D」に×で、シャボンディで3日後に集合が×で、「2Y」で2年後というもの。当時は文字すら読みとれず全然分からないと述べたら、3日後じゃなくて2年後というメールを実に12通頂きました。君達凄すぎです。

他の行動は世間の注目を集めるフェイクとゾロは述べていました。まあ、ゾロの事だから、他にもあるルフィのメッセージを見落としている可能性もありますけど。というかゾロにがっかりですよ。ミホークに土下座してまで「おれに剣を教えてくれ!」と頼み込んでいました。野心に勝る物の為とはいえ、どうなのかなと思ったり。しかし、ミホークが嬉しそうな表情をしているのは見逃せません。


嬉しそうなミポりん

「…」と黙っていますが口元が笑っています。「不器用な奴め…お前の様な男がプライドを捨てる時は必ず誰かの為だと決まっている」という心情が胸熱というものです。そういえば最初に出て来た時「若き剣士の仲間か…貴様もまた、よくぞ見届けた…」とか「いいチームだ」と笑顔を見せていたのですが、何か海賊の仲間に関して思う事があるのでしょうか。

で、麦わら一味は「2年後に!シャボンディ諸島で!」と2年後の再会まで各自が知識なり体力なりを強化するようです。この数日前に、ルフィはジンベエと別れていました。


ジンベエと別れる

2年後―魚人島で会おう!お前さんと仲間達がやってくる日を楽しみにしておる!」

麦わら一味同様にジンベエとも2年後の再会をするようです。で、ルフィが何をするのかと言えば修行です。今まで断片的に語られてきた覇気がいよいよ明かされ、ルフィは2年間の修行に入るのでした。ちなみに、覇気の種類は以下のようなもの。

"見物色"の覇気 相手の気配をより強く感じる力
"武装色"の覇気 見えない鎧を着る様なイメージ
より固い鎧は攻撃力にも転じる
"覇王色"の覇気 相手を威圧する力

なるほど、これで覇気の全貌が大体把握できました。ルフィは2年間で3種類の覇気の基礎を学ぶようです。

で、今回のポイントというか最大の疑問は2年間も修行していたら、他の海賊達がラフテルへ到達しないのかな、と。勿論、大航海時代になってから22年間、誰一人辿り着いていませんが。ご存知、ラフテルへ辿り着いた海賊団はロジャー海賊団一行のみ。それでも、均衡が崩れ他の四皇や黒ひげやルーキー達、まだ見ぬ新世界の大海賊がラフテルへ辿り着かないとも言い切れないわけで…。


ラフテルへ行く

ラフテルへの行き方でも教えようか白ひげ

昔、白ひげとロジャーが花見をしながら酒を飲み交わしていた時。サラッとラフテルへの行き方を教えようとしていました。ラフテルへ辿り着くには"D"が関係あるかもとも思っていましたが、このやり取りでは誰でもラフテルへ行けるようです。

2年間も修行してたら、誰かが海賊王になってしまうかもしれません。しかし、この2年間の修行というのはレイリーの提案でした。レイリーは海賊王の右腕なので、ラフテルへの行き方は知っているはず。そんな男が、海賊王を目指すルフィを2年間も修行する事を提案したなら、他の海賊がラフテルへ辿り着かないという確証でもあるのでしょうか…。

ちょっとロジャー海賊団がグランドラインを制覇するまでの経緯を簡単にまとめると…。

26年前 ロジャーが不治の病になる
双子岬のクロッカスが乗船して苦しみを和らげる
23年前 ロジャー海賊団がグランドライン制覇
ロジャー海賊団解散
22年前 ロジャーが自首
ロジャーが公開処刑。大海賊時代になる

というのは以前のレイリーさんの台詞で分かります。そして、ロジャーの航海で詳しい年数が謎だった、ロジャーが空島スカイピアを訪れたという出来事…。


ロジャー空島を訪れる

「我ここに至り、この文を最果てへと導く 海賊ゴール・D・ロジャー」と、古代文字で謎の文章を書いていました。ガンフォール曰く「20年以上間になるが、この空へやってきた」と述べていました。

てっきり、ロジャーが一人でぶらっと空島へ来たと思っていました。23年前に海賊王になって海賊団解散、1年後に自首する間と踏んでいましたが、どうやらそうではないようです。というのも、見聞色の覇気をルフィに説明する時、レイリーさんは以下のように述べています。


覇気を説明するレイリーさん

空島スカイピアでは、これを"心網"と呼ぶ

レイリーさんもスカイピアに行っていた!つまりロジャー海賊団で空島スカイピアを訪れていたようです。ロジャーは"東の海"ローグタウン出身なので、グランドラインでの航路は麦わら海賊団と一緒なのかも知れません。

で、不可能と言われたグランドライン制覇をする過程で空島スカイピアを訪れ「我ここに至り、この文を最果てへと導く」と書き残したという事は、最果てというのはラフテルかな。ラフテルへ行くには文を導く必要があるのでしょうか。ロビンは空島でロジャーの残した「我ここに至り、この文を最果てへと導く」という文章で何かを思いついたようです。


何かを思いついたロビン

「『我ここに至り、この文を最果てへと導く』…文を導く…まさか…"新の歴史の本文"とは…!!」

どうやらロビンの求める"真の歴史の本文"とは、ラフテルが関係してそうな感じです。だからこそ、レイリーに「あなた達は900年前に始まる"空白の100年"に、世界に何が起きたのかを知ってるの!?」と質問したのでしょう。

ラフテルへは誰でも行けるけど、その「行き方」を見つけるのが難しいようです。文を導くの意味が分かりませんが、ラフテルへ辿り着くには、古代文字が解読できないと行けない可能性が高そう。古代文字が解読できたのはオハラの学者だけ。そしてオハラの生き残りはロビンだけ。世界中でロビンしか古代文字の解読が出来ません

というわけで、ルフィ達が2年間修業しても誰もラフテルへ辿り着けないという。レイリーがそこまで見越してるかは分かりませんが。

だがしかし、古代文字の解読が出来なくてもロジャーはラフテルへ辿り着きました。


ロジャーは古代文字が解読できない

「ロジャーはあの文字を解読できたわけじゃない。あいつはな…"万物"の声を聞けた…それだけの事…」

ロジャーは万物の声が聞けた。おそらく見聞色の覇気だと思いますが…。覇気の色には人間のよって得手不得手な色に片寄るとか。エースが覇王色の覇気を使って事を考える、ロジャーも覇王色の覇気も使えたんだと思いますが、得意な覇気の色は見聞色の覇気だったのかもしれません。万物の声って、人どころか物の声も聞こえたんでしょうか。

相手の気配が分かるという見聞色の覇気。しかし、伸ばせばそれだけではないようで…。スカイピアのアイサや神官は島全域まで声が聞けていました。そして、コビーも頂上戦争の中で覚醒していました。


見聞色の覇気に覚醒

覇気に覚醒して、相手の気配を強く感じるどころか、いきなりマリンフォード全域の声を聞いていました。間違いなく、コビーの得意な色は見聞色の覇気です。コビーには見聞色の覇気の才があうようですが、これ鍛えればロジャーみたいに万物の声が聞けてしまうのかも。なんてこった、コビーはひょっとしたらラフテルへ行く方法が分かってしまう可能性も。

で、今回のキモといえばロビンとナミが可愛いのは当然ですが、やっぱりハンコックが可愛すぎるという結論になるのです。


ハンコック

2年後のハンコックとか想像するだけで胸が熱くなります。2年後かぁー…って、ハンコック31歳になっちゃうじゃないですか。ロビンも三十路超えか。それはそれで、さらにエロくなってそうで良し

「ワンピース」4週休載か…。しかしどうという事はない!我々は「SNOW」も「マブラヴ」も「クラナド」も「G線上の魔王」という年単位の戦線を生き抜いてきたのです。1ヵ月ぐらい余裕で耐えられる


ごめん無理
「ワンピース」がないと生きていけない。「ハンター×ハンター」ファンとかまじ尊敬

前回の感想、「ワンピース」一致団結!仲間だもんげ!


2010年08月31日(火)

うわあぁぁぁぁぁ!
今月号のアワーズで「惑星のさみだれ」が最終回を迎えてしまいました。詳しくは単行本が出た時に語るとして、本当に本当に感動した。泣いた。まじ名作。もう最終回を10回以上読みましたが、読むたびに涙腺が崩壊する。


今月号のアワーズは「ドリフターズ」の1巻の続きから読める小冊子に、「惑星のさみだれ」最終回と半端じゃないです。そして何と言っても、「惑星のさみだれ完結記念!」という事で応募者全員に特別小冊子。詳しくはナタリーの記事にも書いてありますが、豪華作家陣による寄稿と、水上悟先生の描き下ろしのオリジャナルエピソード16ページも収録とか。これはアワーズ買って応募するしかありません。10月号と9月号でも応募可能ですので、単行本派の方もアワーズを買うべきではないかな、と。
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また、二宮ひかる先生の作品集「アイであそぶ」が発売されました。「挑発(しかけ)>反応(こたえ)>結合(みちる)」「アイは『する』のも『される』のも楽しい」と、ちょっと挑発的なオビの煽り文。


全11作品収録の短編集。出会い系サイトで出会う女教師と男子高校生の話や娼婦を夢見る女子高生の話など非常に二宮先生らしい作品集。特に「…ごっこ」が俺の琴線を鷲掴みにしやがります。兄妹ごっこプレイとか!


兄妹ごっこプレイ

兄妹ごっこプレイで情事をし、その時のルールが寝たふりをしなくてはならないというのですから非常にいやらしさ全開体の一部が熱くなるというものです。全体的に男女視点で描かれる内面がいやらしくてマーベラスというもの。

さて、まず最初に言っておきたい事は、日坂水柯先生の描くメガネっ娘は可愛いという事です。それも凄く可愛い。恥ずかし事に漫画版「数学ガール(AA)」で初めて日坂先生の描くメガネっ娘の魅力に気付いたのです。


「数学ガール」ミルカさん

黒髪ロング、眼鏡っ娘のミルカさん。これがストライクコースど真中の剛速球にズバッと決まったのは、「数学ガール」のミルカさんのメタルフレームの眼鏡っ娘黒髪のロングヘアーで凛とした雰囲気の美少女という設定が、日坂先生の眼鏡っ娘に対する拘りと奇跡のように合致したからです。奇跡って起こらないから奇跡って言うんですよと言ってた娘が一番奇跡起きたような奇跡です。剛速球はジャイロボールだったのです。

まさに本物の眼鏡っ娘というに相応しい一品でした。というか、最近はなんちゃって眼鏡っ娘が多すぎます。エロゲやギャルゲをプレイすれば、普段は眼鏡なんてかけてないのに、たまにヒロインに取りあえず眼鏡掛けさせてみましたみたいな。普段はコンタクトで、たまに眼鏡という設定ですか。かーこりゃ渇だな、渇!

というわけで本物の眼鏡っ娘に真髄を知るには日坂先生の眼鏡っ娘なのです。そして待ちに待った、「すきなひと」の1巻が発売されました。


そもそも表題作の「すきなひと」は3話で、姉視点、姉の友人の男視点と、眼鏡っ娘視点で構成されていおり、別に眼鏡っ娘が主人公というわけではありません。それでも、オビには「眼鏡+女の子=最強」という方程式を証明する日坂水柯の最新作と銘打っているのです。まったく、分かっているじゃねーかという。まあ、姉も男も眼鏡なんですけどね。まさに眼鏡攻め!

そして日坂先生の描く最強の眼鏡っ娘は以下のようなもの。

・メタルフレームである
・黒髪ロングである
・無表情である
・不思議系である
・黒ニーソである

「数学ガール」のミルカさんが基本的には理想像という感じでしょうか。で、「すきなひと」の亜純はどうかといえば…。


「すきなひと」の亜純

完璧じゃないか…
「すきなひと」の亜純は、日坂先生の描く眼鏡っ娘の中でも最上位に位置する存在といえます。十二宮を守護する12人の最上級聖闘士と言われる黄金聖闘士ぐらい最上です。まあ、2〜3人変なの紛れてますけど。

で、この亜純の何が素晴らしいかと言えば眼鏡っ娘っぷりにつきるのは言うまでもありません。

眼鏡っ娘の特徴といえば、勉強が出来る、読書好き、おとなしい、ドジっ娘というのがパターン化してます。だからこそダメ。女の子わんさか出したら1人は眼鏡っ娘がいます。サブキャラというのが眼鏡っ娘の運命なのですが、おざなりに適当に眼鏡っ娘出しときましたみたいな。そしてパターン化している通りの量産型眼鏡っ娘の出来上がりですよ。そこに愛はあるのかい?(ひとつ屋根の下)

量産型の眼鏡っ娘にもそれはそれで需要がありますが、量産型眼鏡っ娘には個性がないのです。量産型眼鏡っ娘を見て自分には眼鏡っ娘属性はないと決めてかかるな、と。「…ユニーク」と呟く眼鏡っ娘とか、実は宇宙人とかそういう個性ある眼鏡っ娘が切望されているのです。…あれ、長門最強じゃん

で、「すきなひと」の亜純は一見すると量産型のおとなしい眼鏡っ娘と勘違いしてしまいますが、甘い。その短絡的な発想は上等な料理にハチミツをぶちまけるがごとき思想です。亜純は普段から無表情系でリアクション薄く大人っぽいクールビューティーに見え、実は甘えん坊というのは見逃せません。


甘えん坊

寝ている時に姉の布団に潜り込んでおっぱいをちゅーちゅーしてしまうでござるの巻き。なんというかはじまったな!おそらく、「タルるートくん」でTSの次に興奮するのは、おっぱいを吸うのシーンに心のチンコが急上昇したと主張したゴルゴ31さんも大喜びですよ。

さらに、おとなしい性格というか無表情系の亜純ですが、その無表情っぷりはただごとではありません。姉の情事を目撃しても一切の反応がありません。…ユニーク


妹は見た

それでも何か思うところがあったようで友達に相談する姿など胸熱というものです。一見すると、無気力というかあまり能動的ではないんですけど、芯がしっかりして動いているのも魅力の一つではないかな、と。

とにかく日坂先生の描く黒髪ロング眼鏡っ娘はピカ一であり、量産型眼鏡っ娘と違って何かを持っています。

表題作「すきなひと」以外でも眼鏡っ娘がてんこ盛りですので、眼鏡っ娘好きにも、そうでない方にもお勧めしたい至高の眼鏡っ娘漫画です。というか、眼鏡っ娘ばかり強調しましたが、ラブコメとしても逸材。おめがねにかなうと思います。




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