◆ピッコロ(1)◆

漫画のキャラクターには作者の思い入れによって活躍したり消えたりする運命があります。

作者が気に入っているキャラは登場機会に恵まれ、活躍する頻度も上がります。逆に作者にとってどうでもいいキャラクターは途中で登場しなくなったり、1コマで消えたりします

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1コマで消えたキン肉マンのプリプリマン

長作ドラゴンボールの作者鳥山明先生は連載終了後のインタビューで1番好きなキャラクターを聞かれ

うーん、やっぱりピッコロが一番好きかな。敵の中でもピッコロが一番好きですし、そのあともピッコロが一番好きですよ。(中略)

べジータはまあ、そんなに好きじゃないですけど

と、1番好きなキャラクターをピッコロと答えています。まあ、作者に好かれてないべジータも素敵ですけど。

作者が1番好きなキャラクターと答えているので、ピッコロはさぞかし活躍したに違いありません。作者に1番好かれてるピッコロの初登場はコミック14巻でした…

父親であるピッコロ大魔王が孫悟空に敗れ、父の敵を討つことを誓います。


ピッコロ誕生

「父のカタキ殺す!平和キライ!」と大魔王の子供らしく悪役台詞で登場しますが、「そのうち、やってやるぞ!」と超ネガティブな発言。

平和がキライなら今すぐやってやればいいのに。生まれながらに己の実力を知る、チキンの才能が垣間見えます

そして三年後…


ピッコロ誕生

なんともカッコイイキャラに成長しています。さすが作者鳥山明先生が一番好きなキャラだと言うだけあります。

しかし、わずか三年で成長しすぎではないだろうか。そんな疑問を検証する為、デンデの成長を調べると…



4年後は何の変化もありません。さらに7年後にちょっと成長しているぐらいです。ピッコロの3年での急激な成長は明らかにおかしいです。

後に分かる事ですが、ピッコロは自らの体を巨大化させたり伸ばしたりできるビックリ人間だったのです。この時、たいして成長してなかったのですが見栄を張るためにワザワザ大きくなって悟空の前に現れたのでした。見た目から入るなんてまさにパンピーです。

せっかく見た目から入ったのですが、天津飯に
「ピ…ピッコロ大魔王の手下の生き残りか…?」
と、手下と勘違いされる始末

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見た目から入る事に失敗したピッコロですが、実力はどうでしょう。ライバルの重い道着を着ている悟空がチャパ王と戦ってる姿を見て「あの動きではとうてい、このオレに勝つことは不可能だ…」と満面の笑顔での勘違いっぷり。

何だか先が読めてしまいそうな展開ですが、天下一武道会の予選は大柄な武道家をデコピンで仕留め、黒人パーマを首絞めでギブアップさせ、見事予選突破。本戦での活躍に期待がかかります。


初戦の相手はクリリン。3年前にピッコロ大魔王の手下のタンバリンが倒した相手です。ただの手下のタンバリンにやられた相手では、生まれかりであるピッコロの楽勝のはずです。

しかし、クリリンの追跡エネルギー波を目から光線を出して防ぎ、勝ち誇るバカ面を浮かべた所にナイスな一撃が入ります。



クリリンに殴られるピッコロ

3年前にただの手下のタンバリンが「あの程度で達人だったのか…」と雑魚扱いだった男相手に、一撃を食らわせられるなんて恥もいいところです。

続く2回戦の相手は人間の姿を借りた神様です。この時、神様の心を読むという離れ業をしますが、今後一切役に立ちません。魔封波返しという恐ろしくダサイネーミングの技で神様をビンに封じ込め決勝進出。


決勝戦は宿命のライバル孫悟空です。
まずは様子見の状態で、どちらも決め手にかきます。本気モードでの闘いでは悟空に押されはじめます。

怒ったピッコロは会場もろとも吹っ飛ばそうとしますが、悟空の超カメハメ波に跳ね返されビビル始末。

怒ったピッコロは、自信満々で技を繰り出します。



巨大化

既に身長を誤魔化す為に巨大化してるのに、とっておきの技の如く披露するピッコロ。

案の定、小回りがきかず悟空に一本背負いされるという屈辱。ここでやめればいいのに、悟空の口車にのってさらに巨大化します。



「お…おうっ!!!! がはっ!!!!」

悟空に口の中へ入られ、せっかく閉じ込めた神様を救出されます。マヌケそのものです。

このままではジリ貧のピッコロはとっておきの技を出します。悟空はこの技を見た瞬間「なんで今ごろ、そんな技を!!」と完全にコケにしてました。

その技とは追跡エネルギー波。タンバリンに敗れたクリリンが前回披露したくだらん技です

チキンのピッコロは「いくら逃げてもムダだ!!!どこまでも追いかけてゆくぞ!!!!」とアホ面を浮かべて一人嬉しそうでした。

アホ面を浮かべるピッコロに対して、悟空が真ん前に来た時、「あきらめたかーっ!!!」と叫んだ所に…



自分の技をくらうアホ

自分の技をくらいます。愚か者もいいところです。その後、最後の賭けも悟空に通用せずボコボコにされる始末。

チキンのピッコロはこのままでは、勝てないと思ったらしく死んだフリをして悟空に口から光線をだして反撃。情けなさすぎです。

しかし、結局舞空術によって飛んだ悟空の頭突きで惨敗。しまいには悟空に情けをかけられ仙豆を貰い逃走。

チキンらしく笑いながら逃走する姿は、本当にかっこ悪かったです。


その後、5年が過ぎサイヤ人が来襲します。まずは悟空の兄ラディッツが、我らのピッコロと遭遇。

いきなり目の前に現れたラディッツに不意打ちでエネルギー波をくらわせます。この男にはプライドというモノがないのでしょうか…



勢いよくエネルギー波を不意打ちするチキン

「ずあっ!!!!!」

なんともカッコ悪い掛け声で不意打ちをしますが、ラディッツにはまったくダメージを与えてませんでした。

ラディッツに「くだらん技だな…」と駄目だし。確かにピッコロには、ムダにくだらん技が多すぎます。

駄目だしされたピッコロは…


バカ面

プルプル振るえて、ビビルだけ。どこまでカッコ悪いんでしょうか…

ラディッツが去った後に、「ハアハア」とただ震える姿はチキンとして輝いてました。


その後、ライバル悟空と組んでラディッツと闘います。ラディッツがスカウターで戦闘力を計ると…

修行の手を抜いた悟空は416。まじめに修行したピッコロは408でした。5年前に惨敗した時「次に会う日までせいぜい楽しんでおくんだな」と捨て台詞を吐いたのに、結局戦闘力で劣っている体たらくぶり。

いよいよ戦闘が始まります。2人がかりで歯が立たず、エネルギー波で片腕を失います。ちなみに悟空は避けてました

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いよいよ奥の手の魔貫光殺砲を繰り出します。しばらく時間を費やすという実戦では何の役にも立たないくだらん技です。

しかも、偉そうにカッコつけた癖に避けられるという最悪の結果。カッコ悪すぎます。

結局、悟空が押さえつけて魔貫光殺砲でラディッツを倒し終了。1年後にさらに強いサイヤ人が来襲することに…


思ったよりも早くサイヤ人が地球にやってきました。悟飯と修行したピッコロに期待がかかります。

まずは、ゲームということでサイバイマンと戦うZ戦士たち。雑魚のヤムチャがゲームで死ぬ中、クリリンの活躍でサイバイマンを蹴散らします。

最後の一匹もピッコロが倒し、いよいよサイヤ人との死闘が始まります…

→ピッコロ(2)

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